城下町・佐倉さんぽ~日本遺産と坂めぐり~
JR東日本の「城下町・佐倉さんぽ~日本遺産と坂めぐり~」に参加しました。
佐倉駅の階段下にある観光情報センターでMAPを受け取りスタートです。
佐倉は随分昔に何度か来ていますが、目的地にピンポイントで訪れているので観光地として訪れるのは初めてです。
駅前に伸びる彫刻通りを進みます。
その名の通りブロンズ像が点在しています。
佐倉の街の中心部はJR・京成の間に伸びる馬の背状の台地にあります。
従って今日の駅ハイは何度も坂を登り降りします。
最初の薬師坂、坂の途中に薬師堂があったことからその名があります。
坂を登ると武家屋敷通りです。
佐倉には関東最大級の数の武家屋敷が残っているそうです。
雰囲気がありますね。
三棟の武家屋敷が公開されています。
武家屋敷と後で訪れる佐倉順天堂記念館と旧堀田邸の三館共通入場券が駅ハイ特典で割引になります。
三棟の武家屋敷は石高の違う武家屋敷が並べられています。
それぞれ石高に応じて門構えや屋敷の大きさなどが違うそうです。
因みにパンフレットの内容が資料としても良いです。
武家屋敷通りを抜けるとサムライの小径ひよどり坂です。
この坂は江戸時代から殆ど変らない佇まいだそうです。
細い急坂で防衛にも適していますね。
続いて佐倉城です。こちらは空堀。
江戸時代に築かれた広大な城は縄張りが良く残り100名城です。
佐倉城は既訪問済みの為100名城カウントは無し。
また桜の名所でもあります。
佐倉城の中には歴博こと国立歴史民俗博物館があります。
大阪の民博と同じく国立施設らしい大充実した博物館です。
良く考えると城跡にこんなものがあるのも凄い、千葉城みたいに城郭風建築にしても良かったかも。
久しぶりなので入ります。
古代から現代まで日本の民俗・文化を網羅した博物館です。
現在6つの展示室の内1室目の古代がリニューアル工事中ですが、残りの5室だけでもかなりの物量、国立博物館をなめてました…ウォーキングついでに見学する物量ではありません(^^;)
ゆっくり見るなら一日かかりますし、かいつまんで見ても2時間はかかるところをサクサクと1時間半くらいで見学。
また再訪したいです。
歴博を後にして佐倉城の外周を歩いて今度は菖蒲田です。
しかしオフシーズンなのでこんな感じ。
かなり広いので季節には素晴らしいでしょう。
くらしの植物園も駅ハイ特典がありましたが、オフシーズンで花が少ないだろうというのと歴博見学で時間が厳しくなってきたのでここは素通り。
入り口には水仙が咲いていました。
城下町の町屋通りを進みます。
佐倉市立美術館です。
こちらも駅ハイ特典がありましたが(以下同文
佐倉順天堂記念館です。
幕末に佐倉藩主に招かれた蘭医の佐藤泰然が開いた診療所で現在の順天堂大学の起源です。
ボランティアスタッフの方から懇切丁寧なガイドがありました。
佐藤泰然の一族の家系図の説明もありましたが、これはいずれ大河ドラマになりそうなドラマチックな華麗なる一族でした。
こちらのパンフレットも充実しています。
まだ見学施設があるので小走りに進みます。
旧堀田家の農場試験場だった場所に建つゆうゆうの里を抜けて
建物は国重文、庭園は国名勝に指定されており、旧大名家の明治時代の邸宅として貴重なものだそうです。
広々とした庭園も残り、庭園の詳しい資料も揃っているそうです。
川には大きな鯉とガチョウと沢山のオオバンが。
再び佐倉駅に戻ってゴールです。
コースの途中で駅ハイ参加者にマグボトルを頂きました。
これはウォーキングに役立てます!(^^)
door to doorで22,135歩、14.38kmのウォーキングでした。
佐倉は見どころ一杯の城下町で後半駆け足になってしまったので再訪したいです。
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