萩尾望都原画展
デビュー40周年を記念して開催された萩尾望都原画展を見に行ってきました。
会場は池袋の西武ギャラリーです。
平日だし初日といえどそんなに混んでいないのでは?と思っていたら…大盛況でした!
客層は年季の入ったファン層(自分含む)を中心に思っていたよりも広い年齢層で賑わっていました。
イベントやサイン会がある週末・最終日はどうなることやら
会場は届けられた花で華やか
特に夢枕獏さんのバラ尽くしの花籠が素敵でした。
肝心の原画展ですが、デビュー当時から最新作まで網羅する原画の数々、カラー原画の美しさに感動!
メジャーどころのカラー原画は全てあるといっても良いです。
原画以外にも作品に関連した展示もあって、萩尾望都ファンには絶対お薦め!ファンでなくても美しいカラー原画は芸術として鑑賞できます。
一番好きな「11人いる!」の原画を見る事ができて感激しました。何て美しい
あんまり良かったのでもう一回位行っちゃうかも…。
物販コーナーもアツかったw
レジがお客に対して少ないのか長蛇の列でした。
書籍や定番の複製画の他に原画展の為に企画販売されたのは、香水・ハンドミラー・タンブラー・クリアファイル・ポストカード・ハンドタオル・手提げ・金属製しおりといったところ、他には舞台関係や人形関係もありました。
文字通り大人買いしている方も多かったです。
ただ、あしらわれているイラストはともかくとしてグッズの種類がメインの購買層である4~50歳台向けにはちょっと微妙…という感じ。
そんな中、大人向けなポーの一族香水はお値段6,825円ですが結構売れていました。
私ももちろんゲット。
・ポストカード2種「ポーの一族」「トーマの心臓」
・香水「ポーの一族」
・40周年アニバーサリーブック
・クリアファイル「メッシュ」
「11人いる!」のグッズが欲しかったなぁ。(しつこい)
”白ばらの香りでラストノートは石鹸風”ということです。
確かに甘いながらも清潔感があって香水が余り得意ではないのですが、これならOK。
現実のばらの香りでいうとブルー系の香りに似ていると思いました。
限定300個販売と言う事ですが、結構良い売れ行きでしたので週末まであるかどうか?
もしかしたら初日で完売かも?
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コメント
香水もスゴイわあと思ったのですが、11人いる!の原画がきちんと残されているのがまたスゴイですねぇ。
30年位前、いろいろ読んだものでした。
11人いる!は今読んでも十分読み応えのある作品ですね。
萩尾さんのSFは面白かったなー。
ご本尊を拝謁してみたいものです。もう御歳おいくつかしら。
投稿: kotorama | 2009年12月18日 (金) 14時22分
>kotoramaさん
原画はもう40年前のものも全て綺麗な状態でした
そしてカラー原画は雑誌やコミックなどの印刷では表現できない美しさがありましたねー、もう感動の嵐でした。
萩尾さんは今年で還暦の様です。とてもそうは思えませんね。
30年位前にやはりデパートのイベントでトークショーがあったのですが、その時に生萩尾さんを拝見しました。
その時のお土産は子供だったので450円の小さなしおり(印刷サイン入り)が精一杯でした。まだ持っています(^^)
投稿: REIKO | 2009年12月18日 (金) 17時38分
そんな素敵なイベントが…
萩尾さんの漫画でちゃんと読んだのは原作ありの『百億の昼と千億の夜』
くらいなんですけど、華麗なイラスト原画を見てみたいものです。
どれも大作という感じなので、どれから読もうか? と、中々手にできず
今に至ってますが、やはり「ポーの一族」「トーマの心臓」は読みたいなぁv
投稿: ぱっく | 2009年12月18日 (金) 22時21分
>ぱっくさん
「百億の昼と千億の夜」の原画もありましたよ。あれも名作ですね~
「ポーの一族」や「トーマの心臓」も耽美で良いです。
もしSF好きなら短いし断然「11人いる!」がお薦め!
(今思うとちょっとヤングライダーズっぽい設定ですw)
「ゴールデンライラック」とか「イグアナの娘」とかも泣けます。
結構文庫化されているのでお気軽にどうぞ(^^)
投稿: REIKO | 2009年12月18日 (金) 23時23分
お勧めありがとうございます。
とりあえず吸血鬼ものありましたよね? それを読破したいと…
そういえば…高校の頃に、部活の入部希望者を連れて部室に移動した時、
最初に数えた時は10人だったんですよ。
私と、もう1人で数えました。
で、部室で椅子を用意してたら
友達 : ねぇ、11人いるよ?
私 : 11人…
友達&私 : 『11人いる!』(笑)
なんて事がありました。
私は原作を読んでいなかったのですが、丁度OVAを見たばかりだったので。(笑)
喋りながら数え間違ったんだねって事で深く追求もせず。
勿論、不審者はいませんでした。
「イグアナの娘」はドラマ化されてましたよね? あれも萩尾望都先生でしたか。
ヒット作1本でも凄いのに、何本の名作を生み出していらっしゃるのか…!
投稿: ぱっく | 2009年12月22日 (火) 10時07分
>ぱっくさん
吸血鬼ものは「ポーの一族」ですね(^^)
今回の原画展示会でもメインは「ポーの一族」でした。
やはり定番というか名作ですね~。
「インタビュー・ウィズ・バンパイア」とか「トワイライト」は原作者が絶対「ポーの一族」にインスパイアされていると思います。
だって設定が似すぎているし。
「11人いる!」って言葉はつい使っちゃいますよねw
アニメ版は主題歌が今でもお気に入りです(^^)
珠~にBSとかで放送していますよね。
NHKドラマ版は…凄(酷)かったですw
怖いもの見たさでもういちど見てみたい位酷かった…w
「イグアナの娘」もそうですが、心理的な葛藤を淡々と(しかし泣かせる)描くのが得意な作家さんだと思います。
絵柄も良いのですが、その辺りが魅力で何十年経ってもひきつけられます。
投稿: REIKO | 2009年12月22日 (火) 14時35分