フェルメールからのラブレター展
Bunkamuraザ・ミュージアムで開かれている「フェルメールからのラブレター展」に行ってきました。
修復作業後世界初公開となるフェルメールの「手紙を読む青衣の女」を始め「手紙を書く女」「手紙を書く女と召使い」を目玉に同時代のオランダ絵画の展覧会です。
三点のフェルメールの絵で共通するテーマの「手紙」から連想する、人の間の絆、家族の関わりといったテーマが中心で題材も雰囲気もアットホームな絵からなる展覧会でした。
鮮やかなウルトラマリンブルーの輝きを取り戻した「手紙を読む青衣の女」は美しかったし他の二点も繊細で素晴らしい絵でした。
フェルメールの絵もそうですが、左(の窓)から光が刺す絵が多かったのですが、これは当時のオランダ絵画の定型なんでしょうか?
展示作品の多くに光の明暗を効果的に扱いレンブラントの影響を強く感じました。
しかし日本人好みのフェルメールという事で、混んでいます。
Bunkamuraザ・ミュージアムがあんなに混雑しているのは初めて見ました(^^;)
おまけに小さい絵が多いので近くから見る形になるので余計に混雑~。
夏に「真珠の耳飾りの少女」が来る時が思いやられます(^^;)
グッズ売り場も盛況。
お決まりのグッズ関係の他に、今回は手紙がモチーフという事でレターセットや切手風シールなどがありました。
フェルメールという事でラピスラズリのアクセサリーも沢山。
複製画の売れ行きが良かったのにちょっとびっくり…。
展覧会の後はミュージアムの横にある「ドゥ・マゴ・パリ」でランチを。
「フェルメールからのラブレター展」開催記念メニューを注文しました。
当時のレシピから再現されたひき肉のローストレモンソースというメニューでハンバーグがハート型をしています。
セットメニューにはお菓子の添えられたドリンクがついていますが、2杯分以上の分量。
これで1,785円(グラスワインは別)はとっても良心的。
…ということでこちらも混んでいました(笑)
お決まりのクリアファイルとチケットファイル、西洋絵画の巨匠に「名画 絶世の美女」。
「名画 絶世の美女」は名画に描かれた美女をさらっと紹介した本で、帰りの電車の間に読み切れるお手軽さ(^^;)
中ではルートビッヒⅠ世の美女ギャラリーは初めて見たので興味深かったです。
ただ、絵に描かれた美女のモデルも示してくれるともっと良かったかも。
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