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2017年10月22日 (日)

バリー・シール アメリカをはめた男

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せっかくの週末ですが、台風で雨なので映画でもと「バリー・シール アメリカをはめた男」を見てきました。(選挙は期日前投票を済ませましたヨ)
実在した人物のバリー・シールをトム・クルーズが演じています。

バリー・シールという人物はパイロットからCIAのエージェントに転身し、政府の命令やその過程で関わってゆくコロンビアの麻薬密輸組織、パナマの独裁者ノリエガ将軍、ニカラグアの武装勢力などとの取引で莫大な財産を築き上げた人物。
アメリカ政府の陰謀やメデジン・カルテル、コントラとアメリカ政府が関与して世界を震撼させた事件に関わる嘘のような実在の人物です。

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バリー・シールの破天荒な人生をドキュメンタリーをなぞられながらも淡々とテンポよくコメディタッチで描いているので軽く見ることが出来ます。

が、バリー・シール(海外の武装勢力たちも)はアメリカ政府に利用しつくされて放置(始末)されてしまうので良く考えると「アメリカをはめた男」ではなく「アメリカにはめられた男(たち)」が正解。
観終わってぞくっとくる実は怖い映画なのです。いやぁアメリカ様って怖いわ!
時が経ったから?良くこれを映画にしましたね~。

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見どころはいつものようにスタント無しのトム・クルーズのアクションや操縦術。
更にカーターからレーガン、パパブッシュ、クリントン、ブッシュjr.とアメリカ歴代大統領が狂言回しよろしく何らかの形で登場するのも笑わせてくれます。

しかし、トム・クルーズもバリー・シール並みに忙しい俳優生活ですね。
作品に余り外れがないのも立派だと思います。

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アドレナリンをあげてランチはがっつり焼肉!

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