あぁユネスコ村
かつて日本のユネスコ加入を記念して出来たユネスコ村という世界の建物を集めたテーマパークがありました。
遠足で訪れた人も多いでしょう。
時は流れて今は季節営業の「ゆり園」と「狭山不動尊」のみが残っています。
ユリの開花期間のみの季節営業ですが、首都圏でこれ程のゆり園は他に無いでしょう。
丘陵地である元の地形を生かして、ユリの姿を上から見たり下から見たりできます。
というのは早咲きのスカシユリは上から見るのに適し、遅咲きのハイブリッド系は下から見るのに適しているからです。
オリエンタル系はこれから7月中旬までが見ごろとのこと。
揚げたてのゆり根はほくほく甘くて美味。
次はお隣にある同じくユネスコ村遺産である「狭山不動尊」へ。
ユネスコ村に西武によって建てられたお寺ですが、実は芝増上寺にあった徳川家霊廟から戦災で焼け残った文化財などが移されて保護されたものです。
画像は山門になっている台徳院(徳川二代将軍秀忠)霊廟勅額門(国重文)
額は後水尾天皇(秀忠の娘婿にあたる)の筆によるそうです。
これも同じく増上寺から移された崇源院(秀忠正室)霊廟丁子門(国重文)
お堂は寄贈された羅漢堂ですが、周囲に配置された唐金灯篭はやはり増上寺の徳川家霊廟に全国の大名から競って献納されたもの。
この一角は非公開だからか草ぼうぼう…。
保護の為に集められた文化財で形成されていますし、もう少しメンテを真面目にやって(^^;)同じく文化財を集めた横浜三渓園のように花の名所っぽくすれば場所も悪くないし、もっといいのでは?と思うのですが国指定重文の高札もどこにも立てていないしやる気が感じられないなぁ。
徳川家霊廟が残っていれば世界遺産級だったというし、2011年の大河ドラマの主人公は崇源院であるお江に決まった事からいってもここも注目されると思うのですが…。
一応季節の花は咲きますし、春は桜とツツジの名所ではあるのですけど、メンテがね。
狭山不動尊のお隣にあってユネスコ村よりはるか以前からある由緒あるお寺です。しかし…(^^;)
迎えてくれる新田義貞公霊馬。
先日新田荘を訪れましたがhttp://riders.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-9f58.html
新田義貞の鎌倉攻めに従い余生をここで送ったと言う馬の像で
「私は新田義貞公の霊馬です。新田公の御供を仕り、鎌倉入りをして忠誠を尽くしました。(中略)私を参拝する人に勝運と商売繁盛を授けます。」と語ってくれます。
勝運はともかく、商売繁盛は?(^^;)と思いますが、人参と新鮮な水が供えられていて数ある神馬(お寺だから霊馬だけど)の像を見ましたが、この霊馬の待遇は抜群です。
お堂の中には絵馬はもちろん馬の彫刻があって嬉しい♪
本堂には何故かチベット仏教のマニ車が108個あって「プレイグベル」と説明が…プレイングベルですよね(^^;)
真言宗のお寺なんですがマニ車ってあり?
一応108個クルクル回してきました(^ー^)
多国籍な仏教寺院といえば良く聞こえるかも?
こちらにも徳川霊廟にあった石灯篭が何基かありました。
ユニークなお寺ですが、割と人が来ていますし観光地として「るるぶ」にも載っていますw
【高幡不動】
都内有数の紫陽花の名所です。
新撰組の土方歳三の菩提寺だそうで顕彰碑もあります。
あじさい祭りの期間で境内に屋台も出て沢山の人が訪れていました。
境内には中世高幡城址があり、その周りを囲むように八十八ヶ所巡りをするようになっており、そこに紫陽花の花が沢山植えられています。
これが結構なアップダウンの連続、紫陽花の花に励まされ無ければ一通り見て回るのは無理(^^;)
中盤からはオリエンテーリングの気分になって、良い運動になりました。
こちらの紫陽花は状態も良くてとても美しいです。
【村山温泉 かたくりの湯】
公共の温泉施設でデザインは円がテーマになっているようです。
プールも併設されていて料金に含まれているので泳ぐ人にはお得。
入湯料:800円
ロッカー:有り(無料)
ドライヤー:有り(無料)
備考:石鹸、リンスインシャンプー、ボディーソープ有り
・高幡まんじゅう
・歳三まんじゅう(土方歳三の人形焼)
・護摩煎餅(普通の胡麻煎餅ですがアイディア商品ですねー)
・紫陽花煎餅(あじさい祭り期間限定)
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