2017年10月25日 (水)
2017年10月22日 (日)
バリー・シール アメリカをはめた男
せっかくの週末ですが、台風で雨なので映画でもと「バリー・シール アメリカをはめた男」を見てきました。(選挙は期日前投票を済ませましたヨ)
実在した人物のバリー・シールをトム・クルーズが演じています。
バリー・シールという人物はパイロットからCIAのエージェントに転身し、政府の命令やその過程で関わってゆくコロンビアの麻薬密輸組織、パナマの独裁者ノリエガ将軍、ニカラグアの武装勢力などとの取引で莫大な財産を築き上げた人物。
アメリカ政府の陰謀やメデジン・カルテル、コントラとアメリカ政府が関与して世界を震撼させた事件に関わる嘘のような実在の人物です。
バリー・シールの破天荒な人生をドキュメンタリーをなぞられながらも淡々とテンポよくコメディタッチで描いているので軽く見ることが出来ます。
が、バリー・シール(海外の武装勢力たちも)はアメリカ政府に利用しつくされて放置(始末)されてしまうので良く考えると「アメリカをはめた男」ではなく「アメリカにはめられた男(たち)」が正解。
観終わってぞくっとくる実は怖い映画なのです。いやぁアメリカ様って怖いわ!
時が経ったから?良くこれを映画にしましたね~。
見どころはいつものようにスタント無しのトム・クルーズのアクションや操縦術。
更にカーターからレーガン、パパブッシュ、クリントン、ブッシュjr.とアメリカ歴代大統領が狂言回しよろしく何らかの形で登場するのも笑わせてくれます。
しかし、トム・クルーズもバリー・シール並みに忙しい俳優生活ですね。
作品に余り外れがないのも立派だと思います。
2017年10月18日 (水)
2017年10月15日 (日)
鈴木春信展
千葉美術館で開かれている「鈴木春信展」に行ってきました。
ボストン美術館所蔵の鈴木春信の作品150点と千葉美術館所蔵の作品10点程。
これに加えて千葉市美術館所蔵からなる春信と同時代の作品の展覧会です。
鈴木春信は木版多色刷りの錦絵を誕生させた浮世絵師で、その作品は故事説話を当世風俗や遊女らに置き換えた見立て絵が多いとされています。
今で言うと女優やアイドルのコスプレ画像という感じでしょうか。
侍を美女に置き換えての売れ線ですね。
裕福な庶民向けの小さな作品群です。
続く所蔵作品展は大名や寺社向けの大きく豪華な作品群で対照的。
おまけ扱いですが、白隠や若冲など侮れない作品が揃っていました。
2017年10月11日 (水)
2017年10月 8日 (日)
怖い絵展
上野の森美術館で始まった「怖い絵展」に行ってきました。
「怖い絵」シリーズの著者、中野京子氏が監修した展覧会。
この作家の著書はかなり持っているので楽しみにしていました。
文章が上手いし着眼点が好みなのです。
同じように考えた人が多いのか?展覧会2日目なのにこの行列。
この時は入場まで70分待ちでした(汗
通常展覧会は終盤は口コミやリピーターで混むのですが序盤は空いているものなのに。
客層も若いですね。
また、ハロウィンの時期に開催というのも内容と合っていて良いのではないでしょうか。
入場待ちも長かったですが、展示室内も混んでいます。
「怖い絵展」は絵画に込められている怖~い意味を読み解くという展示なので、解説を読んで絵の隅々を見て意味やら背景やらを解釈するのです。
おのずと一枚一枚を鑑賞する時間が長くなって渋滞(^^;)
やはり必見は「レディー・ジェーン・グレイの処刑」です。美しくも悲しい大きな絵で迫力があります。
気に入ったのはウォーターハウスのキルケーとチャールズ・シムズの一連の作品。
著書の「怖い絵」には本当に怖いグロい絵もままありますが、今回の「怖い絵展」は怖くても美しい絵ばかり。
チョイスが上手いですね~。
そして普段は自分も音声ガイドはあまり借りませんが、今回の展覧会は借りることをお勧めします。
面白さ倍増!まとめの中野京子氏のお言葉も良いですよ。
グッズショップはこんな感じ。
定番のステーショナリーの他、ハーブティーやお酒、食品など。
買いませんでしたがTシャツやマグカップはデザイン性が高かったです。
しかし、最近展覧会でアートとは関係ないキャラとコラボしているグッズが販売されているのですがどういう層を狙っているのでしょうか?
