2012年8月29日 (水)
2012年8月28日 (火)
2012年8月25日 (土)
アミューズミュージアム~浅草サンバカーニバル~江戸東京博物館
今週のぐるっとバスは下町方面です。
浅草寺の横にある「アミューズミュージアム」です。
日本の布文化と浮世絵の美術館だそうです。
浮世絵部分はデジタルシアター展示で、メインは布文化。
コンセプトは「もったいない」。
かつての青森での生活着物-美しいぼろ布-がアートに展示されています。
撮影OK、触れるのもOK。
実用的でいながら丁寧な手仕事の刺し子の着物。
ただの布も刺し子を施すことによって補強され装飾されます。
青森と言えば三内丸山遺跡。
これは8,000年前の土器と黒曜石による石器。
現代は安価な衣類を使い捨てにしていますが、かつての日本は物には神が宿ると考え、布も大切に大切に手を入れて使い続けていたという事を思い出させる展示内容です。
添えてある文章も心に沁みますね。
屋上からは隣の浅草寺が一望できます。
反対側はスカイツリー。
しかし、このアミューズミュージアムの対象はどういう層なんでしょう。
浅草寺横だから外国人観光客向けかと思いきや日本人じゃないと理解できない部分もあるかも…。
展示は見ごたえあったし見せ方も良かったけど。
お昼はお蕎麦屋さん。
で、駅に降りたときから妙~に人が多いと思ったら、今日は浅草サンバカーニバルの日じゃありませんか(^^;)
ついでなので見て行くことにします。
浅草サンバカーニバルをみるのはもちろん初めて。
実際見ると迫力ですね~。
いくつかのダンスチームと企業がスポンサーのチームが浅草の街を踊りながらパレードし競い合うのですが、なかにはゲームキャラ(ラグナロクオンライン)のコスプレも。
これはこれで盛り上がっていました。
見物客も大変ですが、踊りまくるダンスチームは更に大変でしょう、熱中症対策にペットボトルを運ぶスタッフもパレードに参加していました。
次は都営浅草線で蔵前経由大江戸線乗換で両国に向かいます。
たった二駅なのに乗り換え、直線距離なら大したことないのですが。
吾妻橋から見たスカイツリー達。
両国に到着。「江戸東京博物館」です。
ここは企画展を見にきた事があります。
しかしこの建物は前衛的、江戸東京を展示するならそれらしい建物が良かったのでは?ハイテク模擬天守とか(^^;)
とにかく内外ともたっぷりお金がかかっていそうです。
ぐるっとパスで入れるのは5F6Fの常設展示、しかしかなりのボリュームです。
江戸時代から東京オリンピック位までの東京の移り変わりをジオラマなどで展示してあります。
と書くとこじんまりしたイメージですがそんなことはなく、大掛かりなものが多いし体験できるものもあるのでなかなか楽しい。
しかし、数々のジオラマが素晴らしいですね~。
江戸・東京は関東大震災と空襲で幾度も壊滅状態になっても立ち上がって今の繁栄があると改めて思います。
あの状態でよくぞ人々が生き残り、今でも古い時代の建物がそこそこ残っているのは奇跡の様に思います。
ここは外国人観光客がとても多かったです。
夕食は両国駅前で江戸風鍋。
どの辺が江戸風かというと、多分牛蒡のささがきが入っているあたりだと思います(笑)
アミューズミュージアムで馬の手ぬぐいを。
アミューズミュージアムも江戸東京博物館もミュージアムショップの内容が割と似ているのですが、手ぬぐいに関してはアミューズミュージアムの方が豊富かな。
なんたって馬物が二種類もありましたから。
本日のぐるっとパスで無料になった入場料は、アミューズミュージアムが1,000円、江戸東京博物館が600円、累計で13,570円です。
2012年8月24日 (金)
2012年8月20日 (月)
中越~下越旅行三日目 越後湯沢編
今日はちゃんと目覚ましをかけて朝から温泉へ直行
同じことを考える人が多いのか、昨夜よりも人が多くて大入り満員だったのは驚きです(^^;)
遅いチェックインの人とかもいるからかな。
朝食はバイキング、最近はホテルでも旅館でも殆どそんな感じ。
偏食な私は嬉しいです。
今日も夫の分、カレーは無かったらしい(笑)
湯沢高原ロープウェーでアルプの里に向かいます。
今まで色々ロープウェーにのりましたが、これは大きい!
と思ったら世界最大級でした。
ロープウェーからは越後の山々と越後湯沢の町が一望できます。
快晴なので良い眺め
アルプの里到着。
冬はスキー場ですが、サマーシーズンは花畑やアトラクションがあります。
山頂駅には山なみを見ながら足湯に入れます。
しかし、猛暑なのですぐ退散
ここは高低差があってちょっと広いので園内を無料バスが走っています。
目的はロックガーデンなのですが、行き先を見ていなくてサマーボブスレーのある場所に来てしまいました(^^;)
ここからボブスレーで降りた所にロックガーデンがあるという事で、成り行きで乗ることに。
間違ってこなかったら乗らなかったけど夫が楽しんでいたからまぁいいです。
ロックガーデン到着。
日本最大のロックガーデンなんだそうです。
山の上はもう秋の気配ですね。
ロープウェーで降りる頃にはこれから登るお客さんが一杯来ていました。
早めの行動で良かった~。
三国街道を通って群馬方面に向かいます。
目的は法師温泉、豪雪でえらい目に遭った時以来です。
よくこんな道を延々と豪雪の日に通ったな~。
雪が無いとただの細い坂道ってだけなんですが。
【法師温泉 長寿館】
言わずと知れた秘湯・名湯、雰囲気たっぷりでいてきちんとした設備があり整理整頓されている所も好ましい宿です。
日帰りでは入れない温泉もあるので、ここはいつか泊まりたい。
入湯料:1,000円(自遊人の温泉パスポートで無料)
ロッカー:無し(籠のみ)
ドライヤー:有り(無料)
備考:源泉かけ流し、カラン女性専用風呂のみあり、シャンプー類の銘柄は「秘湯」
もちろん私は女性専用の長寿乃湯へ、有名な法師乃湯に比べると狭いけどカラン(樋から木の箱に温泉を溜めるシステム)があるしシャンプー類も備えられています。
名湯の女性専用風呂ってどこでも空いているから穴場で快適です。
温泉は湯船の中で足元湧出、ポコポコと泡が昇りながら湧いています。
雰囲気がありますね~。
無料で入った事だしお土産も買いました。
よくあるパッケージだけのじゃなくてオリジナルのお菓子のようです。
月夜野方面へ下り、たくみの里へ。
昔の宿場町が今は道の駅を中心とした観光スポットになっています。
良い雰囲気の街並で色々体験ができるようです。
復路は平日だというのにところどころ渋滞、それでも余り時間のロスなく帰宅できました。
お天気に恵まれ猛暑続きでちょっと疲れましたが、楽しい旅行でした。
2012年8月19日 (日)
中越~下越旅行二日目 寺泊編
熟睡したらしく目覚ましをかけなかったら朝食時間ギリギリ(7時)に目が覚めました。
よって朝風呂はパスすることに
朝はバイキング。
品数が多かった、これは夫のです。朝からカレー…(^^;)
弥彦方面へ向かいますが、バイパスを抜けてちょっと遠回りして海沿いの越後七浦シーサイドラインを通ります。
越後七浦シーサイドラインは青い海に奇岩が続く絶景道路です。
これは天然記念物の立岩。
それにしても新潟はバイパス網が素晴らしい。
更に弥彦山スカイラインで弥彦山頂へ至ります。
ここも絶景スポットで日本海に浮かぶ佐渡が一望できました。
肉眼だとはっきり見えましたが画像だとわかり難い白い雲の下あたりに佐渡が写っています。
山から下りて弥彦神社、越後国一宮です。
ここは沢山の人が訪れていました。
旅の安全etc.を祈願して参拝。
弥彦神社で買ったお守りと名物・玉兎。
村を荒らしていた兎たちを弥彦の神さまが諭して収めたという伝説から来ているそうです。
いろんなパターンの玉兎がありました。
ちゃんとしっぽもついていて可愛い♪
どこまでも続く田んぼを抜けて次は燕三条へ向かいます。
流石新潟は米どころだけあって、どこへ行っても田んぼの連続。
