令和初日は皇居へ
即位を祝していくつかの美術館が入場無料になります。
どこに行こうか考えましたが、企画展含めて無料の国立近代美術館に決定しました。
常設展ならぐるっとパスで行けますし。
最初につつじが見ごろの皇居東御苑に入ります。
看板は以前はなかったような?観光客にもわかりやすいように設置したのかな。
二の丸雑木林も新緑が気持ちいい。
鳥の囀りも賑やか、東京のど真ん中とは思えません。
東御苑の休憩所の自販機。
譲位の改元はおめでたい感じがして良いですね。
せっかくなので二重橋でも撮ろうかと皇居前広場に向かうと、あちこちの門から黒塗りの車がひっきりなしに出入り。
警備も凄いです。
二重橋前はびっしり人が並んでいます。
意外と親子連れや若い人が多かったです。
離れていますがやや小高い場所に位置取りました。
待つ事暫し、正門から新天皇陛下の御料車が出てきました。
皆さん背伸びしてスマホやデジカメを差し上げてヒートアップ!
上の元画像はコレ。
左中段やや下を拡大しました。
雰囲気は感じられたので満足ですw
報道陣も撮影が大変そうでしたよ。
新天皇即位を寿いだ後は漸く本題の国立近代美術館へ。
常設は後日来るとして企画展の「福沢一郎展」です。
シュールレアリズムを日本に紹介した前衛美術家だそうです。
撮影可だったのはこの作品。
90度横にしてステンドグラスにしたものが東京駅にあります。
そういえば見覚えがあります。
時代によって作風がかなり変遷していましたが、一貫してある程度の大きさの作品が多数残されていて、評価を得続けていたか経済的に恵まれていたのだと思いました。
続いて「杉浦非水展」です。
近代日本のグラフィックデザインの礎を築いた人物です。
非水の作品とコレクションした大量の資料を展示。
膨大な資料に圧倒されます。マメな方だったのですね~。
非水の作品は見覚えのあるものが多いですね。
工芸館に移動して「The 備前」です。
その名の通り備前焼の展覧会。
岡山時代に備前焼の里の伊部に訪れたことがあるので親しみがあります。
ついでに(?)国立公文書館にも寄りました。
こちらは元々無料の施設です。
改元に当たり「平成」の原本が特別に展示されていました。
記念撮影もできます。
「平成」の典拠になった「史記」も展示。
矢印の所に「内平外成(内平かに外成る)があります。
「令和」は流石に原本はありませんでした。
将来的にはこちらに収められるのでしょうね。
こちらが「令和」の典拠の万葉集。
左側二行目に「初春令月、気淑風和(初春の令月、気淑く風和ぎ)」とあります。
公文書館で平成のクリアファイルと皇居の前の毎日新聞本社前で売っていた平成特集版です。
無料になった入場料は福沢一郎展が1,200円、杉浦非水展が500円、The備前展が900円。
当初は近代美術館の無料入場目的でしたが、何だか改元の日に相応しい一日になりました。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント