2016年11月30日 (水)
2016年11月26日 (土)
金福寺→八大神社→詩仙堂→圓光寺→曼殊院門跡→鷺森神社→赤山禅院
今日は一乗寺~修学院周辺を巡り、ついでにラーメン街道にも行きます。
最初に一乗寺下り松。
交通の要衝に植えられた松で、宮本武蔵と吉岡一門の決闘で有名。
今の松は四代目だそうです。
金福寺です。
864年創建、与謝蕪村の墓所であり、「花の生涯」のヒロイン村岡たか女ゆかりのお寺。
散っている葉もありますが、まだまだ見ごろ。
散り紅葉の中の吾唯足知の手水。
宮本武蔵が一乗寺下り松で吉岡一門との決闘をする前に八大神社に立ち寄ったとされることから境内には武蔵の銅像があります。
隣接する詩仙堂です。
1641年創建、元は徳川家家臣石川丈山が隠居の為に建てた山荘。
名前の由来は詩家36人の肖像が掲げられているため。
その後寺となりましたが、由来ゆえに山荘風の建物です。
庭園にある、ししおどしはこの詩仙堂がはじめと言います。
元は猪や鹿を脅して追い払う実用品だったそう。
今でも京都は鹿や猪が結構いますから往時はさぞや…。
石川丈山自身の作庭の庭園を散策。
高低差が生かされている変化のある庭園です。
詩仙堂の紅葉はほぼ終盤でしたが、まだいくつか鮮やかな木も残っていました。
圓光寺です。
1601年、開基は徳川家康。
家康の命で印刷された伏見版(圓光寺版)という活版本を印刷・発行。
この時に用いられた木製の活字は日本最古の活字という事で重要文化財に指定されています。
2013年に作庭された奔龍庭。
雲海の中を泳ぐ龍を石庭で表しています。
井戸に使われていた石を再利用したそう。
新しい庭ですがなかなか良いですね。
対してこちらは古くからある十牛之庭。
仏門に入門後悟りに至る道程を牧者と牛に見立てた図を庭にしたもの。
苔庭に散り紅葉が敷き詰められています。
圓光寺の紅葉も終盤でしたが、こちらも鮮やかな木がいくらか残っていました。
お昼は一乗寺なのでもちろんラーメン。
魁力屋本店で、九条ネギどっさり!で京都っぽいラーメンです。
辛味がアクセントになっています。トッピングも充実。
再び寺社巡りに復帰。
曼殊院門跡です。
950年頃創建、格の高い門跡寺院で多くの文化財を有します。
参道の紅葉が盛りでした。
縁側を守る閻魔様がいました。
鷺森神社です。
870年ごろ創建で夫婦和合や家内安全の神社です。
長い参道脇の紅葉が見事でした。
最後に赤山禅院。
創建は888年ごろ。
京の表鬼門を守ります。
一乗寺散策の〆はラーメン街道へ行って夜ご飯もラーメン。
ラーメン街道で極鶏と同じくらいの行列店、高安です。
から揚げが名物、ここのビールは関西では珍しくキリンでした。
(関西はアサヒが多い)
本日のお土産
武蔵の絵馬と圓光寺のポストカード。
今日はウォーキングばりに歩き回りました(^^;)
2016年11月24日 (木)
2016年11月22日 (火)
以楽公園
枚方市にある以楽公園に行ってきました。
公団の企画で重森三玲が作庭した公園です。
重森三玲の庭は随分見ましたが、公園タイプは珍しい。
以楽公園は普段は外から眺めるのみで春と秋に10日間ほどずつ公開しています。
2016年秋は11月16日から24日までの公開。
普段非公開なのは勿体ない限りですが、常時公開だと岩岩しているし池も柵が無いので子供が入って遊ぶには危険な感じもします。
かといって柵をつけたらせっかくの庭園が台無し、現状が妥協点かもしれません。
池の周りを回遊します。
岩岩して重森三玲ワールド全開です(^^)
2016年11月21日 (月)
東寺弘法市→藤森神社駪駪祭
東寺で毎月21日に開かれる弘法市に行ってきました。
ちょうど紅葉まっさかりです。
弘法市には以前から行ってみたかったのですが、やっと行けました。
想像よりも遥かに楽しい!平日なのに人も多い!
