2018年8月29日 (水)
2018年8月26日 (日)
三井記念美術館→国立映画アーカイブ→相田みつを美術館→東京国立近代美術館工芸館
今週は日本橋~東京駅周辺をまわります。
最初に三井記念美術館です。
企画展は「金剛宗家の能面と能装束」。
画像は撮影を許可されていた入り口の能がテーマの工芸品です。
京都の金剛宗家の所蔵する能面と能装束の展覧会で、まずは種類ごとに能面のオンパレード。
同じ女面や翁でも微妙に表情が違っていてひとつひとつ解説を見ながら鑑賞。アート作品として拝見しました。
更に能に使用する衣装や金剛宗家が天皇家から拝領の扇や人形など貴重な品々も展示。
この美術館に合った格調高い展覧会でした。
ランチは美術館付属のカフェで。
メトロリンク日本橋で移動、ルートが微妙に変わりました。
国立映画アーカイブです。東京国立近代美術館から独立して名称変更したようです。
建物などは変わりません。
企画展は独立記念として力が入っていて「没後20年 旅する黒澤明」。
「羅生門」が受賞したヴェネチア映画祭の金獅子賞の金獅子や、世界各地のポスターなどを展示。
これは「七人の侍」のイタリア版ポスター(左)とドイツ版ポスター(右)
「蜘蛛巣城のイタリア版ポスター(中央)
黒澤明の作品が網羅されていましたが、日本国内と違って世界に受けたのはつまるところサムライ映画なのですねぇ。
国によって随分ポスターのデザインが違うのも驚きました。
アートポスター揃いなところも。
相田みつを美術館です。
ここはいつ来ても意外と人が入っています。
場所柄(東京国際フォーラム地下)ビジネスついでの人やみつをのお言葉のシャワーに癒されたい人(夫もそう(^^;))でリピーターが多いのでしょう。
丸の内シャトルで竹橋まで移動、東京国立近代美術館工芸館です。
企画展は「こどもとおとなのアツアツこうげいかん」。
タイトルだけだと子供向け?と思いますが、そんなことはありません。
いずれも制作過程に熱が使われたというのが共通項です。
真夏に面白い展示でした(^^)
お土産は相田みつをの日めくりとポストカード。(既にいっぱいあるけど)
本日のぐるっとパスで無料になった施設は、三井記念美術館が1,300円、国立映画アーカイブが250円、相田みつを美術館が800円、東京国立近代美術館工芸館が250円で2,600。累計で22,430円です。
2018年8月23日 (木)
2018年8月19日 (日)
夢の島熱帯植物館→葛西臨海水族園
2018年8月17日 (金)
2018年8月14日 (火)
下町風俗資料館→旧岩崎邸庭園→森鴎外記念館→朝倉彫塑館→東京都美術館→上野動物園
上野方面のぐるっとパス施設を巡ります。
不忍池の蓮はまだまだ開花中、今年は丈が高い感じ。
最初に下町風俗資料館です。
地味な施設なのですが、意外と人が来ます。
今の展示は「夏の生活資料の展示」。
蚊帳など懐かしい品や1978年の再開時の隅田川花火大会の様子の映像などなど。
いつ来ても懐かしい展示です。
不忍池の反対側に回り旧岩崎邸庭園です。
こちらは今年からぐるっとパスに参加になりました。
旧三菱財閥の岩崎家の本邸で重文です。
洋館はジョサイア・コンドルの設計。
洋館ですが内装には和の工芸も施され細部まで凝っています。
岩崎家の生活空間だった和館も一部残っています。
和館ではお庭を見ながら喫茶コーナーで一息。
森鴎外記念館です。
森鴎外の旧居跡に建てられた記念館で、展示の殆どは地下にあります。
朝倉彫塑館です。
彫刻家の朝倉文夫のアトリエ兼旧居が美術館となっています。
彫刻も迫力がありますが、こちらの見どころは何と言っても建物部分。
屋上庭園は名勝に指定されています。
撮影不可部分の日本庭園も素晴らしかったです。
大変凝った建物で戦争で焼けなくて良かった。
東京都美術館です。
ぐるっとパスで鑑賞できるのは「BENTOお弁当展-食べる・集う・つながるデザイン」
いろいろな弁当の展示やNHKサラ飯の「お弁当写真家」の展示や
参加型のおすそわけ横丁など「お弁当」から想像する以外の展示などバリエーションに富んでいて意外と(失礼)来場者が多かったです。
夏休みにピッタリな展示ですね。
最後に上野動物園です。
夕方ですが、お盆期間中は夜間まで開場しているので時間の余裕があります。
まずはシャンシャンを見る列に並びます。
この時は60分待ち!