燕三条は金属加工の会社や食器メーカーが集中しています。
その工場地帯の中にあるストックバスターズが目的地。
ここは訳ありや在庫品・半端物・廃盤品などを売るアウトレットです。
品物は包丁・鍋・スプーンなどから工具・アウトドア用品・園芸道具まで多岐に渡っています。
大体定価の50~90%引きだそう。
ファミリー客が多く、男の人も熱心に選んでいる人がたくさんいました。
持ち時間の許す限り見て回りましたが、途中で時間切れ。
遠いけどまた行きたーい。
鍋などは数年置きに替える主義なので深鍋と片手鍋、そろそろ包丁もなまってきたので包丁とまな板。
洗い桶も更新しました。
これだけ買って4,242円。激安です♪
因みに洗い桶だけはインド製でしたが、他は全て地場産なので日本製というのも嬉しい所です。
寺泊にある魚のアメ横へ来ました。
魚の市場が一列に並んでいる所です。
角上魚類の本店もここにあります。
因みに首都圏にある店には良く行きますが、やはり本店は産地なのでかなり安かった、でもまだ帰る日じゃないので生鮮品はお買いものできませんorz
お昼は市場の二階にあるお店でカニラーメンを食べました。
カニのほぐし身が甲羅の中に入っています。
それにしても賑わっていますねぇ!
魚のアメ横の名物はこういう浜焼き。
ということで買い食いしました。
さて、本日のメインイベントの外乗です。
今回は日本海乗馬クラブにお世話になりました。
サラで山道を走ったり海岸を爆走したりしました。
面白かった~^^
いつもの外乗記は近日中にUPします。
乗馬の後は宿へ向かいます。
本日の宿は越後湯沢、チェックイン後は温泉直行
お米はもちろん魚沼産コシヒカリ。
卓上で個別の釜で炊き上げるシステム。
炊き立てで美味しかったです。
お腹一杯と日焼けと心地よい疲労で即就寝は言うまでもありません。
2012年8月18日 (土)
中越~下越旅行一日目 新発田編
夏休みは新潟の中越~下越方面へ行きました。
最初の予定では、新潟in米沢・福島経由で塩原outで予約していましたが、直前になって仕事の都合で夏休みの日付けと日数が変わりましてバタバタとプラン変更、行き先も新潟方面に絞りました。
こんな事があるから我が家はツアーとか申し込めないんですよね~。
実際には滅多にないとはいうものの今年もあったし、過去にツアーに申し込んで高額キャンセル料を支払ったトラウマがあって以来、泊りは個人で手配、いつでも戻れるように陸路のみにしています。
ところで今まで日帰りと一緒になっていたおでかけカテゴリーに宿泊を新設しました。
過去のエントリーはちょっとづつ変更予定。
小雨の落ちる中、5時台に出発。
週末とあって関越はもうちょっとで渋滞になる感じで走行。
上信越との分岐が過ぎる頃には晴れてきて道路も空いて来ました。
途中SAで休憩を挟んで9時過ぎに新発田に到着です。
最初の目的地は新発田城です。
三階櫓に乗った三匹の鯱と海鼠壁が特徴。
現存の門と櫓、復元の櫓が2つありますが、この三階櫓だけは自衛隊の敷地に有る為に普段は入ることができません。
せっかく復元したのに勿体ないというか、むしろ駐屯地内に櫓を建てさせてくれて有り難いのかな。
自衛隊の基地に接しているので別名「戦国自衛隊の城」だとか(^^;)
新発田城は新潟県内で唯一、現存の城郭建築という事で100名城に指定されています。
それにしても暑い
次はすぐ近くにある蕗谷虹児美術館です。
大正~昭和期の画家・詩人で代表作は花嫁人形(作詞も)。
絵を見ればあぁ、とわかる画家さんなのですが、何よりも人生が波乱万丈すぎでびっくりです。
それなのに絵が荒れないのは素晴らしい、本人も美形です(笑)
美術館の建物も凝っていて何故かロシア正教会風です。
