嵐山で灯篭流しと送り火鑑賞
夜半に四国旅行から帰宅、ゆっくり起きてあちこちで片付け事や買い物を済ませ、用事が終わった京都駅から出ると団体バスが列を成して次々と出発しています。
どうやら当日開催される五山の送り火ツアーの様子。
京都駅前にもバスツアーの受付デスクがあって当日でも受付可。
当日参加可能なのは便利!場所柄地元民よりは旅行客が利用する事が多そうですね。
時間があったらどこかで五山の送り火を見ようと思っていたのですが、急遽これに参加することに決めました。
ここからの送り火ツアーは6種類あって、既に3種類は完売。
大文字と鳥居の二つの送り火と灯篭流しが見ることができて食事もついている「嵐山で灯篭流しと大文字送り火」に参加することにしました。
バスに乗り込む時に五山の送り火のパンフレットと絵葉書のセット、見学場所の地図を渡されます。
嵐山からは鳥居形がメインで大文字は遠くに小さく程度の様子。
嵐山に到着するとまずは桂川を見下ろせる料理屋さんで夕食です。
食事が済んだ人から集合時間まで各自自由行動をすることになります。
外に出るとかなりの雨~(^^;)
しかし沢山の人がいます。外国人観光客も多いです。
浴衣の人も多くて雨で濡れてちょっと気の毒でした。
渡月橋に行くと灯篭流しが見えます。
一基1,000円で灯篭を受け付けているようです。
戒名や施主の名前を受付の方に書いてもらうもよし、自分で書く事もできます。
雨の中かなりの数が受け付けられていて、いつもながら京都の人々は信心深いと思います。
そしてテントでは僧侶による法要や、地元の方による鐘を鳴らしながらの御詠歌。
傍には屋台も並んでいます。
こういう宗教行事と祭りが並存しているところが京都ですね~。
灯篭はこんな感じ。
ところどころぶつかって固まったりしながら流れます。
雨で明かりが消えたものもありました。
さて、20時になり五山の送り火が始まりましたが最初に灯された大文字は見えません。
どうやら雨が激しくて見えなかった様子。
今年は大文字鑑賞の定番スポットの皇居や出町柳からも見えなかったらしいです。
ホテルなどの数々の有料鑑賞イベントからも見えなかったらしい(^^;)
そして20:20に嵐山から近い鳥居型に火が灯されました。
雨が激しかったので火を燃やす方々は大変だったことでしょう。
とりあえず一つは見ることが出来てほっとしました。
送り火は気象条件が厳しい時は近くから鑑賞した方が良さそう。臨場感もあるし。
帰りのバスはガイドさんの話を聞きながら。
京都駅に到着する頃に丁度お話が終わって職人技にツアー参加者からは拍手が沸き起こりました(^^)
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