祇園祭後祭巡航
祇園祭の後祭巡航を観に行ってきました。
前祭の巡航は台風が来ていたのでテレビ鑑賞でした。
巡航が始まる30分前に河原町御池の角に陣取ります。
日陰だし、見せ場の辻回しが見れるからと選びましたが、市役所を背景に絵になるポイントだったので、マスコミだけじゃなくてカメラおじさんが大勢(((^^;)
辻回し用の水を溜めたりと準備が着々と進んでいます。
ツアー客がどんどん到着して旗を持ったコンダクターに案内されて直前に有料席へ。
外国人観光客も多くて人ごみで混んできました。
そうこうする内に巡航がスタート。
最初は橋弁慶山。
弁慶と牛若丸が五条大橋で対面する場面だそうです。
松の木をゆさゆさ揺らしながら北観音山がやってきました。
山ですが鉾の様に大型です。
北観音山は今年下水引(囃子方さんが座っている木枠の下の布)を新調したそうです。
お値段1億円也。
好天に映えていました。
各山鉾の懸装品がお天気等によって変わるそうでそれも見どころの一つとか。
3番目は役行者山です。
ほら貝を吹く山伏に先導されていました。
4番目は八幡山。
御神体は金箔張り、懸装品も鮮やかで華やかな印象です。
5番目は鈴鹿山。
鈴鹿山の鬼退治がテーマで松の木にはたくさんの絵馬が揺れています。
こうやって見ると、伝統的な日本のお祭りですが、懸装品は結構和洋中色々なんですね。
南観音山がやってきました。
南観音山は辻回しに苦戦して何度も挑戦していました。
成功した時には観客から拍手が。
7番目は鯉山。
御神体は左甚五郎の鯉、懸装品は重要文化財とお宝持ち。
8番目は黒主山。
大伴黒主の花見がテーマだそう。
ここの懸装品も華やか。
9番目は浄妙山。
平家物語の宇治川の合戦が題材。
僧兵の胴丸は重要文化財、橋(左側)には矢が沢山刺さっています。
最後に大船鉾がやってきました。
去年150年ぶりに復活したそうです。
後祭り唯一の鉾です。
懸装品もこれから増えていくのでしょうね。
後祭は10基の巡航ですが、満腹。
以前は前祭と一緒に巡航していたということですべて見るには体力気力が必要だった事でしょう。
その後花傘巡行が続いて行われていました。歩きながら鑑賞。
御稚児さんの騎馬行列。
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