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2018年3月11日 (日)

プラド美術館展ベラスケスと絵画の栄光

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国立西洋美術館へ「プラド美術館展ベラスケスと絵画の栄光」を見に行ってきました。
前をよく通っていますが西洋美術館は久しぶり。

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スペイン王室の収集品を中心にプラド美術館の17世紀絵画の展覧会です。
売りはベラスケスの作品が7作品まとめてやって来る事。

スペイン王室らしい重厚で宗教的でコッテリした作品群で、ひとつひとつも大きく西洋美術館に相応しい展覧会でした。
色味の暗いタッチの作品が多かったのですが、その中でホッとするのは「王子バルタザール・カルロスの騎馬像」と「王女イザベル・クララ・エウへニアとマグダレーナ・ルイス」、そしてルーベンスの作品たち。

ハプスブルクの特徴を描く画家たちの容赦ない筆致が印象的でした。

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西洋美術館は常設展も見ごたえがあります。
実はそんじょそこらの企画展よりも素晴らしいのです。おまけに撮影可。
新蔵品も年々増えています。

黒衣の女性像のモデルで有名なベルト・モリゾが描く「黒いドレスの女性」。

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ラファエル・コランの大型の作品も新蔵品。

西洋美術館は世界遺産に登録されたこともあって資金が潤沢そう。

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ミニ企画展は「マーグ画廊と20世紀の画家たち」。
パリのマーグ画廊が発行していた美術誌に登場する画家たちの展示。

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マティスやミロやシャガールなどの作品が表紙や中身を飾る贅沢な雑誌でした。

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物量共にたっぷり美術鑑賞したあとはアメ横で食事。

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本日のお土産

いつものようにクリアファイルやチケットホルダー、ポストカードに展覧会限定ラベルのワイン。
左のロセッティは常設展の作品です。

プラド美術館展のグッズショップは種類が豊富で気合が入っていました。

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コメント

私も今日、プラド美術館展行ってきました。
東京都美術館のプーシキン美術館展とのハシゴを狙って。
かたや肖像画(スペイン)かたや風景画(ロシア)が中心で、
対照的でした。

おまけに、ついでにという気分で入った国立西洋美術館の常設展が盛りだくさんでビックリ。
中学生のとき某展覧会で見た絵画を見つけて「ここにいたのか!」って、何十年ぶりの再会に嬉しくなりました。
それに、確かに撮影ができるのっていいですねぇ。
しかし既に疲れた脚にはさらなる疲れが…

投稿: しぶや | 2018年4月27日 (金) 22時01分

>しぶやさん
プラド美術館展に行かれましたか。
京都も他の地方に比べると展覧会が多い方でしたが、東京は格段に豊富で観覧スケジュールを組むのに嬉しい悲鳴ですね。

国立西洋美術館の常設は素晴らしいですよね~。
時々企画展の方が見劣りする時もあったりして(^^;)
展示作品も貸出等で変わるので定期的にチェックしています。
そうそう、常設が広いし見落とせない作品ばかりなので確かに足に来ますね(^^;)

投稿: REIKO | 2018年4月28日 (土) 18時27分

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