パンダを見るのにこんなに並んだのはランラン・カンカン来日時以来ですよ!(^^;)
可愛かったです。
長居できませんが(^^;)
西園(パンダは東園)は鋭意改装中の様子で、新しくできた子ども牧場には在来馬を展示する立派なふたば牧場が出来ていました。
牧草を食むのは与那国馬と野間馬、他にトカラ馬がいるようです。
イグアナも伸びていますが、我々も消耗したのでここらで終了。
本日のぐるっとパスで無料になった入場料は、下町風俗資料館が300円、旧岩崎邸庭園が400円、森鴎外記念館が300円、朝倉彫塑館が500円、東京都美術館が800円、上野動物園が600円で合計2,900円、累計で18,880円です。
2018年8月13日 (月)
宮城・岩手旅行三日目
本堂と庫裏が国宝、平成の大修理が終了したばかりです。
本堂は伊達政宗の造営による桃山様式の華麗な内装で必見。
宝物館の青龍殿には貴重な寺宝の数々が収められています。
また、一部のスペースで御歌頭の「武将画展」が開かれていてこちらは撮影可能。
政宗主従に
相馬義胤、他も超美化された武将達ですが馬が描けるのは武将画としてポイントが高いですね。
相馬家の紋と馬のポーズが同じ(^^)
次にお隣の円通院です。
伊達政宗の孫、光宗の菩提寺です。
お庭が綺麗なお寺で、場所によって色々な表情があります。
入り口近くの石庭や霊屋近くの紅葉と苔
薔薇園もあります。
霊屋の厨子に慶長訪欧使節の支倉常長が持ち帰った薔薇が描かれていることから由来します。
そういえばこれで日本三景(松島・天橋立・宮島)もやっとコンプリートになります。
関東人には天橋立が難関ですね。
各地で○○松島という場所は良く見ましたが、漸く本家の松島を観光です。
船を降りてすぐそばの観瀾亭。
伊達政宗が豊臣秀吉から拝領した伏見城内の一棟を二代藩主の忠宗が松島に移築したもの。
松島湾を見ながらお茶を頂けます。
お昼になったので牡蠣尽くしのランチを。
牡蠣のオフシーズンなので生牡蠣はありません。
更に橋を渡って松島のシンボルの五大堂へ。
807年に坂上田村麻呂が奥州遠征の際に開基、現存の建物は伊達政宗が建てた奥州最古の桃山建築だそうです。重文。
これで松島観光は終了。
【芭蕉の湯】
入湯料:550円
ロッカー:有(100円バック式)
ドライヤー:有
備考:シャンプー、ボディーソープ、ケロリン
724年に築城、奈良時代から平安時代には陸奥国府や鎮守府が置かれていた11世紀までの東北地方の中心地。
今は広い草原が広がるばかり。
調査発掘がされていて、イメージとしては整備されていない平城京跡が近いです。
特別史跡。
仙台に戻り高速に乗る前に牛タン。
三店食べた中では利久は一番スタンダードな感じで牛タンメニューも多いし美味しかったです。
冷麺はリンゴが入っていました。
帰途は先の方に所々渋滞がありましたが、SAなどで時間調整をして嵌らずに済みました。
千葉-仙台で往路は7時間、復路は4時間半でした。
岩手のお土産
南部せんべいとかもめの玉子は外せません。
萩の月と笹かまは定番です。
中尊寺の金襴華鬘しおりと高館義経堂のお守り、円通院の縁結びこけし、青葉神社の御朱印帳。
青葉神社の御朱印帳はカッコいいし大判で紙質も良いのですが2,500円、高いです~(^^;)
御朱印帳は1,000円位が相場で豪華なところだと1,500円~1,800円。
京都で随分豪華御朱印帳を見ましたが、2,000円以上のものは初めて。(でもカッコいいので買うという…)
2018年8月12日 (日)
宮城・岩手旅行二日目
朝食はホテルでバイキング。
UPするほどではないのですが記録という事で。
一関から平泉に移動、最初に中尊寺です。
850年に創建を奥州藤原氏の初代清衡が再興したもの。
特別史跡で世界遺産。
参道の月見坂沿いにいくつもの御堂があります。
緑が多く良い感じ。
弁慶堂です。
左の立像が弁慶その右手で座るのが義経。
弁慶はいくつかの僧兵のモデルがある架空の人物らしいのですが、祀る弁慶堂は立派です。
中尊寺本堂です。
先に宝物館の讃衛蔵で知識を得てから国宝の金色堂です。
コンクリ造りの覆堂内で撮影不可ですが、確かに金色に輝いていました!
