横浜観光1
最近ベタな観光wにはまっているので地元横浜の観光をしてみました。
コースは山手西洋館巡り-外人墓地-山下公園-赤レンガ倉庫-中華街と超王道コースで、観光客には定番ですが、横浜市民はなかなか行かないコースかも?
特に神戸異人館巡りはした事があるのに山手西洋館巡りはした事がなかったのが疑問でしたが、西洋館を公開し始めたのが比較的最近で、おまけに見学しやすいようにか別の場所から山手本通り沿いに移築した建物もあるので知らなかったのですね。
観光客向けの演出は気になりますが、それでも山手イメージを満喫できる西洋館が殆ど無料で見学できるのはいい事だと思います。
長編なので2回に分けます。(それでも長編…)
【ブラフ18番館】
大正末期までカトリック山手教会の司祭館として1991年まで使用され、1993年に現在の場所に移築復元された。
これは司祭館として使われていた頃外から見たのは記憶にあります。
1910年に明治政府の外交官・内田定槌邸として渋谷区に建てられた物が1997年に現在地に移築され重文指定された。
ブラフ18番館の隣に建っている重厚な造りの屋敷。
公開されている全ての西洋館の中で恐らく一番重厚な雰囲気。
イタリア山庭園を出て山手本通りへ、右手にユーミンも結婚式をあげたカトリック山手教会があります。
新しく建て直してしまったので綺麗過ぎる…。
デザインに面影は感じられますが。
イギリス人貿易商ベリック氏の邸宅として1930年に建てられその後セント・ジョセフ・インターナショナル・スクールの寄宿舎となっていたものを2000年に廃校になった時に横浜市が買受け2002年に公開。
この建物の前を毎日の様に歩いていたのに知らなかったのは寄宿舎の頃は壁があったからなのですね(^^;)
この日はコーラスのリハーサル中でした。
エリスマン氏の私邸として1926年に山手内の別の場所にたてられていたものを1990年に移築復元された。
これは元町公園内にあるのですが、この建物を初め色々整備されていて随分変わっていました。
エリスマン邸裏にある関東大震災で倒壊した山手80番館の遺構。
昔は気にも留めていませんでした(^^;)
樹木の中に埋もれていたのかなぁ?
元町公園内の「自働電話」、景観にマッチしていて実際に使えるそうです。
昔はあったかなぁ?(こればっかり)
1927年に建てられた外国人向けのアパート。横浜市の数少ない現存遺構の一つ。
ここでは、弦楽のリハーサル中。
曲はビバルディの「春」でした。
他の西洋館も作品展など催されていて洩れなく有効活用されているようです。
この辺りはこういった公の建物に負けないような超豪邸がたくさんあり見ているだけでも楽しいです。
広さだけなら地方の家も広いのですが、拘りのゴージャスな家々が建ち並んでいます。
お昼は「山手十番館」で、定番中の定番で普段は寄らないのですが、今日はベタに徹しますw
ランチプレートと開港カレー。
開港カレーは当時のレシピを再現したという事で、確かに独特のスパイシーな味でした。
1909年に中澤邸として本牧に建てられ1977年に現在の場所に移築された。
関東大震災で壊滅してしまった横浜市内で唯一現存する木造西洋館ですが、有料(200円)な為か中を見学する人は少ないです。
ここは昔から山手の象徴的な建物で、内部は開港当時の資料館ですが、どちらかといえばアンティークファンにお薦めかも。
ここも西洋館を利用しているもので店内も雰囲気があり昔から有名です。
薔薇で有名なお店ですが、季節なので桜のシフォンケーキを頼んでみました。
好天の週末は募金制の公開をしているそうで、初めて入ってみました。
映画に出てくるようなお墓の間にあちこちに花が咲いていてロマンティックな雰囲気です。
古いお墓が多いのかと思ったら新しいものもありました。
港は建造物が増えて昔より眺めが悪くなったかも…。
1937年に英国総領事邸として建てられたもので2002年から公開。
港の見える丘公園内にありますが、この日は整備中で内部見学はできませんでした。
1926年にアメリカ人ラフィン氏の住宅として現在地に建てられた。
これも港の見える丘公園内にあります。
館内ではピアノコンサートがありプログラムはバッハ6曲でした。
この日は色んな所でクラシックの生演奏を聴けてお得な気分になった日でした。
横浜観光2へ続きます。
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