2017年8月30日 (水)
2017年8月27日 (日)
中川船番所資料館→芭蕉記念館→ミュゼ浜口陽三ヤマサコレクション→サンシャイン水族館→古代オリエント博物館→東京オペラシティアートギャラリー
江東区中川船番所資料館です。
江戸時代に番所があった付近にあり、中川番所のジオラマや中川の水運の歴史などを展示。
小学生の頃23区民だったので、この手の施設の展示内容は授業で習って馴染み深い。
展望窓から見た中川と船番所があったあたり。
今度は隅田川沿いにある江東区芭蕉記念館。
こちらは松尾芭蕉に関する資料を展示する施設。
企画展示は「蕉門十哲」、松尾芭蕉門下の内、特に優れた10人の俳句や人物像を展示。
外には狭いながらも庭園があり、隅田川を見晴らすこともできます。
箱崎JCTの目の前にあるミュゼ浜口陽三ヤマサコレクションです。
浜口陽三はヤマサ醤油の社長の息子である銅版画アーチスト。
その作品を集めた美術館をヤマサ醤油が元々倉庫だったスペースを改装して開設したものです。
小さくて繊細な銅版画は愛らしい。
歩いていると賑やかなので何かと思うと水天宮です。
近年新しく建て直したようで、ビルの吹き抜けが随身門です。
これは面白い。
水天宮の目の前で人形焼きを買って食べ歩き。
地下鉄を乗り継いで久々に池袋です。
いやぁ相変わらず人が多い!
せっかくなのでリニューアルされたサンシャイン水族館へ。
混んでいます~!
屋内ゾーンは余り変わっていませんが
屋上はカフェもあり、夏の間は夜はビアホールにもなるようです。
年パスが入場料2回分(4,400円)と激安!
埼玉県民のままだったら年パス買ったでしょうね~。
(池袋は埼玉の飛び地です)
水族館の喧騒を抜けて同じサンシャインシティ内の古代オリエント博物館です。
企画展は「魅惑のランプ」。
古代オリエントのランプから近代のヨーロッパのランプや日本の行燈まで、ランプという括りで纏められた展示。
そして古代のランプのレプリカで墳墓を訪ねる体験も。
小さな博物館ですが結構好きです。
電車を乗り継いで初台の東京オペラシティアートギャラリーです。
企画展は「荒木経惟 写狂老人A」。
写真家アラーキーの展覧会、これはぐるっとパスじゃなかったらまず来ることはなかったでしょう(^^;)
でも名前は知っていてもどういう写真家かというのは具体的には知らなかったので貴重な機会になりました。
イントロにドーンと。全作品撮影可と気前が良いです。
もちろん普通の(?)作品もあります。
意外と女性の観覧者が多いのです。
+して収蔵品展と若手作家の森洋史の展覧会も見ることが出来ます。
印象的なのは森洋史の作品群。
名画+名作アニメ+リキテンシュタインといった作風で、更に複雑な加工によって装飾。
印刷よりも実際の作品に接する方が遥かに良いタイプ。
またどこかの展覧会で目にしてみたいです。
本日のぐるっとパスで無料になった施設は、江東区中川番所資料館が200円、江東区芭蕉記念館が200円、ミュゼ浜口陽三ヤマサコレクションが600円、古代オリエント博物館が900円、東京オペラシティーアートギャラリーが1,200円、累計19,300円です。
2017年8月23日 (水)
2017年8月20日 (日)
三井記念美術館→フィルムセンター→相田みつを美術館→パナソニック汐留ミュージアム
今週のぐるっとパスは東京駅周辺です。
日本橋の三井記念美術館からスタート。
企画展は「地獄絵ワンダーランド」。
夏らしく地獄めぐり。
イントロに水木しげるの「のんのんばあ地獄めぐり」を配して子供向けにもわかりやすくイメージ。
後半は伝統的六道絵や十王図などを展示、最後にお決まりの極楽・菩薩がちょこっとあります。
京都に居住した経験でこういう和物伝統文化に対する理解が以前よりも立体的になりました。