工芸の粋を凝らした細工や海外から取り寄せた材料などなど見れば見るほど素晴らしく、奥州藤原氏の権勢と財力が偲ばれます。
そしてよくぞ900年以上も残っているものですね。
金色堂を500年に渡って守ってきた旧覆堂と手前は松尾芭蕉像。
「五月雨の降り残してや光堂」と金色堂を詠みました。
奥州藤原氏の四代泰衡の首桶に収められていた800年前の蓮の種から開花したものです。
普通の植物の種は一年経過でも発芽率が下がるのに蓮の種の寿命は驚異的に長い!
中尊寺は見どころが多いです。
中尊寺だけでお昼になってしまいました。
地元名物の餅とわんこそばでランチです。
今度は高台にある義経堂こと高館です。
源義経の館があったところで終焉の地です。
特に義経ファンではないのですが、鞍馬の義経堂と平泉の義経堂の両方を訪れてしまいました。
いくつもの大河ドラマで舞台になったので感慨深いです。
義経堂の傍から見た風景。
これまた松尾芭蕉が「夏草や兵共が夢の跡」と詠んでいます。
右側に見える山を京の東山に見立てていたそうで大文字もあります。
無量光院跡です。
奥州藤原氏の三代秀衡が建てた平等院を模した寺院があったところで今は礎石などが残るのみ。
特別史跡で世界遺産です。
毛越寺です。
こちらは850年の創建を奥州藤原氏の二代基衡と三代秀衡が再興したもの。
特別史跡で世界遺産です。
毛越寺といえば浄土庭園。
こちらは特別名勝。特別史跡との二重指定です。
ということで国の二重指定(特別名勝・特別史跡)と三重指定(特別名勝・特別史跡・重文/国宝)は全て見たことになります。
因みに二重指定は平城京・小石川後楽園・旧浜離宮・毛越寺。
三重指定は金閣寺・銀閣寺・醍醐寺三宝院・厳島神社・一乗谷朝倉氏遺跡・平城宮だそうです。
平等院が三重指定じゃないのが不思議。
殆どが世界遺産なので行きやすいのですが、城ヲタ以外には一乗谷朝倉氏遺跡が、西日本の方には毛越寺が難関ですね。
庭園内には遣水もあります。
こちらで5月に曲水の宴も行われるそうです。
毛越寺に隣接してある観自在王院跡です。
奥州藤原氏の二代基衡の妻が建立した寺院の跡で特別史跡で世界遺産。
今は庭園跡が発掘復元されています。
都から遠く離れた平泉の地に浄土式庭園と平等院の様な建物がいくつもあったのですね。
平泉郊外に移動し、達谷窟毘沙門堂です。
801年に征夷大将軍坂上田村麻呂がここを拠点としていた蝦夷を討伐した記念に建てたもの。
岸壁の岩屋に懸造で建てられています。
また、画面左側に磨崖仏が刻まれています。
崖と御堂の境はこんな感じ。
ぴったりに加工されています。
続いて厳美渓です。
伊達政宗も賛美したという名勝で天然記念物。
荒々しい流れが渓谷を削ります。
【平泉温泉 悠久の湯】
入湯料:500円
ロッカー:有(100円バック式)
ドライヤー:有
備考:ボディソープ、シャンプー
2018年8月11日 (土)
宮城・岩手旅行一日目
今年の夏休みは宮城・岩手に行ってきました。
出発がお盆の下りのピークの11日なので早めにと真夜中の1:30に出発。
しかし、皆さん同じことを考えるのか寝ずに出発したのか既に渋滞が始まっていました。
一応渋滞除けに常磐道-磐越道-東北道と走りましたが、東北道で本格的に渋滞。
最初に平泉まで行く筈でしたが、7時間を経過して仙台手前でまだ渋滞は続いているので仙台南ICで降りて旅程を変更し本来は三日目に行くはずの仙台に最初に行くことにしました。
まずは仙台城です。
お決まりの伊達政宗公の銅像はやはりカッコいい、ちょっと馬が華奢ですが。
本丸跡から見た仙台市内。
想像していたよりも遥かに壮大なお城でした。
丁度50城目の100名城訪問です。
本丸跡には宮城県護国神社があります。
一応大手門脇櫓が再建されていますが、明治維新と戦災等で建物が失われているのが残念。
しかし、とにかく壮大なお城です。
次に伊達政宗の霊屋の瑞鳳殿です。
桃山様式の豪壮華麗な霊屋です。
元は国宝指定でしたが戦災で失われてしまい1979年に再建したもの。
こういうのを見ると桃山文化の極地の聚楽第や伏見城はどれだけ絢爛豪華だったのだろうかと。
境内には二代藩主忠宗の感仙殿や、三代藩主の綱宗の善応殿もあります。
これらも戦災で失われた再建。
