まつおえんげい→大原野神社→勝持寺→正法寺→善峯寺
ブロ友さんに「まつおえんげい(松尾園芸)のバラが綺麗な時期では」と教えていただいて洛西に位置するバラとクレマチスの専門店であるこちらに初訪問。
最寄り駅からも遠く難易度の高い場所にあると思うのですが、次から次へとお客さんが来ています。
カテゴリー別に展示してある販売用の苗も大量にありますが、地植えされているバラ苗も沢山、バラ園として見ても見応え充分です。
敷地内にはログハウスの喫茶店が併設。
ワッフルで一息つきました。
まつおえんげい専売品のバラのジャンティーユの新苗と夏用の苗を購入。
まずは大原野神社、奈良の春日大社の分霊を祀っているということで狛鹿が守ります。
境内の神池は太鼓橋に睡蓮が浮かび、まるでモネの庭の様。
紅葉がとても綺麗そうなところでした。
勝持寺にやってきました。
西行法師が出家した所で花の寺として知られています。
京都もこのあたりになると落ち着いていて良いですねぇ。
左側は西行桜。
「願わくば桜の下にて春死なんその如月の望月の頃」の歌で知られる西行が植えて吟愛したといいます。
能の演目にもありますね。
こちらも桜と紅葉が多くて良さそう。
自然石を生かした石庭。
大原野から長岡京を一望、素晴らしい景色です。
庭園に散る石は動物に見立てられていて、これは獅子と子獅子。
他にも多くの奇岩がありました。
ここも紅葉が良さそう。
紅葉しないままでも色とりどりのモミジが綺麗です。
最後に善峯寺です。
かなりの奥地にありますが大変立派。
流石に西国三十三所です。
(ここで夫が西国三十三所のガイドブックを買っていましが、まさか巡礼するつもりでは…?)
応仁の乱で荒れ果てた境内を五代将軍生母の桂昌院が復興したということで、桂昌院に纏わる物が多く残されています。
洛中からはかなり距離があると思うのですが、こんな場所まで巻き込まれたのですねぇ。
山腹に散らばるお堂などを散策する道が巡礼風に授けられていて階段や坂を登ったり下りたりして回ります。
要所要所に展望が開けていて京都市街が一望。絶景です。
正面は比叡山。
京都のあちこちからは比叡山が印象的に見えるのですが、信長の叡山焼き討ちは京都中から見えたのだろうな、と思います。
境内にある天然記念物の遊龍の松。
龍が這い回るように枝が伸びています。
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