エル・グレコ展
残雪の東京都美術館へ「エル・グレコ」展を見に行ってきました。
国内史上最大というエル・グレコの回顧展だそうです。
高さ3mを超える「無原罪のお宿り」をメインに最初期のイコンから肖像画、宗教画や祭壇画など世界中から集められたエル・グレコの作品を見る事ができます。
展示序盤の肖像画コーナーは絵も色遣いも比較的大人しいのですが、宗教画・祭壇画になるとエル・グレコの特色であるデフォルメの激しい事、そして色遣いの派手な事つややかな事甚だしいです。
登場人物全員がサテンをまとってる!という位つややか。
エル・グレコの絵は実物を見ると鮮やかなのですが、印刷すると色の再現が悪いように思います。
これだけ纏めてエル・グレコを見る事が出来る機会はなかなかないので実際に美術館に足を運ぶことをお勧めします。
特にメインの「無原罪のお宿り」はド迫力、祭壇画なので絵の前で跪いて見ると一層その視覚効果が得られます。(キャッチの言葉からもそうですね)
他に印象に残ったのは「悔悛するマグダラのマリア」、マグラダのマリアの微妙な表情と衣の色遣いが素晴らしかったです。
しかし大原美術館にある「受胎告知」は来ていません。
これが来ていれば完ぺきでしたが、まぁ無理ですよねぇ…大原の「受胎告知」をもう一度見たかったな。
また倉敷へ行かなくてはなりませんね。
グッズ売り場はこんな感じ。
グッズの種類は多かったのですが、使われている絵の種類が少なかった(というか狙っていたものが無かった)のが残念。
エル・グレコ関係の他にスペイン関係のものが結構揃っていました。
他にLBFの常設店の方にも関連商品は沢山ありました。
ランチは東京都美術館の2Fのレストランで。
美術館のレストランらしく彩豊かで美味しいです。
いつもの西洋絵画の巨匠シリーズとクリアファイル、エル・グレコのポートレートの金太郎飴。
飴とムックはLBFの常設店にありました。
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