弘法市は基本は骨董市なので、中心は食器などの骨董品(単なる古道具もアリ)やアンティーク着物など。
それが東寺の境内ぎっしりにお店が並んでいます。
手水だってこんな有様。
値段もいろいろ、和装小物も100円~宝探し感覚です。
外国人観光客も多いです。
こういう正調骨董品は金堂前あたりの一番いい場所に集中している感じ。
値札がついていなかったり玉石混合なのはミネラルショーと同じです。
お買いもの好きには堪らないですね。
もちろん骨董以外の新品やクラフト系も売っています。
食料品もたくさん売っていて人気は漬物屋さんの様子。
どんどん売れていきます。
園芸関係の出店もたくさん、今回はこの後予定があったので指をくわえてぐっと堪えました。
弘法市は毎月21日なので今回も平日だったのですが、凄い人です。
観光客も多いし10時過ぎるとツアーバスが来るんですね(^^;)
京都は今でも縁日があちこちで開かれていますが、東寺の弘法市はその中でも一番盛ん。
京都駅から歩いて行けるというのも便利ですね。
面白かったので、できるだけ毎月行こうと思います。
JR奈良線(奈良県を1mmも走っていない路線で有名)で移動して次は藤森神社の駪駪祭(シンシン祭)です。
藤森神社は勝負の神社、馬と武運の神社なのですが、この駪駪祭は年に一度競馬関係の神事として行われるものです。
馬と乗り手の安全祈願かな?
神事には5月の駈馬神事に登場する馬も参加します。
絵馬殿の前で待機する馬。
因みにやはり競馬ファンが多く来るところの様で一般の絵馬はこんな感じです。
紅葉の下の馬、いやー芦毛っていいですね(^^)
午の刻(正午)ぴったりに駪駪祭が開始します。
参加するのは地元出身の菱田騎手と競馬関係の司会で知られる青芝フック、駈馬神事の参加者と藤森神社の氏子代表の諸氏。
それからどこからかこの神事を聞きつけた競馬ファン。
神事が行われ、お払いののち順番に玉串を捧げて滞りなく駪駪祭は終了。
神事の後は競馬ファンお楽しみ(?)の抽選会。
騎手のサイン色紙などが当たります。
青芝フック氏の司会に抽選とプレゼンターは菱田騎手です。
私は見るだけにしておきましたが、当選率は高そうなので月曜昼に藤森神社に来ることができる競馬ファンの方は是非奮ってご参加下さい(^^)
駪駪祭は毎年エリザベス女王杯の翌日に行われるそうです。
藤森神社の自販機に
駪駪祭までの三日間限定の左馬の御朱印と弘法市で購入の馬グッズたち。
分かり難いですがおちょこも馬の絵です。
2016年11月19日 (土)
大覚寺→直指庵→船岡温泉
大覚寺駐車場に車を置いて嵯峨の散策です。
最初はもちろん大覚寺、嵯峨菊が丁度見ごろ。
大覚寺は876年創建、嵯峨天皇の離宮を寺に改めた格の高い寺院です。
嵯峨菊は大覚寺周辺に自生していた野菊を改良した古典菊で、宸殿から鑑賞しやすいように2mの高さに仕立てられるもの。
嵯峨天皇の時代に改良したためこの名があり、大覚寺名物の菊です。
この日は夜にコンサートが行われるようで準備が進んでいました。
境内の紅葉はちょうど見ごろ。
境内は決して広くはありませんが、傾斜地に変化をつけてあり色々な植物が植えられています。
こちらも紅葉が見ごろ。
しかし何と言っても直指庵といえば思い出草ノート。
心の中の想いが長文で直截に綴られています。
私も再訪の記念に書き込み。
紅葉を観ながら心静まるお寺です。
〆は船岡温泉、温泉ではなく普通のお湯の銭湯ですがある意味京都名物なのです。
内部の装飾が大変凝っていて建物は登録有形文化財。
これは撮影可能な廊下の天井ですが、脱衣コーナーの天井が秀逸、そして掃除も隅々まで行き届いています。
お風呂もサウナや露天風呂など整っていてこれで銭湯価格なのは立派!