例によってクリアファイルを。
表は代表作の花嫁人形、裏は花嫁人形の歌詞になっています。次は新発田藩下屋敷の清水園へ。
ここは名園ですね~。
また、新潟らしく池の鯉も美しかった。
新発田城にはお城につきものの甲冑とか郷土資料の展示がなかったのですが、それらはこちらにありました。
清水園の向かいにある足軽長屋です。
今でいえば2DK位の住まいが平屋で繋がっているアパートで、江戸時代の足軽の住まいだそうです。
武家屋敷は割と残っていますが、足軽の住まいが残っているのは珍しい。
豊臣秀吉夫妻と前田利家夫妻が「同じ足軽長屋出身」といいますが、これを見るとそりゃ親しい仲だっただろうな~と思います。
更に清水園に隣接して移築された、これは中級の武家屋敷の石黒邸。
江戸時代の遺構がコンパクトに纏まっていて見学が便利ですね。
お昼は新潟のB級グルメのイタリアンにしてみました(笑)
イタリアンという名前ですが、焼きそばの上にトマトソースがかかった食べ物です。
セットメニューにするとハンバーグの様にポテトとドリンクが。
う~ん、ローカルフードは面白いw
お昼の後はせっかく日本海の近くに来たので海水浴場へ。
日本海ですが波は穏やかでした。
海の後は温泉です。
自遊人の温泉パスポートで入れる「塩の湯温泉」です。
【塩の湯温泉】
海の近くにある強塩泉で油臭もプンプンします。
凄く効きそう、そして長く入ると湯あたりもしそうな温泉です。
入湯料:300円(温泉パスポートで半額の150円)
ロッカー:無し(コイン返却式の貴重品入れ有り)
ドライヤー:有り(無料)
備考:源泉かけ流し、シャンプー&リンス&石鹸
塩の湯のお湯でゆでた温泉卵を風呂上りに。
何もつけなくてもほんのり塩味です。
次は新潟せんべい王国へ。
米どころ新潟には米菓メーカーも沢山あります。
ここせんべい王国はばかうけを作っている栗山製菓の本社にある施設で、工場見学や手焼き体験などができます。
手焼き体験は超混み&暑そうなのでパスしてお目当ては限定販売のばかうけですw
新潟限定のタレかつ味と塩引鮭味のばかうけとお買得の割れ煎をゲット。
私の様な煎餅好きには夢のようなところですw
せんべいソフトもありました。
ソフトアイスというよりはせんべい入りのパフェみたいな感じです。
醤油味がクリームにマッチ。
せんべい王国は観光バスも来る施設でとても賑わっていました。
その後やっと本日の宿へ、ホテルですがラジウムの人工泉の大浴場と岩盤浴があります。
最近は大浴場付きホテルは良くありますが、岩盤浴付きは珍しいかも。
2012年8月16日 (木)
2012年8月12日 (日)
下町風俗資料館~国立科学博物館~旧東京音楽学校奏楽堂~上野動物園
本日のぐるっとパス巡りは上野方面へ。
お盆を迎えて上野公園内は大変な人ごみです。
家族連れでごった返す科博と上野動物園、フェルメールの首飾りと耳飾りが来ている西洋美術館と東京都美術館、ツタンカーメン展が始まった上野の森美術館に世界バレエフェスティバル開催中の東京文化会館とイベント会場が公園内に超集中、これでトーハクまでビッグイベント開催だったらどんなことになっていたやら…(汗
でもそんなごった煮のような上野が好きです。
本日のぐるっとパスは全て上野公園内、最初は「下町風俗資料館」。
名前の通り古き良き下町の暮らしと文化を展示してある資料館です。
こんな路地も再現。
子供時代は足立区民だったのでこんな風景は記憶にあります。
他に素朴なゲームも多数揃っていました。
で、市のガラス屋さんで買った馬とトンボ玉。
こんな割れやすいものを最初に買ったから一日中気を使う羽目にw
「国立科学博物館」に到着。
夏休みだからそりゃーもうお子様連れのファミリーでイッパイ!
