ヴィジェ・ルブラン展+福島アンテナショップ
暴風雨の大荒れなお天気と美術館日和(^^;)
ということで気になっていた「ヴィジェ・ルブラン展」に行ってきました。
それまでは活躍の場が限られていた女性画家達が、ロココ時代に宮廷での肖像画を中心に活動の場を広げて行ったのですが、その旗手であるヴィジェ・ルブランの作品を中心にした、ロココと革命の時代に翻弄されていった女性画家達の展覧会です。
ヴィジェ・ルブランといえば、マリー・アントワネットの肖像画を描いた事で有名。
アントワネットの肖像画の他にも「文句があるならベルサイユへいらっしゃい!」のポリニャック夫人やヴィクトワールおばさまの肖像画etc.、ベルばらファンなら萌える要素があります(笑)。
というかこの展覧会のターゲットはこの辺りではないでしょうか?
面白かったのは「こういう風に美人画を描ける」事をデモンストレーションする為もあってルブラン夫人が自身の美しい自画像を多く描いた事。
娘を描いている姿の自画像があるのですが、カンヴァスに描いている愛娘よりも自分を魅力的な美人に描いているあたり、プロ根性を見ましたw(いや、実物も美人だったんでしょう、きっと)
他の画家達は夢見るようなタッチのいかにも女性的な絵を残していますが、流石にルブラン夫人の絵は抜きんでて印象的です。
展覧会のお土産はいつもの通り。
前回来た時も思いましたが、三菱一号館美術館の展覧会のグッズはなかなかツボを押さえていてセンスが良いです。
そう言いながらも、買うものはそのツボなグッズではなくいつも通りですが(^^;)
ランチはブリックスクエア内のレストランで。
山形牛100%と店頭にあったのに惹かれて入った店です。
小さく東北応援という事で。
美味しかったですよ~。
その後暴風の中八重洲側へ向かい(風で傘の骨が曲がった
)福島県のアンテナショップへ。
観光案内がメインな感じですが、福島県産品の販売もしています。
銘菓ままどおるは人気で販売個数制限をしていました
また我が家の酒蔵にお酒が増えてしまった~。
袋は野口英世です。
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コメント
ヴィジェ・ルブランについては、TVの特集番組で見ましたが、
すごく綺麗な肖像画を描く人ですね。
13歳の時に弟を描いたという絵も、完璧すぎてびっくり。
そして、ご自身の絵が一番素敵で、まるで天使のよう。
本当に本人がこんなに綺麗で、年取っても若く見えたのかな。
ままどおるは美味しいですよね。
近所のヨーカドーで先日売ってたのを数日楽しみました。
銀座の数寄屋橋交差点の近くに、三万石のお店があったはずだけど、今はどうなっているのかなぁ。
投稿: しぶや | 2011年4月26日 (火) 21時38分
>しぶやさん
ヴィジェ・ルブランは顧客好みの美化が上手な画家なのでしょうね。
まるっきり嘘じゃなくこういう見え方もするのね、とその人の個性を引き立てる美化が上手。
そこがフランス革命後に亡命してあちらこちらへ移り住んでも人気があった秘訣なのでしょう。
どの絵も可愛くて魅力的、特に瞳が良かったです。
他の展示作品もフランス宮廷の人物が多くて、しばしばベルばらのセリフが頭に浮かんでしまいました(^^;)
投稿: REIKO | 2011年4月27日 (水) 14時03分