鞍馬寺→貴船神社→実相院
鞍馬から貴船へと歩いて更に叡山電車で途中下車の旅を楽しみました。
鞍馬駅からすぐの鞍馬寺へと向かいます。
鞍馬といえば鞍馬天狗と言う訳で駅から参道は天狗のお面がいっぱい。
途中までリニューアルされたばかりのケーブルカーに乗ります。
宗教法人の運営する唯一の鉄道だそうです。
鞍馬寺は山域全体が自然博物館という扱いで、ところどころに地学的な解説があります。
右の青い石は緑色岩(ハイアロクラスタイト)。
ケーブルカーを使っても階段は続きます。
いわゆるパワースポットの本殿金堂は外観・周辺も撮影禁止。
霊宝殿で国宝の寺宝などを拝見していよいよ奥の院参道へ入ります。
山中を結構な坂道が続きますが、整備してあるので安心して歩けます。
登って登って木の根道に到着。
このあたりがピークです。
岩盤が固いので木の根が潜り込めないと地質上の解説がありました。
鞍馬山で天狗に兵法を教わった牛若丸(義経)を祀る義経堂。
こんな山中で修行していたのですね。
奥の院魔王殿です。
650万年前に金星から降り立った魔王尊を祀っているということです。
ここからは九十九折の坂をひたすら降りて貴船へと向かいます。
恐らく鞍馬側からよりもこちらの貴船側から登った方が厳しいのではないかと。
川のせせらぎと車の音が聞こえて世俗へと到着!
貴船といえば今の時期は川床(かわどこ)です。
貴船川の上に床を敷いて涼みながら料理を頂くと言うもの。
場所もさることながら雨や気象条件で中止になることもあるのでタイミングが難しい上、人気で予約も取りにくいのです。
しかし、本格的な夏になる前の今の時期は狙い目です。
鴨川の床は高さがありますが、貴船の川床は川に手がすぐ届きます。
水が綺麗で冷たい!
川床で涼んだ後は貴船神社に向かいます。
ここも紅葉が綺麗そう、今は新緑が綺麗です。
絵馬発祥の地であり謡曲「鉄輪」の舞台です。
こちらも縁結びのパワースポットとして人気らしく女子とカップルがいっぱい(^^;)
ここだけを目的にしている人も多い様子。
社務所の前に何気に重森三玲の庭園もありました。
全て貴船川から産出する貴船石で組まれているそうです。
叡山電車で岩倉駅に移動し、実相院です。
門跡寺院で格の高いお寺。
近年は床もみじが有名です。
今の時期は新緑が床に写る床みどりの時期です。
床もみじも床みどりも撮影不可なので、手持ちの京都本の表紙でご紹介。
正にこんな感じでした。
そして脇を狩野派の襖絵が固めています。
この庭には天然記念物のモリアオガエルが生息していて盛んに鳴き交わしていました。
叡山電車で一乗寺駅まで移動し一乗寺ラーメン街道の極鶏で〆!
行列に並んで濃厚ラーメンを頂きました。
床みどりの手ぬぐい(SOU・SOU謹製)、貴船神社の絵馬、記念撮影用にうっかり買ってしまった天狗のお面…。(どーするのコレ)
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