戦火の馬
映画「戦火の馬」を見てきました。
イギリスの農村の少年アルバートと馬のジョーイが第一次世界大戦で欧州へ渡り数奇な運命を辿る話です。
馬のジョーイは軍馬として徴用されて色々な人の手に渡るのですが、過酷な運命の中、出会う人出会う人が馬を愛する人々のオンパレード、ラッキーな黒馬物語の様です。
そして突っ込みどころも沢山、あんな目に遭ったサラブレッドが果たして生き残ることが出来るのか?生傷も絶えないし、そもそも最初の開墾の場面で潰れちゃうんじゃないか、と思います。
それに馬が相棒の馬を助ける場面が何度も出てくるのですが、有り得ない…そんな馬いないでしょ(^^;)
戦争映画であり、戦争の悲惨な場面も沢山出てきますが、血は一切無し(見たくはありませんが)人が倒れても死体が累々と転がっていても直接的な残虐シーンはありません。
フランスの女の子も含めてその運命を示唆しても直接描きません。
おとぎ話の様な映画でした。
スピルバーグ監督だし「ET」の馬版というか。
多分この映画は低い年齢からも見れるように配慮しているのでしょうね。
でも長いです、たっぷり2時間半、大人はともかくお子様はそんなに見ていられるでしょうか?ちょっと疑問です。
そしてこの映画はアカデミー賞でも作品賞始め数部門でノミネートされました。
この映画が作品賞にノミネートされちゃうんだぁ…というのが正直なところ。
馬好きなので見に行きましたが、ちょっとこの映画は生ぬるかったかな。
伏線もきっちり回収するし無駄なシーンが無かったのはGOOD。
馬好きだからこそ馬に関連する色んなところが気になってダメなのかもしれません。
映像は特にイギリスの農村場面がとても綺麗で良かったし映画館で観るのに向く映画でそこは良かったです。
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