« 宇治から醍醐へ | トップページ | 西大寺・秋篠寺から平城京天平祭を訪ねて »

2016年5月 1日 (日)

上賀茂神社 足汰式

001
上賀茂神社の足汰式(あしぞろえしき)に行ってきました。
足汰式というのは5月5日の賀茂競馬の前哨戦となる儀式です。

005
上賀茂神社に到着すると桜の木の下に出場する馬たちが準備万端で控えています。
馬装は古来からの和鞍。

022
手前は馬たちと一緒にやってきたスタッフと馬の手入れ道具たち。
奥に仮設の繋ぎ場が作られています。

048
馬と乗尻(騎手)が境内のならの小川で足を清めるなどの儀式の後に馬場殿に移動して毛並みや歯を見て馬の健康状態を確認する儀式があります。

上賀茂神社の儀式は陰陽道の流れを汲むそうで、こういった一連の儀式も祓え・清めの陰陽を繰り返しているとか。

205
乗尻は社家(神職の家系)の男子が、この儀式の為に幼稚園の頃から練習に励んでいるそうです。
この日は14歳から44歳のメンバーでした。
有名な賀茂競馬が往時の形のまま900年以上も限られた社家の世襲で守られているのも凄いです。
馬は流石に現在は遠方の乗馬クラブからの貸与馬らしい。

頭絡は曳き馬用の無口の上にハミではなく轡をつけた面繋がつけられています。
手綱は布なのですね。

061
馬場殿での儀式を一通り見終わり、今度は500円也の有料観覧席に移動します。
対面の屋根つき席は1,000円らしいですが既に完売の様子でした。
無料でも見ることはできるのですが場所が若干遠くなります。

059
賀茂競馬の為に造られた走路の埒は木と竹に柴を巻いた物。
多分これも何かの伝統的な作法でまじないなのでしょう。
走路は200m程。(減速の為に更に予備の走路があります)

071
最初に本日登場の14組の人馬が集団で馬場をジグザグに歩きます。
九折南下(きゅうせつなんか)といって馬を馬場に慣れさせる儀式だそうです。
音で聞くと準備運動とかで球節軟化かと思いました(^^;)
文字通り、九回または沢山折れて北から南に進むのかな。

076
7番(つがい)14組の人馬が待機場所に揃いました。

084
最初は単騎で駆けます。
これにも作法があって乗り手が叫びながら決まった場所で鞭を打ち、決まった場所で鞭を水平に指します。
この最初の走りで人馬の格付けを決めるのだそうです。
なかなかの迫力!

099
和鞍だから鐙の踵が上がるのですね~。
乗尻の衣装は足汰式では神職の平服ですが、賀茂競馬当日は赤と黒の舞楽衣装を身に着けます。
元々は勝った乗り手が下馬後にその場で舞を踊った為だそうです。

103
14頭全てが走り終わった後に再び九折南下。

127
今度は7番2頭づつが走りますが、走る前に2頭が馬場で手前を換えながら8字乗り~。
とにかく全てが古来からの作法に則っているそうです。
準備運動としても理にかなっている感じも。

143
今度は2頭駆けで走ります。

157
再び8字乗り~

164
走ります!

174
8字乗り~2頭立てで競馬を繰り返します。
烏帽子姿の神職の衣装で競馬って絵的に凄い、足も足袋だし。

191
地面を揺らしながら次々と風のように駆けて行きました。

211
全ての人馬が競馬を終わった後に再び馬場殿へ。
これで足汰式は終了です。
時間にして大体2時間ぐらいでしょうか。

214
続いて上賀茂神社を参拝します。

247
山城国一宮で世界遺産です。

224
馬型のおみくじ掛け。

216
木彫りの馬みくじが可愛い(^^)
本日も大吉でした。京都の神社はおもてなし上手(^^;)

245
縁結びの片岡社には紫式部も通ったそう。
そして絵馬には個人情報保護の為に紙を貼る事ができるそうですw

229
上賀茂神社もただいま非公開文化財特別公開中だったので800円也を納めて参拝。
神職からお払いをしてもらい、拝殿の内側に入り解説をききながら国宝の本殿を直接見る事ができ、皇后陛下と同じ場所から参拝できました。(天皇陛下は更に一段上から参拝)
これに宝物殿も見る事ができ境内の案内もして頂いたのでかなりお得な特別公開です。

272
重伝建に指定されている社家の町並みを散策。

270
平安時代からの名所と言う大田神社の杜若(天然記念物)は咲き始め。
GW終盤頃から良い感じでしょうか。

291
本日のお土産

上賀茂名物のすぐきとお守りなど。

297
賀茂競馬の馬装費用捻出の為に販売されているグッズも購入しました。
手ぬぐいは永楽屋、ポストカードは便利堂と手抜き無しのグッズ類です。

|

« 宇治から醍醐へ | トップページ | 西大寺・秋篠寺から平城京天平祭を訪ねて »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 宇治から醍醐へ | トップページ | 西大寺・秋篠寺から平城京天平祭を訪ねて »