クリアファイル(ダブルファイルなんですよね。。。)、ポストカード、2018年カレンダー、ヴィクトリア女王印のジン、新怖い絵
カレンダーは紙が良いので使い終わったら額装するつもりです。
2017年10月 4日 (水)
2017年10月 1日 (日)
全国都市緑化はちおうじフェアとパワースポットめぐり
JR東日本の駅ハイ「全国都市緑化はちおうじフェアとパワースポットめぐり」に参加しました。
八王子駅にあるインフォメーションセンターで受け付け後、MAPと缶バッジを受け取ります。
八王子駅に来るのは初めて、東京で雪が降るというと中継が入るところです。
西放射線ユーロードに入ります。
緑化フェアのサテライト会場でもあり、随所に花壇が設置されています。
暫く進むと八王子宿跡の石碑があり八王子市夢美術館。
入ろうかと思いましたが、寄り道するには序盤過ぎるのでパスしました。
産千代稲荷神社です。
猿楽師の子から武将に取り立てられ、大きな功績をあげ老中にまで登り詰めた大久保長安が陣屋を構え、慶長年間に陣屋の鬼門除けとして創建したそうです。
また、ここが大久保長安陣屋跡とされています。
金剛院です。
1631年創建の高野山別院。
八王子郷土資料館です。
ウォーキングに参加するとこの手の郷土資料館見学はお決まりですね。
八王子は古くから養蚕や織物が盛んで八王子織物が名産だったそうです。
コースに八王子織物協会ベネックと直売店が入っていたのですが、日曜の為お休みで寄れなくて残念。
信松院です。
武田信玄の娘で織田信長の息子の信忠と婚約をしていた松姫が出家後に開基。
信松尼の名の信の字は父親の信玄か婚約者の信忠からかどちらか気になるところ。
小説やドラマで悲恋の姫として有名です。
松姫の坐像や肖像画や徳川家康からの書状などが特別公開されていました。
松姫通りを登って緑化フェアのメイン会場の富士森公園へ入ります。
最初にスタジアムアートガーデン。
野球場に花畑を作っています。
模様は東京のシンボルの銀杏の葉。
ところで緑化フェアは5年前にも東京でした。
(今回は区域が八王子市のみですが)
人口の関係で首都圏開催が多いのかな。
駅ハイコースはメイン会場の裏口から表口へと抜けます。
道のわきには竹製の音の鳴るオブジェ(類似の物が2012年の緑化フェアでもあった)が。
風力かと思ったら電動の様です。
八王子市制100周年を記念する八王子100周年アーカイブガーデン。
なんと100種類のペチュニアを使用しているそうです。
そんなに種類があるんですね>ペチュニア
八王子千人同心花壇。
ガーデンデザイナーと市民が協力して作ったガーデン。
八王子千人同心とは徳川家康によって武田遺臣を中心に組織された郷士集団。
コントラストが効いている秋らしい色彩です。
この日はNHK趣味の園芸やさいの時間の収録が行われていました。
収録中は撮影禁止なのでこれは準備中のところ。
会場では八王子産の食材を使用したガーデンレストラン・マルシェもあって飲食できます。
花と緑に癒されて緑化フェアを満喫。
満足しましたが、駅ハイコースはまだ半分も歩いていません(^^;)
移転が予定されている八王子医療刑務所の外壁に市内にある東京造形大学と八王子市民が協力して制作した壁面アートがあります。
これも緑化フェアのスポット会場。
「八王子の過去・現在・未来」がテーマで長さ140mの大作です。
東京環状道路沿いに歩きます。
片倉城です。
室町時代に長井氏により築城。
思いがけず本日2つめのお城跡(^^)
丘陵をハァハア言いながら登ります。
最終盤に坂道はきつい(><)
登り切るとこちらも緑化フェアサテライト会場の片倉つどいの森公園です。
丘からの眺めが良いですね。
松姫もなかに都市緑化はちおうじフェアと駅ハイの缶バッジ。
左上が松姫もなかを開いたものです。
door to doorで26,005歩、16.90kmのウォーキングでした。
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