美術館鑑賞後、同じビルの中にある千疋屋本店をチラ見。
1個の値段ですよ~、2万円のマンゴーもありました。
これらが売れているのが凄い。
記念に一番安いバナナ1本324円也を購入w
美味しゅうございました(笑)
隣の三越本店も時代が変わってもここだけは未だ高級感がありますねぇ。
路を挟んで反対側が賑やかと思ったらアートアクアリウムの派生イベントの夏祭りでした。
7月上旬から9月下旬まで長期開催の夏祭りで浴衣を着て記念撮影をしようというもの。
コレド室町も3塔まで増えてここらへんも随分様変わりしました。
OL時代はランチで良く来ていましたが綺麗になってしまって面影もないです。
この辺り昔は老舗と小さな飲食店が並んでいたかな。
日本橋の再開発は三井が気合をいれていますねー。
メトロリンクに乗って京橋まで移動。
メトロリンクも周知度が高くなったのか利用者が多くなりました。
東京国立近代美術館フィルムセンターです。
映画に関する資料が収められています。
常設展はほぼ変わりなし、企画展は人形アニメーション作家の「持永只仁」。
国際フォーラム地価の相田みつを美術館です。
こちらは標語好きの夫のお気に入り。
企画展は「いちずに一本道いちずに一ツ事」。
本来は植村直己冒険館とのコラボ企画だったようですが、先方の都合で延期に、お詫びに植村直己冒険館からポストカードが渡されました。
新橋に移動します。
新橋がサラリーマンの街とニュースで言われていますが、個人的には不思議。
サラリーマンの数でいえば丸の内や大手町当たりの方が断然多いと思いますが、飲み屋の数が多いからですかね?
電通の本社があるから?
その新橋にあるパナソニック汐留ミュージアムです。
企画展は「深澤直人がデザインする生活の周囲展」。プロダクトデザイナーの深澤直人がデザインした多岐にわたるアイテムが展示、見たことがあるものも多いです。もちろんパナソニックの商品も。日本のスタイリッシュなプロダクトデザイナーの代表格ですね。
これを見てスタイリッシュにリフォームしたい!と思えばそのままパナソニックのショールームに行けるというある意味この美術館らしい展示です。
最後にちょこっと館蔵品のルオーも展示。
〆は新橋の居酒屋さんで。
相田みつをの日めくりカレンダーは三冊目です。。。
本日のぐるっとパスで無料になった施設は、三井記念美術館が1,300円、フィルムセンターが250円、相田みつを美術館が800円、パナソニック汐留ミュージアムが1,000円で累計16,200円です。
2017年8月17日 (木)
千葉市美術館
夫が早く帰宅したので、行けそうなぐるっとパスをとなると近場の千葉市美術館です。
車でちょろっと行ける距離で駐車場も無料、遅い時間まで開いているのは有り難い。
逆に言うとぐるっとパスでの近場はここしかないのが…埼玉時代は都県境だったので都下が近くぐるっとパス巡りが楽だったのです。
今行われているのは館蔵展の「うらがわ」です。
200円!と大変安価な展覧会ですが、価格と合わない充実の内容。
この世のうらがわや、人の心のうらがわを浮世絵から現代アートまでの展示です。
印象としてはお化け屋敷という感じでしょうか、夏らしい展示ですね。
展覧会の後は海まで出て水槽のあるレストランで。
先日ウォーキングで来てチェックしたところです。
ぐるっとパスで無料になった施設は千葉市美術館が200円、累計12,850円です。
2017年8月16日 (水)
東京国立近代美術館→工芸館→科学技術館→昭和館→松岡美術館→東京都写真美術館→目黒区美術館
絶好の美術館日和(?)の雨模様なので朝からぐるっとパス巡りです。
最初に東京国立近代美術館です。
ぐるっとパスで入場できるのは所蔵作品展ですが、所蔵作品が豊富なので来るたびに新しい作品に出会えます。
これは藤田嗣治の対照的な作品を並んで展示されているもの。
