後祭山鉾巡航
今年も後祭の山鉾巡航に行ってきました。
開始時間の一時間前に到着したのでまずまずの好位置を確保。
河原町御池の角で市役所を背景に辻回しを見ることが出来る去年とほぼ同じ場所です。
しかも日陰だったのでラッキーでした。
一番目、橋弁慶山。
五条の橋の上で戦う牛若丸と弁慶です。
二番目、北観音山です。
大きいけど上に木が乗っているから鉾ではなく山。
帯の飾りも華やか。
三番目、浄妙山です。
こちらは宇治川の合戦の先陣争い。
橋弁慶山と同じく一方が飛んでいます。
矢が刺さっているのは宇治橋。
四番目、役行者山。
山伏がほら貝を吹きながら先導します。
辻回しでは三回も山を回して沿道から拍手と声援を浴びていました。
五番目、黒主山。
大伴黒主が桜を見上げています。
この桜の花は次の年の粽に添えられます。
七番目、鈴鹿山。
御神体の鈴鹿権現は山鉾一の美女といわれています。
まぁ確かに御神体は時代を経ているものが多く、ちょっと怖い雰囲気のお顔が多いですし…。
八番目、八幡山。
黄金の社とあちこちにいる一対の鳩がシンボル。
九番目、鯉山。
左甚五郎の鯉の下にはイーリアスの断片。
しかし、他の山鉾もそうですが、鳥居の下にギリシャ神話と飛龍の織物とは和洋中折衷ですねぇ。
十番目、最後に大船鉾です。
これくらいの数だと集中して鑑賞できるしじっと立っているのも辛くないです。
前祭はちょっと数が多いですね。
新調の龍頭は木が収縮しきる数年後を待って金箔を貼るそうです。
山鉾巡航が終わって帰ろうと思ってウロウロしていたら花傘巡航の列がやってきました。
馬長、京都は馬を使う行列が多いです。
乗馬クラブは少ないのでどこから借りて数を揃えているんだろう~と思います。
織商鉾。
京都ミスきものの女性が上古、奈良、平安の衣装を着ています。
鷺踊り。
要所要所で鷺の舞を披露します。
頭上の傘が気になる…。
もしかして花傘巡行は皆傘付がルールなのかな?
かいつまみましたが、他にも子供みこしがあったり獅子舞があったりと芸能色豊かで華やかな行列です。
山鉾巡行は男性だけなので花傘巡行で華やかな女性の和服姿をたっぷり見ることが出来て眼福です。
本日のお土産
祇園祭バージョンの和菓子を買いました。
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