京の古道-鞍馬街道をゆく-
スポニチの「京の古道-鞍馬街道をゆく-」に参加しました。
叡山電鉄の一乗寺駅近くの一乗寺公園でMAPを受け取りスタートです。
今度は賀茂川の河川敷を歩いて北上します。
鞍馬街道の始まりまでウォーミングアップがてら?回り道。
京都マラソンが近いからかランナーがたくさん走っていました。
出雲路橋が本日のタイトルである鞍馬街道の起点鞍馬口です。
京から出る街道の起点は○○口と名付けられており、ここは京にある七口の内の一つ。
それでこの付近にある市営地下鉄の駅名は鞍馬寺から遠いにもかかわらず鞍馬口駅となっているのですね。
鞍馬街道は平安時代から貴船神社・鞍馬寺への参拝路として利用され、室町時代には軍事街道として、現在でも物資の輸送路として重要な道だそうです。
すぐ隣に京都コンサートホールがあります。
クラッシックコンサート専用のホールだそう。(そんなにニーズあるのかな)
この周辺は植物園があったりとちょっとした文化ゾーン。
深泥池を過ぎると急な登り坂が現れて切通しのある峠を越えます。
ここが本日の一番の難所。
元々は後水尾天皇の幡枝離宮を1678年に寺に改めたもの。
比叡山を借景にした名勝庭園で有名です。
この借景を守るために京都市によって条例が制定され周囲の建物の高さ制限や屋根の形まで決めらているそう。
比叡山を横目に見ながら岩倉の町を歩き
畑の向こうに見えるのは京都精華大学。
漫画家の竹宮恵子さんが学長です。
陸に上がると以降この辺りからずっと緩やかな坂道。
街道沿いという雰囲気です。
暫く進むと小町寺です。
こちらは京都では珍しく拝観無料のお寺で、更にウォーカーの為に休憩・昼食ポイントとして境内を開放してくれるという親切なところ。
小町寺という名前の由来は(正式名称は穂陀洛寺)絶世の美女で知られる小野小町の終焉の場所だったことから。
小野小町の慰霊塔や小野小町老衰像(汗)もあります。
「花の色は 移りにけりな いたづらに 我が身世にふる ながめせし間に」と歌い美貌を誇った小野小町が晩年この地に居を定め、水鏡に映った己の老婆となった身に衝撃を受けたり最後を迎えて野ざらしで骨となった地だそうです。
(昔は風葬・鳥葬だったそうで)
更に鞍馬街道を進むと雪が多くなってきました。
京都市内で熊が出るんですね~(^^;)
叡山電鉄の二ノ瀬駅下がゴール。
本来は鞍馬寺門前を経て鞍馬駅前がゴールでしたがこの先は積雪が多く道が狭くなっているので二駅手前までコースが短縮されました。
一旦ゴールした後、せっかくなので本来のゴールまで歩きます。
一割くらいの参加者が同じように延長戦を歩いていました。
それに叡山電鉄は鞍馬駅が始発で、そこからなら確実に座れそうだし(爆
この周辺でいくつか見られた御幣。
神社への道しるべなのかはたまた結界なのか、このスタイルは初めて見ました。
どんどん雪が増えて足元も雪解け水でびしゃびしゃ。
鞍馬川に沿って歩きます。
大雪から2週間たってもこの状態なので鞍馬・貴船はかなり積もったのでしょうね。
鞍馬街道の終着点である鞍馬寺門前です。
流石にここから登って拝観する気力はないので門前で記念撮影。去年登ったし。
叡山電鉄鞍馬駅でゴールです。
目論見通り座って帰れました(^^)v
鞍馬駅前の天狗像は先日の大雪で鼻がもげてただいま治療中。
絆創膏を貼られていますw
door to doorで24,757歩、16.09kmのウォーキングでした。
鞍馬まで徒歩で行けるんですねえ!
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