萬福寺→清水寺→高台寺→八坂神社→知恩院
久しぶりの朝からの快晴!観光日和です。
午前中は普度勝会(中国祭)期間の萬福寺です。
江戸時代に徳川将軍の帰依を受けた隠元禅師による開基のお寺で、伽藍から仏像、儀式や精進料理に至るまで中国様式に統一されています。
普度勝会は中国式のお盆で今でも華僑の人々によって執り行われています。
普度勝会期間の境内は賑々しく彩られています。
これは冥宅と言って、故人のあの世での住まいです。
お供えも日本とは違って春雨がメイン。
冥宅は紙製で手作り。
あの世でのゴージャスな住まいを表現しています。
二階建てで車はベンツ、電化製品が基本でオプションとして故人の趣味の品が添えられている様子。
この冥宅は普度勝会の最終日には燃やされてご先祖様に届けられると言う事になっています。
冥宅の後ろに回ると地獄十殿があります。
天国と地獄は表裏でセットという事なんですかね。
香炉も中国風なんですね。
萬福寺は2014年夏のJR東海の「そうだ京都、行こう」でも紹介されています。
これは萬福寺のシンボル、魚梆(ぎょぱん)。
時を知らせる道具で木魚の原型ともいいます。
萬福寺名物の普茶料理でお昼を。
中国式の精進料理です。
隠元禅師が日本にインゲン豆を持ち込んだという事でインゲン豆の和え物や宇治なので茶団子が入っていたりします。
午後は京都王道の観光へ。
最初に清水寺です。
境内入ってすぐにある随求堂には胎内くぐりがありました。
清水寺に胎内くぐりがあるのは知りませんでしたが2000年に造られたそうです。
こちらの胎内くぐりは薄明かりも無く真っ暗なのでちょっとドキドキしました。
こちらも境内にある地主神社。
縁結びが御利益と言うことで多くの女性やカップルが訪れています。
女子受けの良い神社を造っちゃって…と思ったら、こちらは京に都が移る以前からある由緒正しい神社で天皇も行幸、世界遺産にも指定されています。失礼しましたー(^^;)
本殿・拝殿は重要文化財、八方睨みの龍もいます。
高台寺です。
去年夜間のライトアップ時に来ましたが、明るい時にも観たかったのです。
こちらは早くも紅葉しかけています。
今年の紅葉は一部が先行している感じ。
八坂神社です。
こちらは本殿で参拝する人よりも楼門前で記念撮影する人のほうが多いと言う…。
更に知恩院です。
国宝の三門は日本の寺院の中で最大。
日本三大門。
日が暮れたので先斗町へ。
お仕事へ向かう舞妓さん。
(外人さんがガン見)
萬福寺でオリジナルのお香と魚梆の文鎮とストラップ
ゑり萬の飛び絞りの帯揚げに一澤信三郎の鞄です。
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