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2019年6月22日 (土)

松方コレクション展

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国立西洋博物館で開かれている「松方コレクション展」に行ってきました。
松方コレクションを公開する為に建設された国立西洋博物館の開館60周年を記念して、松方コレクションの数奇な運命と他館に散ってしまった作品が里帰りしての展覧会です。

川崎造船所(現・川崎重工)を率いた松方幸次郎が豊富な資金力で収集した西洋美術が3,000点、西洋から買い戻した浮世絵が8,000点(これは皇室に献上されて東博へ)という膨大なコレクションが関東大震災による事業の破綻、保管場所の火災、第二次世界大戦による接収などにより散失。
戦後一部が返還されて西洋美術館で公開されていますが、そこに世界中に散らばった元松方コレクションの一部がこの展覧会の為に集まりました。

最重要とされるものはフランスから返されていませんが、結構いいものを国内のブリジストン美術館、三井住友銀行、大原美術館が所有している様子。
同じように素晴らしい西洋絵画を集めた大原美術館は散逸を免れて実に幸運でした。
それとも松方コレクションは集め方が派手過ぎたのか…。

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2016年にルーブル美術館で大きく破損した状態で発見され返還されたモネの「睡蓮-柳の反映」も修復して展示。
こちらは保存されていた破損前の写真からの推定、現品は最低限の修復です。

半分位は常設展で普段観ているの作品ですが、纏めてみるとロダンの彫刻に印象派の大作と実に売れ線というか確かな審美眼。
いったい幾らかかったのやら…。
当初の構想通り「共楽美術館」が建設されていたら、戦争が無かったら…と思わずにいられません。

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お土産はスタンダードに

企画展のグッズショップは使われている絵のバリエーションが少ないな、と思ったら隣のいつものショップに沢山ありました。
というかポストカードは企画展のショップとお隣のショップとは同じ絵でも価格が違います(^^;)
上の3枚は企画展のショップで1枚120円、下の2枚は隣のいつものショップで1枚90円です。
レイアウトも同じで、企画展の方はツヤあり印刷なだけです。
グッズの種類も多いし隣のいつものショップもお勧めです!

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メインがごっそり抜けているので常設展は一体どうなっているやらと入場。
現代絵画は普段通りですが、前半はめくるめく宗教画ワールドとフランドル絵画で重厚。

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新蔵品も宗教画。
ペトロ・デ・オレンテの「聖母被昇天」です。

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それでも埋めきれないスペースで企画展の「モダン・ウーマン」展。
19世紀後半~20世紀前半のフィンランドの女性画家のポートレイトとその作品の展覧会です。

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女性画家という事で身近なテーマや女性の絵が多かったです。
モデル不足に悩んだというエピソードも。
当時のヨーロッパとしては珍しく男女平等の美術教育が奨励されていたそうです。

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建物の外に出てこれも松方コレクションのロダンの「地獄の門」。

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上野公園では台湾フェスティバルが行われていました。

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お腹が空いたところに美味しそうな料理が…。

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しかしどの屋台も長蛇の列と混雑で諦めました(^^;)

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おとなしくお店でランチを食べて帰宅しました。

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