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2018年8月12日 (日)

宮城・岩手旅行二日目

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朝食はホテルでバイキング。
UPするほどではないのですが記録という事で。

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一関から平泉に移動、最初に中尊寺です。
850年に創建を奥州藤原氏の初代清衡が再興したもの。
特別史跡で世界遺産。
参道の月見坂沿いにいくつもの御堂があります。
緑が多く良い感じ。

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弁慶堂です。
左の立像が弁慶その右手で座るのが義経。
弁慶はいくつかの僧兵のモデルがある架空の人物らしいのですが、祀る弁慶堂は立派です。

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中尊寺本堂です。

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先に宝物館の讃衛蔵で知識を得てから国宝の金色堂です。
コンクリ造りの覆堂内で撮影不可ですが、確かに金色に輝いていました!
工芸の粋を凝らした細工や海外から取り寄せた材料などなど見れば見るほど素晴らしく、奥州藤原氏の権勢と財力が偲ばれます。
そしてよくぞ900年以上も残っているものですね。

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金色堂を500年に渡って守ってきた旧覆堂と手前は松尾芭蕉像。
「五月雨の降り残してや光堂」と金色堂を詠みました。

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金色堂を降りたところに中尊寺蓮が咲いています。

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奥州藤原氏の四代泰衡の首桶に収められていた800年前の蓮の種から開花したものです。
普通の植物の種は一年経過でも発芽率が下がるのに蓮の種の寿命は驚異的に長い!
中尊寺は見どころが多いです。

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中尊寺だけでお昼になってしまいました。
地元名物の餅とわんこそばでランチです。

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今度は高台にある義経堂こと高館です。
源義経の館があったところで終焉の地です。

特に義経ファンではないのですが、鞍馬の義経堂と平泉の義経堂の両方を訪れてしまいました。
いくつもの大河ドラマで舞台になったので感慨深いです。

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義経堂の傍から見た風景。
これまた松尾芭蕉が「夏草や兵共が夢の跡」と詠んでいます。

右側に見える山を京の東山に見立てていたそうで大文字もあります。

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無量光院跡です。
奥州藤原氏の三代秀衡が建てた平等院を模した寺院があったところで今は礎石などが残るのみ。
特別史跡で世界遺産です。

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毛越寺です。
こちらは850年の創建を奥州藤原氏の二代基衡と三代秀衡が再興したもの。
特別史跡で世界遺産です。

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毛越寺といえば浄土庭園。
こちらは特別名勝。特別史跡との二重指定です。

ということで国の二重指定(特別名勝・特別史跡)と三重指定(特別名勝・特別史跡・重文/国宝)は全て見たことになります。
因みに二重指定は平城京・小石川後楽園・旧浜離宮・毛越寺。
三重指定は金閣寺・銀閣寺・醍醐寺三宝院・厳島神社・一乗谷朝倉氏遺跡・平城宮だそうです。
平等院が三重指定じゃないのが不思議。

殆どが世界遺産なので行きやすいのですが、城ヲタ以外には一乗谷朝倉氏遺跡が、西日本の方には毛越寺が難関ですね。

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庭園内には遣水もあります。
こちらで5月に曲水の宴も行われるそうです。

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毛越寺に隣接してある観自在王院跡です。
奥州藤原氏の二代基衡の妻が建立した寺院の跡で特別史跡で世界遺産。
今は庭園跡が発掘復元されています。

都から遠く離れた平泉の地に浄土式庭園と平等院の様な建物がいくつもあったのですね。

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平泉郊外に移動し、達谷窟毘沙門堂です。
801年に征夷大将軍坂上田村麻呂がここを拠点としていた蝦夷を討伐した記念に建てたもの。
岸壁の岩屋に懸造で建てられています。
また、画面左側に磨崖仏が刻まれています。

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崖と御堂の境はこんな感じ。
ぴったりに加工されています。

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続いて厳美渓です。
伊達政宗も賛美したという名勝で天然記念物。

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荒々しい流れが渓谷を削ります。

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観光を終えて温泉です。

【平泉温泉 悠久の湯】

入湯料:500円
ロッカー:有(100円バック式)
ドライヤー:有
備考:ボディソープ、シャンプー

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今度は高速を使って再び仙台に戻りホテルにチェックイン。
仙台市街をふらふらして夕食です。

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もちろん牛タンも注文。
当たり前ですが、お店によって味つけや焼きが違って同じ牛タンでも食感が違いますね。

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