最初に地球館の屋上にあるハーブ園へ。
環境があっているのか流石の管理か真夏でも植物の状態はバッチリです。
今回も地球館だけで力が尽きました。
次回こそ日本館もまわりたいです。
次は芸大方面に向かい、「旧東京音楽学校奏楽堂」へ。
日本で最初の西洋式音楽ホールだそうです。
ここは前を通るたびに気になっていたんですよね。
ここは資料の展示もしていますが、毎日曜日には楽器の演奏も行われます。
パイプオルガンとチェンバロが週替わりで、本日はパイプオルガンの日、日本最古のパイプオルガンだそうです。
演奏をするのは芸大の学生さん、意外に多くの人が来ていてホールはかなり埋まっていました。
パイプオルガンの演奏は生で初めて聞きましたが味があって良いですね。
次は「上野動物園」です。
いままで曇もあったのに屋外を歩く段になってピーカンに(爆
まずは入口近くのパンダ舎を見て(意外にサクサクと見れました)から食べそこなっていたお昼を。
本当は科博で食べようと思っていたのですが、レストランもカフェも激混みで1時間以上待ちそうな勢いだったのでパスしました。
これは冷やしのパンダうどん。
上野動物園は久しぶりです。
10年ぶり位?展示が随分改装されましたね。
昔のままの所(大型鳥類のケージとか小獣館とか)もまだありますが。。。
何と言ってもここの凄い所は街中に獣舎があるという事ですよ。
近隣対策が大変そう…。
お盆(8/11~16)は真夏の夜の動物園というイベント週間で普段17:00で閉園の所、20:00まで開いています。
そしてビアガーデンも。
ジャズの生演奏の中飲むビールは美味しかったです♪
因みにビアガーデンのメニューは東北産のもので復興支援になっています。
それにしても我が家もですが、大人だけで動物園に来ている人って多いんですね。
閉園前にもう一度パンダ舎へ。
丁度食事の時間で大変アクティブな姿が。
反対に明るい時間は飛び回っていた猿の仲間はもうすっかり寝ていましたw
動物園って考えると切なくなったりするんですが、やっぱり和みます。
本日のお土産。
上のパンダのお菓子は上野駅のエキナカで。
只今パンダフルサマーというイベント中で色んなパンダのお菓子がありました。
本日のぐるっとパスで無料になった入場料は、下町風俗資料館が300円、国立科学博物館が600円、旧東京音楽学校奏楽堂が300円、上野動物園が600円。
累計で11,970円です。
2012年8月11日 (土)
平櫛田中彫刻美術館~江戸東京たてもの園
ぐるっとパス、本日は多摩方面です。
車を駐車場に置いて玉川上水沿いの小道を歩いて美術館へ向かいます。
緑が濃くてなかなかいいところですね~。
虫が樹液に集まっていました。
こんな風景、久しぶりに見ました。
郊外といえど東京の街中なのに。
本日の一か所目は「平櫛田中彫刻美術館」です。
国立劇場にある鏡獅子を制作し「いまやらねばいつできる わしがやらねばたれがやる」などの名言で有名な彫刻家、平櫛田中の美術館です。
写実的で美しい彫刻は需要があるだろうなぁと思いました。
平櫛というのは養子先の名字、田中(でんちゅう)というのは旧姓ですが、旧姓を通称に使っていて美術館名も併記なのは愛着か律儀なのでしょうか。
作品を展示してある美術館の隣に自宅兼アトリエ跡があり、こちらも公開されています。
内部は撮影不可なのでお庭を。
本格的な日本建築で立派なお屋敷でした。
107歳で大往生、生きざまも立派な方ですね。
お昼は通りがかりのお店でラーメン。
こってり過ぎてもたれました
