佐川美術館→賀茂神社→安土城→信長の館
本日はぐるっとパス関西の最終日、という訳で対象施設の一つ、滋賀にある佐川美術館にやってきました。
佐川美術館は佐川急便の創立40周年を記念した施設です。
この手の企業美術館はだいたいエントランス辺りに企業カラーを押し出しているものですがこちらは全く無し。
建物も大変スタイリッシュ、品の良い美術館です。
そこが入場料1,000円が期間限定ですがぐるっとパス関西で無料。
正直ぐるっとパス関西にはあまり旨みを感じていなかったのですが、この佐川美術館の入場無料だけでも意味がありました。
ここは建物含めて一見の価値あり。
佐川美術館には日本画家の平山郁夫と彫刻家の佐藤忠良と作陶家の樂吉左衞門の作品が収られています。
佐藤忠良は彫刻がメインですが、児童向けの挿絵画家でもあってその絵には見覚えがありました。
企画展の方はは薬師寺の宝物からなる「三蔵法師展」、三蔵法師の旅路が平山郁夫のシルクロードの絵とリンクしています。
それにしても薬師寺は結構なお宝をお持ちですね~。
次は近江八幡にある賀茂神社です。
賀茂神社はこの地に日本初の国営牧場が置かれたということで馬の聖地とされているそうです。創建は736年。
実は私のホームページもメールを頂いて随分昔から相互リンクしていたのでした。
良く外乗に行っていた富士五湖にある木曽馬牧場からも月に一度遠路はるばる馬連れでやってくるそうです。
という訳で絵馬の願いもこんな感じ。
馬の健康や乗馬や競馬に関する願いが下げられていました。
競馬関係は良く見ますが乗馬は珍しい、というか初めて見たかも。
因みに絵馬の絵は賀茂競馬、上賀茂神社の賀茂競馬とスタイルが似ていて同じ時期に開催するようです。
お守り関係は豊富で馬の頭絡につけるものもありました。
昼食は古民家を改装したお店で中庭を見ながら近江牛の丼を。
しっかり肉の味がして美味しい。
近江八幡といえばバームクーヘンのクラブハリエの本店があります。
近江八幡に来ている観光客は殆どがクラブハリエの紙袋を下げている勢いw
もちろんお買い上げ~。
店頭にはハロウィンの寄せ植え。
次は安土城です。
云わずと知れた織田信長の城、日本最初の天守閣があったとされています。
46城目の100名城。
本能寺の変の後に安土城は焼け落ちてしまいましたが、石垣などの遺構は良好に残っています。
城の下部は家臣たちの邸があったとされています。
伝羽柴秀吉邸跡。
入り口にあった杖を借りて激石段を延々登ります。
一つ一つの石段が高くて杖必須!夏の登城はお勧めできません!
城郭建築無しで入場料有り(700円)ですが、予想外に沢山の人が訪れています。
そこは流石に織田信長の威光ということでしょうか。
天守台も残っています。
天守台からの眺め、近江平野越しに琵琶湖が望める大変良い眺めですが、曇り空が惜しい。
安土城の天守は6層と高層だったので、往時は更に良い眺めだったことでしょう。
安土城内にある摠見寺三重塔。
他に二王門も残っています。
往時から城の中に寺があるのは珍しい。(廃城後には良くありますが)
織田信長は西欧かぶれかと思っていたら意外に深く仏教に帰依していたのですね。
失われた天守にも釈迦説法図などが描かれていたという事です。
安土城散策の後は天守閣の複製がある信長の館で補完。
安土城天守閣の複製は撮影可ですが残念ながらネット掲載不可、その姿は大変絢爛豪華。
内部は漆張りだったり金張りだったりと信長のイメージ通りかなり派手です。
画像は安土城で信長が徳川家康をもてなした本膳料理。
この準備を任された明智光秀の仕度が「行き過ぎ」だと信長に叱責されて本能寺の変の遠因になったという因縁の安土献立も展示されています。
確かに豪華。でもキンキラのお城にはこれ位じゃないと。
安土献立には及びませんが、夜食も近江牛の焼肉にしました。
肉が柔らかいです(^^)
温泉は古民家風の建物に枯山水の庭があるなかなか雰囲気のいい所でした。
休憩所も充実。
【守山温泉ほたるの湯】
入湯料:850円(HOPカードで100円割引)
ロッカー:有り(無料)
ドライヤー:有り(無料)
備考:ボディソープ、シャンプー、リンス完備
本日のお土産
佐川美術館で平山郁夫の絵葉書・クリアフォルダー
賀茂神社で絵馬・お守り・お札・ストラップ
武将の万年日めくりカレンダー(戦国武将の名言の日めくり)
クラブハリエのバームクーヘン
本日のぐるっとパス関西で入場無料になったのは佐川美術館で1,000円。
累計で3,540円です。
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