岩船寺→浄瑠璃寺→興福寺→元興寺→大乗院庭園→氷室神社→東大寺→春日大社
本日は奈良方面へ。
最初に訪れる岩船寺と浄瑠璃寺は住所は京都府なのですが、奈良駅からバスでアプローチします。
まずはJR奈良駅で奈良駅近辺の主な観光地をカバーできる一日乗車券の「奈良公園・西の京 世界遺産 1-Day Pass」を購入。
500円の乗車券で一日乗り放題になりますが、奈良駅から浄瑠璃寺までの片道でも570円かかりますので絶対にお得です。
奈良交通のバスは浄瑠璃寺まで、そこから更にコミュニティバスを乗り継いで岩船寺に到着。
次の戻りのバスの時間まで持ち時間は40分、気合を入れて鑑賞します。
岩船寺は729年または749年の創建とかなりの古刹。
本堂には数々の古い仏像が納められています。
ちょうど訪れた直後に東京での展覧会の為に仏像の一つが出ていくところでした。
境内には多くの石仏が。
また、アジサイを始め花の多いお寺です。
戻りのコミュニティバスで浄瑠璃寺へ。
今度は戻りのバスが70分後なので少し余裕があります。
(バスが一時間に一本位で昼間は無しなのでバスの時間で行動する必要が)
参道脇には馬酔木の花が咲いていました。
浄瑠璃寺は1047年の創建。
特別名勝の浄土式庭園と国宝の本堂です。
本堂の中にはこれも国宝の9体阿弥陀坐像があります。
平安時代には9体の阿弥陀坐像が盛んに造られたそうですが、全て完存して並ぶのはここのものだけだそうです。
浄瑠璃寺の参道脇は春の花が盛りと咲いています。
興福寺です。
669年の創建、寺宝が納められていた国宝館が耐震工事の為休館中でその間仏像を仮講堂と東金堂に分けて安置し、「阿修羅 天平乾漆群像展」と「国宝仏塔 東金堂特別安置」を行っています。
特に「阿修羅…」の方は天平の仏像や八部衆などを東寺の立体曼荼羅の様に安置していて迫力があります。
今年だけのプレミアム感もあって必見(^^)
こちらが仮講堂で平日ですが行列ができています。
早めの訪問が吉ですね~。
猿沢の池を過ぎて
ならまちで柿の葉寿司を頂きます。
ならまちを散策。
古い街並みが残っていて観光地化しています。
元興寺です。593年の創建。
蘇我馬子が飛鳥に建立した日本最古の仏教寺院が奈良遷都に伴って現在地に移ったもの。(元の場所も飛鳥寺として現存)
世界遺産です。
これで奈良県内の世界遺産をすべて回りました。
京都・奈良の世界遺産は数が多いので大変でしたw
元興寺の本堂の瓦は日本最古で飛鳥時代の瓦だそうです。
続いて大乗院庭園です。
1087年創建の興福寺の塔頭寺院が室町時代から荒廃と隆盛を繰り替えし、南都随一の庭園を誇ったが廃仏毀釈をきっかけに廃絶。
敷地は奈良ホテルの所有となり一部がテニスコートやパターゴルフ場などになったものの貴重な中世庭園跡として名勝指定、近年復元整備され公開されています。
奈良公園に戻ります。
枝垂れ桜が多い氷室神社は花盛り。
710年の創建です。
大仏の大きさに圧倒されます。
…そして仏殿内のお土産屋さんにもw
鹿を見ながら参道を歩き
春日大社です。
768年の創建、奈良公園に鹿がいるのは春日大社の神使とされるから。
朝からかなりの強行軍でしたが奈良を満喫しました(^^)
阿修羅グッズと春日大社の白鹿みくじに鹿柄ふきん。
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