左が典型的な作品である乳白色の肌の女性像、右が戦時中に軍から依頼されて描いた戦争画。
続いて工芸館です。
工芸館はオリンピックまでに金沢に移設するそうでちょっと残念。
こじんまりとしていますが、工芸でひとくくりにされた多岐にわたる展示が結構好きでした。
移設後、建物は残ると思うのですが行方が気になります。
展示は「調度♥ハッピーの形」。
季節ごとの室礼を考えたり整えたりすることでハッピーになれる、というもの。
字面は固くてもここはいつも大人でも子供でも楽しめるように見せるのが上手です。
科学技術館です。
現在は産業界がスポンサーになって展示されています。
時々内容がリニューアルされているので、訪れるのは3年振りですが、1/3位変わっていたと思います。
色々業界の事情も垣間見えて興味深い。
夏休みなので親子連れがいっぱい、お弁当も食べられるしここで一日過ごせそう。
皇居を突っ切って北側へ。
武道館ではスピッツのコンサートが行われる様で既にファンが並んでいました。
御堀越しに昭和館です。
ウォーキングやらみたままつりやらでこの辺りは良く来ている印象。
戦中・戦後の国民の暮らしをオブラートにつつんで展示。
こちらの常設展はほぼ変わりませんね~。
企画展は「昭和を生き抜いた女性たち」。
大妻女子大の創設者の大妻コタカと朝ドラ「とと姉ちゃん」のモデルになった大橋鎭子の展示が中心。
松岡美術館です。
ここはぐるっとパスの美術館の中でもお気に入り上位。
企画展は「印象派・新印象派」で所蔵品の中でモネやルノワールの作品やフランスの風景を描いた印象派などの作品を展示。
もう一つの企画展「中国の工芸」は玉器や銅器など陶磁器以外の中国工芸を展示していました。
個人美術館ですが所蔵品が多いです。
坂をどんどん降りて恵比須方面へ。
左のマンションはジンバブエ大使館。
恵比寿ガーデンプレイスの一角にある東京都写真美術館です。
写真・映像の美術館でここは初めて来ました。
幾つかの企画展が並行して行われていますが、初めてなので所蔵作品展の「コミュニケーションと孤独」を鑑賞。
これは一人の人間を時間をおいて定点撮影したもの。
孤独死がテーマの作品群もあったりするのが都会の美術館ですね。
更に目黒に向かってどんどん坂をおります。
逆ルートにしなくて良かった(^^;)
気分はブラタモリです。
目黒区美術館です。
目黒区民センターの一角にある区の施設。
ここも初めての訪問。
企画展は「ヨーロッパの木の玩具-ドイツ・スイス・北欧を中心に」。
非常に上質(で高価)なおもちゃの数々を展示、これは子供よりも大人の方が価値がわかって楽しめるのではないかと。
展示は撮影禁止ですが、売店は可能でした。
セットものは勇気がいりますが、馬単体もあったので購入。
セットだと作者のサインが入るようです。
〆は目黒の居酒屋で。
一日良く歩きました~。
分かりづらいのですが、工芸館でスタンプラリーの記念品のクリアファイル、
目黒美術館で木彫りの馬、松岡美術館でポストカードです。
ぐるっとパスで無料になった施設は、東京国立近代美術館が500円、工芸館が250円、科学技術館が720円、昭和館が300円、松岡美術館が800円、東京都写真美術館が500円、目黒区美術館が700円で累計12,650円です。
2017年8月15日 (火)
山形旅行三日目
朝食はホテルのレストランで。
バイキングではなく選べる定食でした。
朝から小雨模様の渋いお天気なので午前中は秘湯めぐり。
すれ違い困難なクネクネ道(対向車が案外多い)を延々辿って
旅館が古い山小屋風でイイ感じ。
古いながらも肝心な設備は新しく改築しています。
複数ある温泉を行ったり来たりしながらのんびりできる所でした。
温泉は内湯・露天とも日帰り入浴もすべて入れます。