次は小金井公園の中にある「江戸東京たてもの園」。
失われていく歴史的な建物を移築保存している屋外博物館。
これは高橋是清邸、二・二六事件の舞台になった建物です。
銭湯も。
内部も広く、こんなに立派な銭湯がつい20数年前まで現役だったとは。
下町ゾーンのメインに据えられています。
銭湯含めここの風景は「千と千尋の神隠し」で使われたそうです。
暑いのでかき氷でほっと一息。
レトロな街並みなのでガラスの器だったらもっと気分だったけどお手頃価格(200円)なので贅沢は言えません。
中でも群を抜く贅沢なお屋敷は三井八郎右衛門邸、流石財閥系。
廊下も折り上げ天井でごっついシャンデリア。
たてもの園は敷地も広くてかなり歩きました。
ここは桜とか紅葉の季節は絵になって良さそう。
本日のぐるっとパスで無料になった入場料は、平櫛田中美術館が300円、江戸東京たてもの園が400円。
累計で10,170円です。
【おふろの王様 小金井店】
チェーン店のスーパー銭湯ながら小金井店は源泉かけ流し浴槽がある温泉。
いいところですが、場所柄混んでいるのが難点ですねぇ。
どうでもいいのですが、他の店舗で作った会員証を持って行かなくてもう一度入会しました(^^;)
入湯料:1,000円
ロッカー:有り(100円リターン式)
ドライヤー:有り(無料)
備考:源泉かけ流し、シャンプー、コンディショナー、ボディソープ完備
2012年8月 8日 (水)
2012年8月 4日 (土)
国立科学博物館付属自然教育園~松岡美術館~泉屋集古館分館~大倉集古館~ニューオータニ美術館~古代オリエント博物館
本日もぐるっとパス巡り、折り返しを迎えて頑張って回りますよ~。
最初に目黒にある国立科学博物館付属自然園。
ここは4年前に同じような時期に来た事があります。
都会の真ん中に残る貴重な自然園で天然記念物に指定されいます。
敷地内には湿地があったりとここの住所が港区白金台とは信じられないナチュラルさ。
池のカメの生きがよくって人影を見ると鯉の様に素早く集まってきました。
何もなくてゴメンね~。
ここは季節を変えてまた来たいですね。
次は自然園の隣にある松岡美術館。
実業家の松岡清次郎のコレクションが集められた美術館で創立者の自宅跡に建てられています。
ここはフラッシュ無し、操作音無しなら撮影可という珍しい美術館。
早速色々記念撮影。
1Fは常設展、2階は企画展という構成ですが最初の常設でも結構な充実度。
古代オリエント・古代東洋彫刻・現代彫刻なのですが、予期せぬ素晴らしさにたまげました。
常設も企画も創設者が一代で収集した物のみという拘りも素晴らしい。
2Fの企画展は「モディリアーニ、藤田、そしてピカソ…情熱と憂鬱」という題名。
1900年代初頭のパリに生きた外国人画家たちの作品とその時代に活躍したエコール・ド・パリの画家たちの作品が一堂に会す…という内容。
シャガール、モディリアーニ、藤田嗣治、ユトリロ、ピカソなどなど。
…うーん、ここが入館料800円は安い。
お昼はプラチナストリートで異彩を放つ(?)「利庵」でおそばを。
そばにコシがあっておいしい。
しかし、こちらは従業員多すぎませんかね?(^^;)
南北線で白金台から六本木一丁目へ移動。
六本木一丁目で降りて家賃100万円という泉ガーデンを抜けます。
ちょっと雲行きが怪しくなってきました。
泉ガーデンの敷地の中にある泉谷集古館分館です。
住友家が収集した美術品を展示する美術館で京都にある本館の分館です。
企画展は「近代日本洋画の魅惑の女性像-モネ・印象派の旗揚げ前後」。