外国人観光客も多いです。
【船岡温泉】
入湯料:430円
ロッカー:有り(無料)
ドライヤー:有り(有料)
備考:石鹸類無し
お風呂の後の夜食は船岡温泉からほど近くのさらさ西陣で。
こちらも立派な店構えと凝った内装の銭湯が廃業した後に改装してカフェになったお店。
食事もボリュームがありおいしかったです。
高山寺で鳥獣人物戯画のテーブルマットと大覚寺で購入のベタな紅葉手ぬぐいです。
高山寺→西明寺→神護寺
朝から小雨が降っていますが、紅葉最盛期の週末なので躊躇なく出かけます。
今日は京都北西部の三尾方面へ。
高山寺下の駐車場周辺は紅葉に霧が立ち込めて幻想的。
最初に高山寺です。
これで京都に17か所ある世界遺産を全て訪れました。
我が家は休日が少ないし適期を選んで訪れたので結構大変だったです(^^;)
国宝の石水院です。
高山寺は774年創建、多くの国宝文化財があることで知られていますが、代表的なのは鳥獣人物戯画。
原本は東京国立博物館と京都国立博物館にあり、石水院で写しが展示されています。
紅葉は最盛期、雨の中を来たかいがありました(^^)
境内には日本最初の茶畑が保存されています。
高山寺も京都のお寺の御多分に漏れずグッズ類が豊富なお寺ですが、境内産のお茶も売るといいかも。
西明寺です。
表門脇の紅葉が美しい。
西明寺につくころには雨はあがりましたヽ(^。^)ノ
830年ごろに創建。
現在の本堂は江戸時代に徳川綱吉生母の京都生まれの桂昌院の寄進といいます。
庭園には馬の石柱もありました。
阿育王石柱(アショーカ王石柱)といい、古代インドにあって仏教を守護したアショーカ王がブッダの生誕地に建てた石柱を再現したものだそうです。
清滝川沿いの車道を歩きます。
三尾は京都駅から車で30分程ですが、深山な雰囲気があります。
やっと楼門が見えてきました。
こちらはしっかりした靴で訪れた方が良さそう。
レンタル着物の旅行客が紅葉の記念撮影。
よくぞここまでお着物で登ってこられましたね~。
824年創建、多くの国宝文化財を有し空海や最澄が滞在するなど日本仏教史上重要な寺院だそうです。
日本史の教科書などで源頼朝の肖像とされている国宝画もこちらの所蔵品。
神護寺境内にはいくつかの茶店があるのですが、そのどのお店もフォトジェニック。
紅葉を見ながらお昼を頂きました。
三尾散策はこれで終了、まだ時間があるので嵯峨方面へ移動します。
長くなったので記事を分けます。
2016年11月18日 (金)
京都御苑
所要があって京都御苑に来ました。
ちょうど紅葉が見ごろ始めの様です。
京都御苑は65haの広さ、新宿御苑が58.3haなのでその広さが推し量られます。
御苑の中には京都御所・仙洞御所・大宮御所の三つの御所と京都迎賓館、更に宮内庁関連施設などもあります。
とにかく広い、そして通路が広く砂利敷きなので歩くのが大変(^^;)
ここの植栽の特徴は大木が多いという事。
のびのびと育てられています。
広くて日当たり状態も様々なので一斉に紅葉するのではなくあちこちで見ごろになり長く鑑賞できるのがいいところ。
というか広いのでいっぺんに全てを鑑賞できませんし、新宿御苑の様に回遊するような造りになっていないのです。
公園として見るにはちょっと愛想が無いというか(^^;)
2016年11月17日 (木)
三室戸寺
2016年11月16日 (水)
2016年11月13日 (日)
京都洛中めぐり
スポニチの「京都洛中めぐり」に参加しました。
神宮丸太町駅近くの荒神橋西詰南でMAPを受け取りスタート。
良いお天気です。
鴨川沿いの河川敷を暫く歩いたあとは地上に上がり冷泉通を進みます。
関西電力夷川発電所です。
1914年運用開始で煉瓦造りのクラシックな発電所です。