岩風呂はちょうど女性専用時間で更に入れ違いで貸切状態に。
目の前に渓流が流れています。
【滑川温泉 福島屋】
入湯料:500円
ロッカー:棚のみ
ドライヤー:無し
備考:シャンプーボディソープは内湯のみ、源泉かけ流し、ケロリン
更に急な道を奥地に進み
古い爆裂火口に温泉旅館が建っています。
ここに至るアプローチとこの風景を含めて印象度は今まで訪れた温泉の中ではNO.1です。
正に秘湯の宿。
入湯料:600円
ロッカー:棚のみ
ドライヤー:無し
備考:日帰りは露天のみ、石鹸類無し、源泉かけ流し
お風呂の後は更に南下して福島県に入ります。
途中にあったJA直営の農産物直売所でお買いもの。
今は桃がいっぱい。
最後に二本松城に寄ります。
1400年代に二本松氏により築城。
銅像は戊辰戦争時の二本松少年隊の悲劇を顕彰するもの。
49城目の100名城訪問です。
100名城なんて絶対無理無理!と思っていましたがそろそろ半分、もしかしたらいけるかも?
でも残りは訪れにくい城が多いのですよね~。
余り100名城には拘っていませんが、ぼちぼち頑張ります。
お城巡りをしていると日本のいろんな場所を訪れる事になるので楽しいですね。
二本松城は菊人形でも有名ですが、城内は美しい松が多いです。
復元整備も進んでいます。
【岳温泉岳の湯】
入湯料:350円
ロッカー:棚のみ
ドライヤー:無し
備考:石鹸のみあり、源泉かけ流し
復路は磐越道経由の常磐道で。
流石に所々渋滞がありましたが、それほどの事は無く30分程のロスでした。
天気予報は悲観的でしたが、最終日に小雨交じり以外は好天に恵まれて、寧ろ首都圏よりも日差しが強くて暑かったです。
日本酒や焼きふや冷やしラーメン、玉こんにゃくにさくらんぼ関連のものなど。
やはり福島と言えば桃の様で街道沿いに桃畑がいっぱいでした。
2017年8月14日 (月)
山形旅行二日目
チェックアウト後、山形から南下して上山城です。
1535年に築城され、現在の天守はコンクリの模擬天守ですが、庭園と相まってなかなか見栄えがします。
内部はよくある郷土資料館になっていますが、これがなかなかの充実ぶりで見ごたえがあります。
恐らく立地している上山温泉街のここが観光の中心となるのでしょう。
天守最上階からの眺め、柵はまぁコンクリ城ですから頑丈で合理的と解釈します。
もちろんエレベーター完備。
現在でも実際に居住しているお屋敷も。
茅葺屋根や文化財を維持するのは大変な努力でしょうね。
続いて、上山温泉街を散策。
大型の旅館もあり結構な規模の温泉街です。
山形新幹線のかみのやま温泉駅もあります。
よくある話ですが傷ついた鶴が肢を浸して癒していたことが由来の温泉で、こちらが源泉。
足湯もあります。
温泉の由来は傷ついた鶴とか鷺とか鹿が多いですよね。
一番よく聞くのが鷺、珍しいところでは狼とか。
犬・猫・猿とかは聞かないなぁ。猿が入る温泉はありますが。
散策途中にあった下大湯に入湯。
その昔、沢庵禅師もここに入って癒されたそうです。
【上山温泉 下大湯】
入湯料:150円
ロッカー:有り
ドライヤー:無し
備考:石鹸類無し、洗髪料金別(100円)、かけ流し、ケロリン
米沢に到着、まずは上杉伯爵邸です。
大正時代に米沢城二の丸跡に上杉伯爵の屋敷として建てられたもの。
現在は上杉鷹山ゆかりの「かてもの」という食事ができる施設となっています。
昼食は献膳料理、郷土料理で解説も添えらえています。
上から、米沢牛の芋煮、ぶどうの寒天、鯉のことこと煮
紫蘇巻き、冷汁、塩引寿司
うこぎご飯、おみ漬け+味噌汁
食後は米沢城を散策です。
1238年に築城、現在では上杉神社があり城らしさは掘位ですが、伊達政宗がここで生まれ、その後上杉家の居城となって人気武将縁の城という事でか訪問者はびっくりするくらい多いです。
城内には石碑や銅像が沢山。
