ボッティチェリとルネサンス展
Bunkamuraザ・ミュージアムで始まった「ボッティチェリとルネサンス」展に行ってきました。
ボッティチェリの作品を中心に、ルネサンスに貢献したメディチ家の富の象徴であるフィオリーナ金貨から始まり、メディチ家の盛衰に関する展示、ルネサンスを終焉へと向かわせたサボナローラetc.テーマをフィレンツェに絞る力の入った展覧会でした。
ボッティチェリの作品は宗教画が中心ですが、この辺りは2013年の日本におけるイタリア年でルネッサンス絵画の展覧会を纏めて見ていたのや続く2014年のウフィツィ美術館展、ドラマ「ボルジア」で予習(笑)しているのですんなり入れます。
ドラマでも描かれていましたが、芸術世界にとってサボラローラの罪は重いですね~。
この展覧会でもボッティチェリの初期から全盛期、サボナローラの影響を受けて華やかさが消えた作品への変遷が良くわかります。
素晴らしい展覧会でした。
本日のお土産
クリアファイル(ダブルファイルなのが…)と絵葉書(今回の展示にあるのは上2点)
以前から読みたかった塩野七生の「ルネサンスの女たち」とフィオリーナ金貨のチョコです。
グッズの種類は多くはありませんが、良いラインナップでした。
ランチは展覧会の記念メニューの仔牛と生ハムのインポルティーニ。
イタリアっぽいメニューなんですが、スープが何故かボルシチ(^^;)
その後はブラブラ歩いて渋谷区ふれあい植物センターに行きました。
「植物男子ベランダー」の多肉愛の劇場のロケ地なので行きたかったのです(^^)
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コメント
こんにちは。
私も『ボッティチェリ展』を見てきましたので、楽しくブログを拝見しました。日本では今まで見たことのないボッティチェリの傑作が多く見られて良かったと思いました。「書物の聖母)」「薔薇園の聖母」「美しきシモネッタの肖像」などはため息が出るほど美しく、「東方三博士の礼拝」、「書斎の聖アウグスティヌス」も始めてみましたが大変魅力ある作品で、とにかくどの作品も美しく感激しました。
私は今回の『ボッティチェリ展』から特に印象に残った作品を選んで今までの基礎知識を交えて少し掘り下げて書いてみましたので、読んでいただけると嬉しいです。ご意見・ご感想などコメントをいただけると感謝いたします。
投稿: dezire | 2016年3月14日 (月) 05時16分
>dezireさん
こんにちは、コメントをありがとうございます。
東京で再び「ボッティチェリ展」が開かれているのですね。
比較的展覧会の開催が多い京都でも東京に比べると少ないのでそういう意味で寂しいものです。
その代わり日本文化的な物では恵まれているので京都滞在中はその面を鑑賞したいと思っています。
ブログ拝見させて頂いています。
いつもながらdezireさんの深い考察には感服致しています。
投稿: REIKO | 2016年3月14日 (月) 16時29分