後祭宵山
祇園祭の後祭、宵山見物に来ました。
後祭りの山鉾は全部で10基、狭い範囲に会所が纏まっているので全部見れるかなぁ?
最初に烏丸にある鈴鹿山。
鈴鹿山の会所です。
一生懸命童歌を歌っていました。
聴いちゃうと何か買わなきゃと思ってしまいます。
でも粽も手ぬぐいも前祭で沢山買っているのが悩ましいところ。
結局手ぬぐいにしました。
次は役行者山。
宵山の間だけ掛けられている懸装品は、痛んできたのでこのほど250年前の糸を使って拘って修復されたものだそうです。
会所の中にも懸装品がずらり。
巡航当日はこちらから選ばれるのでしょう。
今は休み山になっている鷹山。
幸いにも御神体が残り、10年後の200年ぶりの復活に向けて機運が高まっているところだそうです。
資金確保の為にグッズ販売もされています。
御神体が連れている鷹と犬のおみくじを購入。可愛い~。
おみくじの内容もあり物ではなくオリジナルっぽい感じ。
吉と中吉でした(^^)
屏風祭りも前祭の時と違う場所が行っています。
後祭とは違う鉾町のお祭りだから当然ですよね。
ということは前祭と後祭が一緒だった時は屏風祭りも一緒だったということで、それは鑑賞も忙しかったでしょう~。
一日では絶対無理。
後祭の屏風祭りは二十箇所位?でも大店が多い場所柄か一つ一つが豪華な印象。
こちらは鶴と雲龍、雲龍の屏風なんてなかなか見ません。
こちらは円山応挙が尾形光琳の屏風絵を模写したものだそうです。
それはまた豪勢な!
八幡山の会所です。
総金箔のお宮もゴージャスですが、シンボルの一対の鳩は左甚五郎作。
左の新しいのは復元品。
元禄時代の見送りも残されていました。
文字と建物(?)の織物の様子、良く残っていますね~。
北観音山です。
こちらはお金持ちの山だそうで、粽やグッズの一般販売も無く、会所や山内部の公開もありません。
関係者の方のみが見学していました。
お金持ちだからか提灯も他所よりも沢山吊られています。
ということで懸装品を外側からじっくり拝見。
このあたりは屏風祭もハイライト。
前後両祭通じて一番立派な屏風祭です。
南観音山には300円で登ることが出来ます。
後祭で山鉾に登れるのは南観音山と大船鉾の二箇所だけなので、見学者が集中。
次は復活して3年目の大船鉾。
今年は龍頭が新調されたそうです。
やはり大人気、ぽつんと一つ離れたところなのですが人でごったがえしています。
こちらは500円で登ることが出来ます。
大船鉾でも祇園ばやしの演奏を聴くことが出来ました。
復活して年数が経っていないのでおはやしも初々しい感じ。
後祭は人が少ないと聞きましたが、流石に宵山は結構な人出です。
ここは何と言っても重要文化財の見送りと左甚五郎の鯉を見なくてはなりません。
黒主山でも子供たちの「ちまきどーですか~」と童歌が。
黒主山のグッズは黒基調に桜があしらわれていて素敵なのです。
黒主山の会所では懸装品の解説が入っていました。
ここも沢山持っていますね~。
浄妙山の会所で重要文化財の鎧を見てタイムアップ。
これで全て見たかと思ったら、橋弁慶山を見もらしましたorz
御旅所には御神輿が。
前祭巡航から後祭巡航まで鎮座しています。
前祭宵山は露天目当ての若年層が多く、後祭宵山は会所巡りと屏風祭りが目当ての美術鑑賞に似た大人のお祭りの印象でした。
グッズは鷹山で鷹みくじと犬みくじ、八幡山で鳩鈴。
鯉山で手ぬぐい、鈴鹿山で手ぬぐい、黒主山で粽を購入しました。
しかし、粽は都合4個(^^;)
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