上杉鷹山の銅像は二つ(+上杉伯爵邸にも更に一つで計三つ)あり一番立派、次いで米沢城には居住したことがありませんが上杉神社の御祭神の上杉謙信の像や大河ドラマに合わせて作られたと思われる上杉景勝と直江兼続が並んだ像も。
米沢城で生まれ、前半生をここで過ごした伊達政宗はなぜか銅像がありません。
宝物殿の稽照殿に入ります。
上杉家の宝物が納められていますが、上杉謙信の愛用の品々や各地にあるレプリカ愛の兜の本物はこちらにあり必見です。
散策後はうこぎソフトで一息。
ほんのりヨモギっぽい味です。
米沢城の堀では蓮が花盛りでした。
米沢城はフラットなお城なので一般の観光客が散策しやすいでしょうね。
続いて小野川温泉へ向かいます。
小野小町が父を訪ねて京から東北へと旅した際に発見したというのがその由来。
女性が温泉を見つけたという由来は珍しい。
また、伊達政宗も湯治したという温泉です。
田んぼアートを行っていたので鑑賞に。
若き日の伊達政宗だそうです。
続いて温泉へ。
川沿いに露天風呂のみがあり初夏には蛍も舞うそうです。
【小野川温泉 小町の湯】
入湯料:200円
ロッカー:棚のみ
ドライヤー:無し
備考:石鹸類無し、源泉かけ流し、ケロリン
温泉街中心にある方にも。
こちらは小野川温泉のシンボルの様子。
【小野川温泉 尼湯】
入湯料:200円
ロッカー:棚のみ
ドライヤー:無し
備考:石鹸類無し、源泉かけ流し、ケロリン
2017年8月13日 (日)
山形旅行一日目
今年の夏休みは山形へお城と温泉巡りの旅です。
混雑を避けるために朝4:00に家を出発、往路は東北道で向かいます。
夜明けは埼玉-群馬県境当たり。
今更ですが、東北道は殆どトンネルが無いのですね、確か最初のトンネルは福島に入ってから。
交通量はそこそこあるものの順調に進み、最初の目的地の山寺(立石寺)に到着。
860年の創建の本来は悪縁を切るお寺だそうですが、松尾芭蕉が
「閑さや 巌にしみ入る 蝉の声」を詠んだ場所として有名です。
こちらが根本中堂。
比叡山延暦寺から分灯された不滅の法灯があります。
石段はここからが本番、約1,000段あるそうです。
蝉の鳴声が巌に沁みます~。
1,000段というと気が遠くなりますが、途中に色んなものや御堂があるので退屈しません。
奥の院に到着。
ここに至るまで何か所も御朱印を頂ける場所があって小銭がすっからかんです(^^;)
岩に穿たれた穴に三重塔が。
奥の院から少し進むと経堂。
この眺めが良く紹介されている風景。
その先の五大堂が展望台になっています。
五大堂からの眺め。
仙台と山形を結ぶ仙山線が見えています。
下山して山寺を見たところ。
山腹に諸堂が張り付いていて三徳山三佛寺に似ています。
山寺の参道は比べ物にならないくらい整備されていますが。
山寺直下にある後藤美術館です。
山形出身の実業家の後藤氏が収集したコレクションを展示。
主にバルビゾン派の絵画とアールヌーボーのガラスコレクションからなります。
バルビゾン派の癒し系の絵画群と優雅でロココな王朝絵画がとても良かったです。
ここはお勧め。
お土産は定番のクリアファイルとポストカード。
果樹畑の続く道を見ながら山形中心地へ。
山形名物、冷やしラーメンで昼食。
氷が投入されておりトマトやキュウリがトッピングされています。
山形城へ向かいますが、手前にある最上義光記念館で最上氏の資料を拝見。
「独眼竜政宗」では悪役っぽい最上義光ですが、実際は最上家全盛期を築いた郷土の英雄です。
続いて1356年築城の山形城です。
48城目の100名城訪問になります。
1991年に木造復元の二の丸東大手門櫓。
本丸も復元が進み、城に無関係の現状の建物も順次移築予定で城内整備が進んでいます。
最上義光の銅像。
これはカッコいい!今まで見た騎馬像の中で一番カッコいいです!!
