« フランス大使館アートイベント NO MAN'S LAND | トップページ | 天然パパイヤ »

2010年1月23日 (土)

ルノワール~伝統と革新展

Img_0937 国立新美術館に「ルノワール~伝統と革新」展を見に行ってきました。

会期はじめだし開場すぐだったのでそれ程混んでいないだろうと思ったら大盛況!
しかも、普通の美術展と違って男性比率が高い!6:4から7:3で男性が多いです。これは珍しい。
…ルノワール好きには男性が多い?

展示は4つのパートに分けられていて

Ⅰ章 ルノワールへの旅
初期から晩年までランダムにピックアップしたルノワールの代表的な作品を集めた部屋。
「アンリオ夫人」や「団扇を持つ若い女」など今回の目玉はこちらにあります。

Ⅱ章 身体表現
ルノワールといえば裸婦、現実ばなれしているほど豊満な、それでいて温かみのある裸婦像群が展示された部屋です。
面白かったのは岐阜県美術館から来た「泉」と大原美術館から来た「泉による女」は、殆ど同じ構図・テーマの作品で、この二作は制作年が4年違いますが、その年月での微妙なタッチの違いを見る事ができることです。

Ⅲ章 花と装飾画
神話がテーマになった作品や、室内装飾の為に描かれたクラシックな作品が集められています。
ルノワールとしては珍しいテーマの作品群です。

Ⅳ章 ファッションとロココの伝統
ルノワールといえば裸婦や少女の他に当時の最新流行のファッションを身に纏った女性を描く事でも知られていますのでそれがテーマの部屋。
今回の副題の「伝統と革新」を象徴する作品群だと思います。
ただ、この部屋は箱根の「ポーラ美術館」から来た作品が多いのでちょっと新鮮味が…(^^;)

作品展示の他にもルノワールの使用する絵の具や描写方法への科学的アプローチなどもあり、ルノワールを満喫できる展覧会でした。
惜しむらくは、国内外から(特に国内の主なルノワール作品が全てといって良いほど一同に会しています)主な作品が集まっていますが、大作系の代表作「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」「シャルパンティエ婦人と子供たち」や小作品ですが代表作「イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢」が来ていなかった事です。
でも、これらは保険料が大変そうですね…。

音声ガイドが松坂慶子さんというのは…何となく納得ですw

Img_0938 展覧会は男性が多いのですが、物販コーナー(例によって外から)は女性が殆ど(^^;)

特別販売の各種お菓子は良い売れ行きで当日分の売り切れ続出。
今回展示が無い「イレーヌ嬢」のクリアファイルも飛ぶように売れていました。
我が家ももちろん購入w

Img_0941 展覧会の後は3Fに登って「ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ」でランチを。

ルノワール展スペシャルコースをオーダー。

Img_0945 フランス産 鴨フォアグラのパート・ブリック包み焼きグリーンピースのピューレ添え
香り高いマデラ酒ソース

平たく言うとフォアグラ入り春巻きです。

Img_0946 海の幸の盛り合わせ
黒オリーブのクーリーブイヤベース・スープと共に

とてもスパイシーな一品、これはルノワールが晩年に過ごした南仏の町から見た海をイメージしたそうです。

Img_0949 グリオット・チェリーのクラフティー リムーザン風
ヴァニラアイスクリームと共に

リキュールの効いた大人向けデザートでした。

以上で5,800円。
グラスワイン・コーヒーは別オーダー、バゲットは食べ放題です。

Img_1167 六本木の国立新美術館から白金までテクテク歩いてフランス大使館旧庁舎で行われているアートイベントへ向かいます。

※長文なので別にアップしました。
http://riders.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/no-mans-land-eb.html

Img_1171本日のお風呂はフランス大使館から程近い銭湯です。
温泉カテゴリーに入れていますが、こちらは普通のお湯です。

【アクアガーデン三越湯】

昔ながらの銭湯を近年建替えたマンションの一階にある銭湯、もちろん銭湯料金で入浴できますが小さいながらスーパー銭湯並の設備が一通り揃っています。
場所柄壁に囲まれていますが、露天も週交代であります。
タイルにはミュッシャの絵があり、鏡はハート型(笑)
こんな都心の一等地にあるのに綺麗で快適な貴重な銭湯ですね~!

Img_1179 小さいながらもバーカウンターもあって湯上りの一杯を楽しめます。

場所柄芸人さんやスポーツ選手も時々飲みに来るそうでバーカウンターは重宝されているそうです。

入湯料:450円
ロッカー:有り(100円バック式)
ドライヤー:有り(20円/3分)
備考:銭湯なので石鹸・シャンプーは設備にありません

Img_1202 お風呂でさっぱりしたあとは「大豊記」という餃子屋さんへ。

恵比寿餃子が有名な様子。

Img_1200 恵比寿餃子(写っているのは2枚分)とラーメンを食べました。

恵比寿餃子は薄皮に包まれてイベリコ豚とプリプリの海老入り、実にリッチな食感です。
普通サイズの餃子の倍位の大きさがあります。

Img_1212 本日のお土産

・ルノワール展クリアファイル2枚

・ルノワール展オリジナルお菓子

|

« フランス大使館アートイベント NO MAN'S LAND | トップページ | 天然パパイヤ »

コメント

ルノワール、観に行きたいです。
小学生の頃、家族でルノワール展を観に行った記憶がありますが、あれはどこだったのやら?
大使館に温泉ととても盛りだくさんな一日ですね!お疲れさまでした〜。

投稿: りぶる | 2010年1月25日 (月) 20時33分

>りぶるさん
これぞルノワールの代表作!というのは来ていませんが、少なくとも日本中に散らばったルノワールの名作を一度に鑑賞できますのでルノワール好きにはお薦めです(^^)
多分どんどん混んできますので早い目の訪問をお薦めします。
この日はあちこち歩いたのでちょっと足が痛くなりました~(笑)

投稿: REIKO | 2010年1月25日 (月) 21時45分

この記事へのコメントは終了しました。

« フランス大使館アートイベント NO MAN'S LAND | トップページ | 天然パパイヤ »