静嘉堂文庫美術館→五島美術館→郷さくら美術館→戸栗美術館→松濤美術館
最初に二子玉川駅から静嘉堂文庫美術館です。暑い…。
三菱財閥を創設した岩崎家のコレクションが基礎となっています。
企画展は「-明治150年記念-明治からの贈り物」
明治時代の美術・工芸品を展示、超絶技巧の工芸品や洋風文化の影響を受けた近代絵画や伝統的な日本画等々余り広くない展示室ですが、鮮やかで迫力のある作品が揃っていました。
最近の展覧会では多くなりましたが一部は撮影可能です。
上野毛駅に移動、五島美術館です。
東急の創設者のコレクションからなります。
日本の美術品は東は財閥系や実業家が、西はお寺が良いのをお持ちですね。
企画展は「文房具の至宝展」、現代書家の宇野雪村の旧蔵コレクションから日本や中国の筆・硯・石材・紙などを展示。
合わせて宇野雪村の作品も。
宇野雪村の作品は多分初めて見ましたが、書というか現代アートに近い感覚。
しかし、コレクションは流石の審美眼でした。
祐天寺駅に移動、ワインで涼みがてらビストロランチを。
次はアクセサリーミュージアムに、と思ったら本日閉館(@@)
第4、第5日曜日は休館日なのでした。8月一杯は休みなので9月の一週目に行けるかどうか?
こういう失態は初めてですorz
気を取り直して中目黒駅へ、郷さくら美術館です。
桜の名所の近くにある桜がメインの現代日本画の美術館。
企画展は「日本画ショートトリップ」、現代日本画で世界各地を旅するというもの。
今回の企画展では全館撮影可能となっています。
もちろん桜の絵も展示。
しかし、日本画ってサイズが大きい。
渋谷駅に移動します。
子供のころから渋谷駅には良く来ていますが、とにかく新しい渋谷駅は不満。
地上に出なくては自分の位置がわからないし。
その点、「しぶちか」の変わらないところが嬉しい。
地上部は観光客が多いのだしもう少し綺麗にした方が…。
渋谷の坂を汗をかきかき登って戸栗美術館です。
企画展は「古伊万里植物図鑑展」。
植物柄の古伊万里を展示、”やきもの”の美術館ですが、いつもながら清涼感がある展示です。
続いて松濤美術館です。
企画展は「アンティーク・レース展」。
世界的なアンティーク・レースのコレクターであり鑑定家のダイアン・クライスのコレクションを展示。
王侯貴族の衣装を彩ったレースや珍しい所では第一次世界大戦中の同盟国(日本も含む)の国の紋章を散りばめたレースなど。
マリー・アントワネットやナポレオン、ヴィクトリア女王などの残した貴重なレースもありました。
帰り道で、綺麗な夕焼けでした。
(次の日も朝から晴れて暑いという事で…)
本日のぐるっとパスで無料になった入場料は、静嘉堂文庫美術館が1,000円、五島美術館が1,000円、郷さくら美術館が500円、戸栗美術館が1,000円、松濤美術館が500円で合計4,000円。累計で7,680円です。
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コメント
日本画、素敵ですね。特に馬車のシルエットのが…
静嘉堂は、長いだらだら坂道を登った上にあるんじゃなかったでしたっけ?
暑い中、お疲れ様でした。
投稿: しぶや | 2018年7月25日 (水) 18時21分
>しぶやさん
郷さくら美術館の今回の展示は洋画の様な題材の日本画が多くて新鮮でした。馬車のシルエットの絵は静謐な雰囲気が良かったです。
静嘉堂は二子玉川駅からの半端なアプローチ+敷地内のダラダラ坂が(^^;)
この日の歩数は約30,000歩だったのでウォーキング並みでした(汗
投稿: REIKO | 2018年7月26日 (木) 13時56分