吾妻渓谷と四万温泉
紅葉狩りの季節ですが週末は雨続き(--)しかし天気予報をみると好転しつつあるので出かけてみました。
今回は吾妻渓谷と四万温泉方面です。
渋いお天気の朝ですが、関越はそこそこの交通量です。
みなさん気持ちは同じかな~。
吾妻渓谷に到着。
八ツ場ダムの工事が進みあと数年で渓谷の半分が沈むことになっています。
中止と続行で揺れていますが、工事はずいぶん進んでいて住民のどんどん移転していますね。
熊鈴をつけて吾妻渓谷の遊歩道へ。
この遊歩道、結構な道でダム建設の関係でしょうか関東地方の景勝地にしては遊歩道整備が現代的ではありません。
(ナチュラルともいう)
更に最近の豪雨続きで遊歩道はかなり荒れているし雨上がりという事で岩や落ち葉が滑る~。
いくつも滝を横切ったり急なアップダウンがあったりと「遊歩道」という感じではないかも。
いやーいい運動になりました
そんなこんなで吾妻渓谷を満喫。
紅葉は高低差があるので来週にかけて見頃が長く続く感じです。
ここはなかなか見ごたえのある渓谷ですが、ダム建設問題で整備されないままになってるのがもったいないです。
計画変更で渓谷の見どころが残ることになるそうなので、鑑賞しやすく再整備をすると良いなと思いました。
吾妻渓谷の後は四万温泉へ向かいます。
最初は四万湖(中之条ダム)です。
紅葉が湖面に映えて綺麗です
更に上流へ進み四万の甌穴群。
甌穴というのは川底が石の摩擦で円形に削れたものをいいます。
ここには大小8つの甌穴がありました。
水も綺麗~
【山口露天風呂】
四万川が目の前にある露天風呂で温度差のある複数の岩風呂はミニミニ砂湯という風情です。(画像右側)
入湯料:無料
ロッカー:無し(棚だけ)
ドライヤー:無し
備考:源泉かけ流し、石鹸類なし
【上の湯】
入湯料:無料
ロッカー:無し(棚のみ)
ドライヤー:無し
備考:源泉かけ流し、石鹸類なし
そうこうするうちにお昼を過ぎたのでランチでまったり。
「柏屋カフェ」で名物のカレーと
温泉マーク入りカプチーノです^^
とても人気があるお店でした。
まだまだ温泉巡りは続きます。
付き合いきれないのでここも夫のみ。
私はデジカメを片手に温泉街を散策です。
【河原の湯】
四万川の河原の石を積んで作ったという洞窟風のお風呂。
入湯料:無料
ロッカー:無し(棚のみ)
ドライヤー:無し
備考:源泉かけ流し、石鹸類なし
一旦駐車場から車を出して四万の最奥部にある奥四万湖(四万川ダム)に向かいます。
群馬は本当にダムが沢山ありますねぇ!
しかも観光地になっているダムが多いです。
湖水が不思議なエメラルドグリーンの色をしています。
温泉成分が入っていると言いますがその影響でしょうか?
惹きこまれそうな色
まだまだ温泉は続きます。
今度は私も入りました
黒御影石をくり抜いたという湯船が贅沢な雰囲気。
四万の共同湯は全て無料なのにとても綺麗で素晴らしいです。
【御夢想の湯】
入湯料:無料
ロッカー:無し(棚のみ)
ドライヤー:無し
備考:源泉かけ流し、ケロリン、石鹸類なし
御夢想の湯の目の前にある日向見薬師堂にお参り。
茅葺屋根が良い感じに苔むしています。
再び温泉街へ戻って〆の湯は四万温泉と言えばここ、積善館です。
右側の湯屋は元禄時代の建物という事で激渋です。
お風呂は昭和初期の物ですが今でいうスチームサウナもあったりとレトロな名湯です。
この橋で記念撮影する観光客多数。
「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルと言われています。
【積善館】
入湯料:1,000円
ロッカー:無し(棚のみ)
ドライヤー:無し
備考:源泉かけ流し、ケロリン、ボディソープ・シャンプー有り、カラン一か所
四万温泉に別れを告げて帰路へ。
時間調整を兼ねての夕食は上州名物の上州豚のカツです。
しかーし事故渋滞を喰らって30分程のロス、事故渋滞は止まっちゃうのが難です。
りんごや野菜類と群馬なのでこんにゃく。
四万でお土産と言えば「おいらんふろう濡甘納豆」です^^
紅葉が始まった四万温泉はレトロな風情と美しい水が魅力の良い温泉街でした。
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