京都は戦争で焼けていないので発電所とか浄水所とか疎水などこういうクラシックな設備が現役なんですね。
東京でいえば東京駅とか三菱一号館のタイプ。
更に疎水沿いに進み
白川沿いの和菓子屋さんで光秀饅頭を買って食べ歩き。
この近くに明智光秀の首塚があるのです。
桜の紅葉真っ盛りの知恩院三門前を通り
円山公園の紅葉は一部見ごろで大半はこれから。
これは縁切り縁結び碑というもので、形代(お札)に願いを書いて念じながら両側から穴をくぐり碑に形代を貼るものです。
貼ってある形代をちらっと読んだら縁を切りたい相手の個人名がバリバリ書いてあったりと願いが具体的です~(^^;)
おまけに安井金毘羅宮っていわゆる○○ホテルに囲まれているというロケーションから独特の怨念が~、というか御祭神があの日本三大怨霊の崇徳天皇ですから(汗
お願いしているのはほとんど女性ですごい行列でした。
建仁寺塔頭禅居庵摩利支天堂はイノシシだらけ。
摩利支天はイノシシに乗っているところから来ているそうです。
イノシシマニア(いるのでしょうか?)が来たら大喜びする勢い。
サザンカも見事でした。
ウォーキングを再開して六角堂(頂法寺)。
587年創建の古刹、西国三十三所のお寺です。
ここは華道の池坊の発祥の地とされていて池坊会館が建っています。
池坊の家元は六角堂の住職が務めるのだそうです。
夷川通に折れます。
この通りは家具屋さんや建具屋さん、食器屋さんが密集しています。
柳馬場通に折れて京都ハリストス正教会です。
1903年築、本格的ロシアビザンチン建築だそうです。
まだ重文指定じゃないのは不思議。
高瀬川一之船入です。
往時に盛んに通商を担った高瀬川の船を接岸させるための入り江。
door to doorで21,287歩、13.83kmのウォーキングでした。
特に紅葉名所だったわけではありませんが、どこに行っても紅葉が綺麗でした。
2016年11月12日 (土)
毘沙門堂→天授庵→永観堂
最初に山科の毘沙門堂、703年創建の古刹で荒廃と復興を繰り返しながら格の高い門跡寺院として存続しています。
ここは高低差があり、今は最上部の本堂周辺(有料部分)が見ごろ。
江戸初期に作庭の晩翠園。
本堂や宸殿にある障壁画は動く襖絵として知られていて、鑑賞者が動くと絵の角度が変化して見える逆遠近法という手法で描かれていたり、京都人の「イケズ」の例えとして出る「梅の間(おことわりの間)」(お断りする客を通す部屋の襖絵は普通は梅に鶯・竹に雀が描かれるところ、梅にヤマキジ、竹にシマヒヨドリが描かれていて「鳥合わない=取り合わない」絵になっており、この部屋に通されたら「お断りされた」と悟って帰らなければ更に教養がないと者と思われる)という恐ろしいやら洒落が効いているやらという部屋がありました。
横溝正史の見立て殺人物にも通じるなと思いました(^^;)
ここまで来たら無料の参道だけでは無く拝観料を払って障壁画を見るのがお勧め。
弁天堂周辺はドウダンツツジの紅葉が綺麗でした。
この弁天堂には大阪城で秀吉の妻高台院が念じていた弁財天を納めているそうです。
地下鉄で蹴上まで移動して南禅寺塔頭の天授庵です。
1339年創建。
天授庵は日当たりの関係か周辺の寺院よりも一足先に紅葉が見ごろになります。
東庭は紅葉がピーク。
次は永観堂こと禅林寺です。
853年創建、「秋はもみじの永観堂」と言われていて古くからの紅葉名所です。
永観堂か東福寺かという京都紅葉名所の双璧とされているだけあって流石に美しい。
そして高低差のある広い境内に沢山の木があるので見ごろも長く続きます。
恐らく11月中ならいつ訪れても満足するのではないでしょうか。
永観堂の良いところは広くて動線も多岐なところ。
多くの参拝者が訪れても窮屈感が全くありません。
今は放生池や茶店周辺がピークでした。