そして資料館にある遺骨を元にした政宗・忠宗・綱宗の再現像がみどころ。
大崎八幡宮です。
拝殿は伊達政宗の寄進による桃山様式の絢爛豪華なものが現存で国宝。
この日は夜にイベントがあって拝殿前にステージが造られていたので横から。
黒の漆地に金の飾りというのが実に華麗。
仙台では牛タンを食べ比べようと思います。
ということでお昼も牛タン。
こちらは定禅寺通り沿いにあってシックでおしゃれなお店です。
輪王寺です。
1441年の創建。
こちらは庭園が見どころです。
手水もこんな感じで伊達政宗です。
御朱印帳ももちろん伊達政宗、騎馬像だったので当然購入しました。
観光を終えて仙台近郊の秋保温泉へ。
天守閣自然公園の中に日帰り温泉があります。
こちらは秋保氏一族の城跡ですが、天守閣はありませんでした。
入湯料を払うと敷地内の庭園を鑑賞できます。
庭石の秋保石の産地という事で秋保石を活かした庭園や
湯元小屋館跡を望む本格的な庭園があります。
かなり広く、庭園内に源泉も湧いています。
散策に夢中で温泉施設の外観を撮り忘れました(^^;)
画像は湯ざめのかき氷。
【市太郎の湯】
入湯料:800円
ロッカー:有り(100円バック式)
ドライヤー:有り
備考:ボディソープ・シャンプー有り
木をたっぷり使った湯小屋が良い感じ。
温泉の後は宿泊する一関へ。
しかし、まだ東北道が渋滞しているので下道で2時間(^^;)
ホテルにチェックイン後荷物を置いてやっと夕食を食べに行きます。
焼肉に
2018年8月 8日 (水)
2018年8月 5日 (日)
東京都庭園美術館→松岡美術館→東京都写真美術館→目黒区美術館→古代オリエント博物館→東洋文庫ミュージアム
本日のぐるっとパスは東京メトロ24時間券を使って回ります。
この切符(正確にはカード)、非常に使えるのでぐるっとパス以外でも良く使っています。
最初に目黒駅を降りて東京都庭園美術館です。
大震災後長らく工事中で、終わったと思ったら我々が京都に転居していたので久しぶりの訪問です。
企画展は「ブラジル先住民の椅子」、ブラジル先住民による動物をテーマにした椅子が展示されています。
物によっては椅子というよりは動物の彫刻では…とも思えるのですが、とにかく愛らしくユニーク。
しかし、こちらは素晴らしいアールデコな旧朝香宮邸のインパクトが強いのでついついお屋敷の方に目が行きます。
新しく新館も建て直されました。
こちらはシンプルで展示物も映えます。
床にはダメになるソファーもw
松岡美術館です。
こちらはぐるっとパスの中でもお気に入りの美術館。
企画展は「水のうつわ・空のうつわ」。
涼しげな色の磁器が並びます。
もう一つの企画展は「エコール・ド・パリを中心に」。
シャガールやローランサンの作品などを展示。
ぐるっとパスで入れるのは「イントゥ・ザ・ピクチャーズ」。
解説無しで並ぶ、場所も時代もテーマも様々な写真を見て「たのしみ」「まなぶ」展覧会です。
目黒区美術館です。
企画展は「フィンランド陶芸芸術家たちのユートピア」
温かみがあってシンプルなさまざまなフィンランド陶芸を展示。
ショップでは実用品を購入できます。
プロダクト・デザインの部屋ではマリメッコ・コーナーで記念撮影もできます。
目黒駅から東池袋駅へ移動。
サンシャインビル内の古代オリエント博物館です。
こちらも気に入っている博物館です。
企画展は「オリ博夏祭り!古代オリエント博物館誕生40周年記念祭」。
ということでか普段よりも展示品が大サービス。気合が入っていました(^^)
東池袋駅から駒込駅へ移動。
東洋文庫ミュージアムです。
こちらはぐるっとパスに今年新規参入の施設。
東洋の書籍や古文書を納める博物館です。
モリソン文庫のコーナー。
貴重な古文書なども多いのですが、撮影可というありがたいところ。
活字好きには嬉しい所です。
本日のぐるっとパスで無料になった入場料は、東京都庭園美術館が1,200円、松岡美術館が800円、東京都美術館が500円、目黒区美術館が800円、古代オリエント博物館が600円、東洋文庫ミュージアムが900円で合計4,800円、累計で15,980円です。
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