こんな大きな銅像が二本足で立つポーズも凄いし、何より馬の姿が美しい。
もちろん義光の姿も勇ましいですよ。
観光を終えて蔵王に向かって
蔵王温泉を代表するお風呂、露天と温泉が直接注ぎ込む川も適温で入れます。
湯船は男湯の方が大きいのですが、眺めは源泉が見える女湯の方が良いです。
入湯料:550円
ロッカー:有り(100円)
ドライヤー:無し
備考:源泉かけ流し、石鹸類無し、ケロリン
2017年8月 9日 (水)
2017年8月 6日 (日)
下町風俗資料館→上野動物園→東京都美術館→東京芸術大学奏楽堂「憂飼」
久しぶりのぐるっとパス巡りです。
本日は上野、最初に下町風俗資料館。
1980年に開館した、古き良き下町風俗を展示する資料館。
今の企画展は「下町の学び舎」、夏休みらしく昔の学校の風景を展示しています。
外に出ると不忍池は蓮が花盛り。
先月完成したばかりの弁天門から上野動物園に入ります。
普通とは逆ルートなので序盤はとても空いています。
いつもなら疲れて流している両性爬虫類館もじっくり。
こんな大きなワニがいるとは気づきませんでした。
凄い色のカエル、毒ガエルだそうです。
逆ルートで回ったのでパンダがラスト。
赤ちゃんパンダが公開されたら激混みになるんでしょうね。
お次は東京都美術館。
ぐるっとパス対象で無料なのは「杉戸洋とんぼとのりしろ」展です。
作品は序盤はカラフルな家の絵が続き、続いて色を生かしたタイル作品など。
色遣いがやさしく単純化されたモチーフが多かったので和む作品群でした。
窓から差し込む光の具合で作品の印象が変わるという事で、日を換えて見に来ることが出来るようチケットを渡されました。
隣接する東京芸術大学内の奏楽堂にコンサートを聴きに行きます。
流石芸大、大学付属とは思えないほど立派なホールです。
プログラムは「憂飼(うしかい)」。
夢枕獏の書き下ろしで七夕伝説をモチーフに、音楽とスポーツと科学が織り込まれた作品。
オーケストラ演奏のオペラに加えて舞台に登場するバトミントン選手の動きをwifiやbluetoothで飛ばしてピアノの自動演奏をおこなったり、スネアドラムの自動演奏、エアースカウターを装着したオーケストラの奏者が舞台を縦横無尽に歩いたりと新しい技術も駆使。
更に和太鼓も加わって和洋中折衷、ストーリー展開は夢枕獏らしい内容で「陰陽師」好きだったのでニヤリとする場面が多かったです。
このプログラムは一日限りの上演でネットで先着順の申し込みの上で無料なのですが、無料とは思えないほど贅沢な内容で、ラストに向けて盛り上がるボレロに感動しました。
コンサートの後にロビーで紹介されていたエアースカウター。
これを頭に装着すると左目の目の前の小さなモニターに楽譜が流れるというものです。
本日のぐるっとパスで無料になった施設は、下町風俗資料館が300円、上野動物園が600円、東京都美術館が800円、累計で8,880円です。
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