永観堂の紅葉は手入れが行き届いていて実に美しいです。
紅葉の時期は拝観料が600円から1,000円に上がりますがその分寺宝展として普段よりも多くの部分や寺宝を見ることが出来ます。
国宝の寺宝や数々の障壁画も新旧見どころいっぱい。
2016年11月10日 (木)
2016年11月 9日 (水)
神戸八社と異国情緒の街並みを巡って家内安全祈願
阪神電車の「神戸八社と異国情緒の街並みを巡って家内安全祈願」に参加しました。
神戸三宮駅近くの生田神社でマップを受け取りスタートです。
生田神社は201年創建という古社。
社殿は幾度もの災害や戦災で被害を受けながらもその度に復興されたことから蘇る神とも言われているそうです。
すぐに最初の一宮神社です。
創建は不明ですが四世紀とも言われています。
今日のウォーキングコースは生田神社を囲っている生田裔神八社を巡るものです。
神戸の中心部を歩きます。
点灯は12月ですが、ルミナリエの準備が進んでいました。
ここでちょっと寄り道をして日本真珠会館にある「神戸パールミュージアム」へ。
神戸は真珠加工が地場産業で戦前には日本の真珠取引の8割を担ったそうです。
建物は登録有形文化財で近代化産業遺産。
ビル自体もレトロで見どころがあります。
ヒカリモノは大好物なので楽しんで鑑賞しました(^^)
ウォーキングに復帰して旧居留地を歩きます。
三宮神社です。
航海の安全と商工業の繁栄を守る神様だそうです。
後ろの教会風な建物は結婚式場。
三宮神社があるから周辺の地名は三宮なのですね!
元町商店街にはスイーツのお店や色々な老舗がありますが、今期の朝ドラ「べっぴんさん」のファミリア本店もあります。
創業したのは三宮でその後元町に移転したそうです。
元町商店街から山手側へ折れて花隈公園です。
戦国時代の花隈城跡で模擬石垣と模擬天守台が築かれています。
石垣内部は駐車場。
山手側に登ります。
このあたりに25年以上前に仕事の都合で両親が一時住んでいたマンションがあり、私も良く来ていたので久しぶりに見に行ってみました。
震災を耐え抜いて今でも立派に健在でちょっと感動しました(^^)
ずっと気になっていたのですが、関西に引っ越してやっと見ることができました。
山手通りにある四宮神社です。
この神社も戦災や災害で度々被害を受けて復興しているようです。
五宮神社です。
ここもそうですが、神戸の神社は境内がスッキリしている印象。
木が生えていないからかな。
五宮神社の隣にある祥福寺に寄り道。
禅寺らしい美しい境内です。
ウォーキングに復帰します。
今度は坂をどんどん下っていきます。
これで八社巡りは終了。
ゴールは新開地駅があるメトロこうべ。
カプセルホテル1階に新開地駅への入り口がありました。
お土産は元町商店街で風月堂のゴーフルと一番館のポーム・ダムール。
デパ地下でも売っていますが、いずれも本店で購入しました。
ポーム・ダムールは大好きなのです。
25,165歩、16.35kmのウォーキングでした。
帰りに夫と待ち合わせて伏見へ。
前日のNHK「ひるブラ」で紹介されていた、たれ口と粕汁を味わいました(^^)
ちょうどお店からも案内が来ていて行こうと思っていたのです。
2016年11月 5日 (土)
松尾大社→鈴虫寺→苔寺→浄住寺
今日は午後から苔寺こと西芳寺の予約を取っています。
ということで朝から近くの寺社をのんびり拝観。
最初に訪れた松尾大社は山吹の季節以来、お酒の神様で有名です。
多くの七五三の参拝者が訪れていました。
次に鈴虫寺です。
ここも初夏以来、いつも多くの参拝者が並んでいます。
鈴虫説法は噺家といってもいいレベル?リピーターさんが多い様子。
苔寺門前の茶屋で名物のとろろそばを。
アットホームなお店で親切にして頂きました。
