伏見名水スタンプラリー2017
今年も「伏見名水スタンプラリー」に参加します。
朝から雨が降ったりやんだりと渋いお天気ですが、日にちを選んでいる余裕がないので(^^;)
最初に藤森神社です。
203年に創建とのこと、勝負(尚武)と馬の神社です。
不二の水。
二つとないという意味の名水で水汲みに来る人も多いです。
京阪墨染駅を越えてラリーのコースを外れて墨染寺です。
874年創建、平安時代に最初の関白であった藤原基経が亡くなったのを悼んだ歌人が「深草の 野辺の桜し 心あらば 今年ばかりは 墨染に咲け」と歌った墨染桜があります。
歌舞伎や謡曲で知られているそうです。
またの名を桜寺ともいう桜の名所。
更に寄り道を続けて欣浄寺です。
1230年ごろ創建、本堂には伏見大仏があります。
境内は小野小町に恋慕して百夜通いの末、九十九夜目に死んでしまった深草少将の邸宅跡と言われています。
本堂前の庭園の一角にある深草少将姿見の井戸。
小野小町を思って深草少将が流した涙で今も井戸が湧くという事です。
ところで深草少将の九十九夜目の悲劇には諸説あって
1.雪に埋もれて凍死
2.父親の謀反に連座して流刑
3.御付の者に代わりに通わせていたのが発覚
とありますが、真相はどれでしょう?
深草少将の邸宅跡の欣浄寺から小野小町の邸宅跡の随心院まで今の県道35号(京都だから府道ですかね)の道を辿ったと思われますが、片道約5.5km、往復で11km。
騎馬なら楽勝、徒歩ならウォーキングには程よい距離ではありますが、百夜連続は厳しいですね。
ウォーキングに戻って清和荘です。
京料理の料亭で門前は近藤勇が狙撃された場所です。
雨が本格的になってきました。
清和の井です。
この名水で清和荘の料理は作られているそうです。
城南宮です。
飲むとあらゆる病気が治るという名水の菊水若水が手水に使われています。
このころが雨のピーク。
城南宮は方除の神社なので引越前にしっかりお祈りしておきました。
ようやく雨がやみました。
門の間から桃の井です。
キンシ正宗の酒造りに使われているそうです。
ちょっと寄り道をして目の前にある金札宮。
1200年前に天から金の札が降りてきて信託があったという事からこの名があります。
謡曲の「金札」はここから。
こちらも御利益は金運!の様ですw
再びラリーに戻って御香宮神社。
門は伏見城大手門の移築。
鳥羽伏見の戦いでは薩摩藩の駐屯地。
十三参りとは京都で盛んな数え十三の春に多福と知恵を授かりに参拝する行事。
女の子は十三参りで肩上げをして大人の着物を着る成人の儀式ともなるそうです。
良いですね~数え十三歳(満十二歳)辺りが一番振袖が可愛く似合いそう(^^)
御香水は大変良い香りがする飲むと病が癒えたり願いが叶ったりする名水だそうです。
とはいうものの去年は飲用不可でしたが、どうやら最近ろ過装置をつけて飲用可能にリニューアルしたようです。
新設に見えないようにしてあるのが流石ですね。
そしてほど遠くない位置に会津藩の駐屯地の伏見御堂。
伏見辺りは幕末の激戦地だったのですね。
伏見御堂のすぐ傍には次の名水のある鳥せい本店です。
いつもお客さんで賑わっていますね~。
名水の白菊水です。
鳥せい本店を経営する山本本家の酒造りに使われているそうです。
ここの名水は汲みに来る人が途絶えません。
その山本本家の前に来ると人だかりが…どうやら酒蔵開きの日だったようです。
そういえばお知らせが来ていました。
200円で試飲券を購入すると2種類のお酒の試飲ができます。
本日は純米大吟醸と吟醸生酒でした。
試飲といえど山本本家らしくたっぷり!
酒蔵直売のお酒もずらっと並んでいました。
既にたくさん購入済みなので今回は見送ります。
次は黄桜カッパカントリーです。
ここも観光客で賑わっています。
店内の中庭の桜の下はミニ花見宴会状態で賑やかでした。
去年は探せなかった名水の伏水。
カッパカントリーと道を隔てて反対側の黄桜記念館にありました。
これも日本酒の仕込み水として使われているそうです。
ここの名水さかみづは有料ゾーンの中にあります。
先月訪れたばかりなのでスタンプのみで画像はその時のものを流用。
こちらも日本酒の仕込み水に使われているそうです。
参道の桜が満開。
いつもは境内撮影不可ですが、この日は大丈夫でした。
名水は閼伽水。手水(左下)として使われています。
閼伽水とは仏に供える水だそうです。
境内の桜の下では二胡の演奏が行われていました。
十石船を見ながら歩いて
door to doorで23,121歩のウォーキングでした。
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