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2013年6月 1日 (土)

レオナルド・ダ・ヴィンチ展 天才の肖像

004東京都美術館で開かれている「レオナルド・ダ・ヴィンチ展 天才の肖像」に行ってきました。
レオナルドの数少ない油絵の一つ「音楽家の肖像」をメインに彼のスケッチやメモを編纂した「アトランティコ手稿」(平たく言えばアイディア帳)、そのほかに弟子や影響を受けた画家による作品とレオナルド作品の模写からなります。

…とアウトラインを聞いた時、まともなレオナルドの絵は一つだけかぁ、と微妙な気分だったのですが、実際に行った印象はさに非ず。

まず「音楽家の肖像」はきっちり描きこんでいるのは頭部だけで帽子や首から下のサッパリ具合からすると、多分レオナルドの手に寄るのは頭部(髪含めて)のみでそれ以外は弟子などの描き足し、もしくは下絵のみな感じ。
しかし、肝心の頭部の完成度は素晴らしく、絵だから平面なのに立体に見えます。
他の画家の作品も見どころはあるのですが、やはりこれは図抜けていますねぇ。

そして「アトランティコ手稿」、これも良かったです。
建築・兵法・天文・物理・生物・光学・幾何学・デザイン・発明・考察等々レオナルドの多才の片鱗に触れる事ができます。
視点が多岐に渡っていて万能の天才という呼び名も納得。

レオナルドの絵は一枚ですが、アトランティコ手稿も見る価値があって行って良かったです。
因みに私が気に入ったのはアトランティコ手稿の中の「複数の頭部、馬、軒蛇腹の断面の習作」、夫は「レオナルドのデザインした文様」に惹かれていました。
両方ともグッズが無かったのは残念。

007グッズ関係は文具系の定番品の他はTシャツ類が多かったかな。
あとはイタリア関係のものとレオナルドと同時代人という関連で惣領冬実の「チェーザレ 破壊の創造者」関連のグッズがかなり置いてありました。

塩野七生の「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」は読んだしドラマの「ボルジア」も観ていますが、この作品はノーチェックなので買わず。
コラボとしてオリジナルコミックも売っていました。

040本日のお土産

音楽家の肖像のクリアファイルとアトランティコ手稿を表紙にしたダヴィンチ・ノート(笑)、そしてモナリザの金太郎飴。
ダヴィンチ展には関係ないのですが、ミュージアムショップにあった馬の風呂敷も。

041モナリザの金太郎飴。
これは線が細いから難しそう(^^;)

017お昼は東京都美術館のレストランでイタリア風カツレツ。

031夜は地元の居酒屋で〆ました。

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