予約時間は13:00~ですが、12:30に門前に行くと既に多くの参拝者が。
程なく係りの方が門を開けて受け付けが始まります。
2か月前に往復葉書で予約して参拝料は3,000円です~。
最初に本堂で般若心経を写経します。
建物の中は撮影禁止ですが、かなり小さな机に紙を置いて墨を擦り細筆を使用します。
墨を擦るなんていつ以来だろう~(@@)
苔寺参拝者は外国人観光客も多いのですが、器用に筆を使って写経していました。
意味はわからないでしょうから模様と思っていたりして?(^^;)
本堂の襖絵は堂本印象の筆で前衛的でした。
写経が終わった順に庭園を拝観します。
特に時間制限はありませんでした。
元々は平等院や銀閣寺(は苔寺をリスペクトしたもの)の様な浄土式庭園で枯山水の庭だったものが、応仁の乱や戦国時代、江戸時代、明治維新と度々荒廃と復興を繰り返しその過程で庭園が荒れ果て苔に覆われていったもの。
その様が美となり世界遺産に認定されています。
正直なところ、苔なら京都は他の寺社もいっぱいあるしと思っていましたが、こちらはまた別格。
拝観者を絞っているので庭も絶妙に整えられてかつ静謐であり、覆う緑に圧倒されます。
滅びと癒しをテーマに形にするとこんな庭園になるという事でしょうか。
ここは写真が趣味の人には堪らないのではないでしょうか。
枯山水も残骸が僅かに残るばかり。
殆どの石組や白砂も苔に覆われています。
ちょっと一乗谷城庭園に似た雰囲気です。
拝観が終わった人から門を出ます。
12:30過ぎに入って15:00過ぎに出ました。
因みに西芳寺の物販はお札とお守りと御朱印一種類ずつで三点のみと京都のお寺にしてはシンプルです。
浄住寺は黄檗宗のお寺という事でちょっと萬福寺に似ています。
魚梆もありましたよ。
本日も〆はラーメン(^^;)
京都名物?新福菜館です。
どす黒いですが意外とあっさりしています。
西芳寺の苔色のお守りに御朱印がカッコよかったので(^^)
ポストカードはお土産屋さんです。
2016年11月 3日 (木)
城南宮 曲水の宴
普段は有料の神園が曲水の宴当日は無料開放です。
作庭は中根金作。
因みに城南宮神園は茶室で頂くお茶を巫女さんが運んでくださる様です。
お茶は各地で頂きましたが、このスタイルは初めて見ました。
曲水の宴は平安の庭で行われます。
紅葉は色づき始め、ツワブキが花盛りでした。
城南宮は梅が有名ですが、一年中綺麗そう。
因みに拝観者多数、前の方に座りたい場合はかなり前に来る必要がありそう。
京都らしく和服の方も多かったです。
歌人は狩衣の公卿が5名、小袿の女官が2名です。
(歌人に扮するのは各地から参加の和歌の専門家)
神官が本日の歌題が書かれた紙を拝見させます。
歌題は「野分」。
野分とは秋草を吹き散らす強い風の事。
雅楽で今様歌を奏す中、白拍子が舞います。
水干の童子が羽觴(うしょう)という鴛をかたどった盃台を曲水に流します。
流れる最初の羽觴は見送り、次の羽觴を取り上げ盃に満たされた酒を飲み干し、空いた盃に菊の花を入れて戻します。
こんなかんじで羽觴が曲水を流れます。
楽の流れる中、各人羽觴の酒を頂きながら歌を詠みます。
短冊の裏は色紙が貼ってある様子。
童子が歌人達から集めた和歌を朗詠者が披講します。
輪唱もあって雰囲気満点。
宴が終わり歌人は元の位置に戻り、その後参宴者が退場し曲水の宴が終了です。
その後、拝観者も曲水に人型を流して厄を祓うことが出来ます。
有料ですが、300円と良心的。
曲水の宴の拝観が無料だし城南宮は駐車場も無料とかなり良心的。
神園入場料位取ってもいいのではと思います。
お金のことはさておき雅なひと時を過ごせた曲水の宴でした(^^)
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