マグリット展→上野
マグリットの初期から晩年まで131点を世界中から集めた大回顧展です。
代表作も沢山で充実の内容。
ひとつひとつ考えながら観て回るので時間もかかります(^^;)
抽象画というととっつきにくいのですが、マグリットの絵は美しく繊細で素晴らしい。
入口からマグリット風。
まだ開催初期なので客の入りもほどほど、客層は普段の美術展より若め。
カップルも多く、デートに最適という感じでしょうか。
グッズショップはこんな感じ。
マグリットのシンボルの一つ、山高帽の紳士のイメージ。
店員さんも山高帽をかぶっています(^^)
グッズに向いている作風なので、つい買ってしまいたくなるようなものが多いです。
が、今回の展覧会はオリジナルグッズは無く、全てベルギー直輸入のグッズ。
お洒落なのですが、高い!(^^;)
そしてお決まりのクリアファイルがありません。
いつもクリアファイルに展覧会の資料を挟んで保存しているので残念無念です。
クリアファイルが無い鬱憤をポストカードで…という訳でもありませんが、ポストカードを10枚も買ったのは初めてですw
因みにTシャツもベルギー直輸入なのでヨーロッパサイズ。
広げて確認して普段よりワンサイズ下を購入しました。
ランチはいつものB1のカフェテリアで。
ルーブル美術館展も開催中なので混雑していました~。
次は上野に移動。
花見をしながら上野公園を縦断します。
晴天の桜の見ごろとあって凄い人です!
お目当ては国立西洋美術館常設にこの程新規で展示されたフェルメール(帰属)の「聖プラクセディス」です。
フェルメール(帰属)というのはフェルメールの作品と言われていますが異論有りという事。
今回西洋美術館で展示されるのは右のフェリーチェ・フィケレッリ(イタリア)の作品の模写をフェルメールがした作品(左)らしいです。
でも私見ですが左の方が綺麗。
実際に見た感じでは、確かに色遣いがフェルメールっぽい。
フェルメールの初期の宗教画と近い感じがします。
因みに使われている絵具はイタリア絵画ではなくオランダ・フランドル絵画に典型的なのものだそう。
この作品を(多分)日本の人が手に入れて国立西洋美術館に寄託されたということです。
日本の美術館にフェルメール帰属作品が常設展示されるとは素晴らしい。
絵のサイズも大きくて良いですね。
西洋美術館には早くグッズを作ってほしい(^^)
国立西洋美術館の常設は基本、撮影OKなのもいいですね。
展示替えや貸し出しでお目当ての作品が無い時もありますが、今回は観たい絵が殆どあって大満足でした。
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