スペースの関係か、テイストの違う作品が一緒に展示されてごちゃっとした印象が残りました。
素敵な作品もあったのですが…。
しかし、ウォーターサーバーがあって無料で水分補給ができるのは嬉しいサービスでした。
美術館には作品保護の為かこれって意外とないんですよね。
霊南坂を歩いて近くにある大倉集古館へ、周辺は大使館が沢山あるのですが、大倉集古館の隣はアメリカ大使館で警備が物々しい(^^;)
大倉集古館は隣接するホテル・オークラの付属施設で実業家大倉喜八郎によって収集された美術品を展示。
日本・東洋の絵画・書籍等のコレクションで何故か中国風の建物です。
企画展は「国宝古今和歌集序と日本の書」で、3年にわたって修理を終えた古今和歌集序を初公開するというもの。
地模様も色もさまざまな料紙を繋いで綴られた和歌集は1000年前のものとは思えない鮮やかさで美しかったです。
更に南北線で永田町へ。
永田町駅がこんなに複雑怪奇な事になっているとはびっくりしましたよ(^^;)
あとから新線が繋がれるからというのはわかるけど、新宿などの大きなターミナル駅ならともかく、こんな小さな駅でこの複雑さはびっくり。
ホームから出口まで1kmは登ったり降りたり移動したと思う、まるでダンジョンですよw
で、次はホテルニューオータニ内にあるニューオータニ美術館。
ホテルの創始者である大谷米次郎によって収集された美術品が展示されています。
今日は実業家の美術館続きだなぁ。
企画展は「マリー・ローランサンとその時代展-巴里に魅せられた画家たち」で、マリー・ローランサンの作品と同時代(1910年~30年代を生きた画家達とパリに渡った日本人画家達の作品が展示されています。
ということで、テイストは若干違いますが松岡美術館や泉屋集古館分館の企画展と近い内容でした。
キーワードはエコール・ド・パリ、こちらの方は女性好みな感じかな。
ところでマリー・ローランサンの描く女性って普通の格好をしている人あまりいませんね。
舞台衣装かな。
次は有楽町線で東池袋へ。
サンシャインシティの中にある古代オリエント博物館です。
日本で最初のオリエント専門博物館で今の企画展は「夏休みおもしろ体験!気分はツタンカーメン!」。
題名だけ見ると子供向け?という感じですが、子供はもちろん大人も楽しめます。
ここは物を作ったり、コスプレ(笑)して無料で撮影してもらえると体験型なのも面白いですね~。
古代エジプト時代の護符を作ってみました。
樹脂粘土を型にはめて焼成してもらい持ち帰れます。(1個100円)
左は健康・治癒のハルポクラテス神、右は愛情・技芸のハトホル女神、本当は古代エジプトならスカラベだよね、とは思ったんですけどこちらに。
紐を通す穴があるので革ひもをつけて飾りにしました。
因みにコスプレ撮影は古代エジプトのファラオや神官・王女でした。
これ、企画展ごとに変わるのかな?面白いですね。
朝から歩き回って流石に疲労困憊。
サンシャインシティで夕食をとりちょっと一息ついてから帰宅しました。
しかし池袋はいつも人が多いけど夏休みだからか凄い人出(@@)
本日のぐるっとパスで無料になった入場料は国立科学博物館付属自然園が300円、松岡美術館が800円、泉屋集古館分館が520円、大倉集古館が800円、ニューオータニ美術館が500円、古代オリエント博物館が600円。
累計で9,470円です。
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