天神市→千本釈迦堂→東寺→観智院
北野天満宮で月に一度開かれている天神市に行ってきました。
天神市は東寺の弘法市と並んで京都二大縁日です。
見ごろ終盤の梅苑前では猿回しが行われていました。
天神市は境内外側にもお店がたくさん。
商店街と一緒に市を形成しています。
骨董品などは外側の方が多いですね。
あちこちでちょこちょこ食べ歩き~。
千本釈迦堂(大報恩寺)です。
1221年創建、本堂は洛中最古の建造物で国宝。
因みに京都府最古は醍醐寺五重塔、日本(世界)最古は法隆寺金堂と五重塔だそうです。
千本釈迦堂と言えばおかめ信仰。
本堂を建立する際に棟梁の妻のおかめの助言が役立ったものの、夫が女の助言で仕事をなしたと言われてはと自害。
棟梁はおかめの冥福を祈る塚を建て、それが元で大工が信仰するようになったそうです。
玉垣も建設会社ばかり。
本堂の一角には奉納されたおかめ像が並んでいます。
東寺にはしょっちゅう来ている気がしますが、久しぶりに有料ゾーンに入場します。
時期によって公開範囲(と拝観料)が違いますが今は、金堂・講堂・庭園+宝物館+観智院のセットで1,000円。
庭園の枝垂れ桜やソメイヨシノはこれからで今は河津桜が見ごろ終盤。
講堂の立体曼荼羅はやはり素晴らしい、京都で仏像を観るなら東寺と三十三間堂ですね。
3年余りの修理が終わったばかりの観智院へ。
1359年に創建の東寺の塔頭寺院です。
桃山時代の四方正面の庭。
こちらは客殿正面の長者の庭。
以前の五大の庭から大幅に模様替えした様子。
客殿には宮本武蔵の描いた障壁画があります。
一乗寺下り松の決闘の後、観智院に三年間篭り、その間に描いたそう。
仏像や凝った茶室など観るべきものが多かったです。
東寺と合わせて1,000円ならお得。
近鉄で伏見に移動して「酒蔵barえん」へ。
蒼空で知られる藤岡酒造直営店です。
カウンターからは仕込み蔵を見ることができます。
この時は蒼空の為にわざわざ東京からやってきたお客さんもいました。
蒼空の瓶はベネチアングラスなんだそうです。
飲み終わっても捨てられないw
続いていつも予約でいっぱいの「べんがらや」に。
2か月も前から予約しましたよ~。
べんがら色の壁に鳥獣戯画がテーマのお店です。
おでんがメインのお店ですが、注文の品をいっぺんに出さず、さりげなく客の食べるペースに合わせて出してくれる心遣いが嬉しい。
しかもお値段お手頃、なるほど人気の筈ですね。
本日のお土産
東寺でムック本とポストカードと曼荼羅下敷き。
蒼空二種と神聖たれ口です。
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