竹山城→武蔵の里→日生
あまり時間がありませんが、本日はサクッと岡山へ。
中国道は豊中-宝塚辺りが渋滞していましたが、ここはいつもです。
岡山-兵庫県境に位置する宮本武蔵駅に到着。
高架ですが和な感じの駅です。
車で頂上まで登れる筈でしたが、積雪と倒木で途中道が荒れていたので車を置いて徒歩でアプローチ。
こうやって雪越しにみると雪国かと錯覚しますが、雪が残るのは登山道部分のみ。
雪の上には野生動物(鹿や兎)の足跡が点々と残っていました。
竹山城に到着。
築城時期ははっきりしませんが太平記に名が記されている中世の山城。
1493年に山王山城から移ってきた新免氏の居城となるものの関ヶ原の戦いで西軍に組し敗れた結果1600年に廃城。
宮本武蔵の生家は新免氏の家老の家柄で功あって苗字を与えられています。
山城にありがちでテレビ塔等が建ち遺構は殆どありませんが、三国の国境に立つ展望台としては素晴らしい眺め。
岡山(美作)鳥取(因幡)兵庫(播磨)の県境の山々と麓の街並みは旧大原宿と因幡街道。
反対側は岡山(美作)兵庫(播磨)の県境の山と因幡街道の峠越え方面、麓の集落は武蔵の里である宮本地区。
竹山城は三つの国境に立つ戦略上重要な山城です。
西郭と太鼓丸にはテレビ塔・電波塔等が立ち並んでいますが、主郭は残り下草も刈られています。
居心地の良い木陰なのでどうやら鹿の住まいになっている様子です。
竹山城から降りて武蔵の里を散策します。
川は宮本川。
実は夫の父方の出身地、現在も親戚の方が住んでいます。
宮本武蔵の生家跡、今も縁の方の個人宅です。
周辺には武蔵を信奉する色んな団体が建てた石碑などが。
続いて武蔵の姉のおぎんが嫁いだ平尾家。
現在も子孫の方が居住されています。
海鼠壁が岡山らしい佇まいですね。奥は茅葺です。
讃甘神社です。
1580年ごろの創建、武蔵がこちらの太鼓の撥で二刀流のヒントを得たという神社。
五輪坊は宿泊もできる施設で武蔵資料館があります。
こちらを見学、武蔵の描いた絵画や刀の柄などの彫刻や武蔵とその周辺の資料が展示されていました。
敷地内には道場と武蔵の立派な銅像がありました。
記念撮影に良さそう。
続いて武蔵神社です。
こちらは1971年に武蔵を祀って建立されたもの。
境内には武蔵と両親の墓と並んで熊本からの分骨が納められた武蔵の墓があります。
武蔵神社の前の道は因幡街道でこの先は鎌坂峠。
鳥取(因幡)と兵庫(播磨)に通じる交通の要衝です。
武蔵の里見学を終えて、せっかく岡山県境に来たので今が旬の牡蠣を食べに行きます。
小一時間ほど車で南下。
日生のカキオコの「タマちゃん」です。
人気のお店でこれまた入店まで一時間余り待ちます。
スガキとカキオコ3品。
牡蠣が新鮮なので癖もなくぷりぷり美味しい♪
カキオコとは牡蠣のお好み焼きなのです。
9年ぶりにタマちゃんのカキオコを満喫。
本日のお土産
武蔵神社のお守りや地元の窯元で焼かれた馬、地酒、関連本などなどです。
| 固定リンク
« 大根葉 | トップページ | 京都洛北梅めぐり »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント