みんなのミュシャ展
Bunkamuraミュージアムで開かれている「みんなのミュッシャ ミュッシャからマンガへ-線の魔術」を観てきました。
ミュシャ展は毎年のようにどこかで開かれていますが、今回は幼少期の作品からいかにして現在知られるミュシャの作風に~代表作の展示、後半はミュシャが影響を与えた明治期の文芸誌イラスト、60年代70年代のアメリカ・イギリスのグラフィックアート(ロックミュージシャンのポスター・アルバム多し)、そして日本の漫画家やイラストレーターの作品など盛りだくさん。
最終盤のミュシャが影響を与えた日本の漫画家、イラストレーターはちょっと補足が必要だったのではと思います。
日本の少女漫画家はミュシャやラファエル前派の影響が大きいのは知っていますが、展示されている作品は直球でミュシャ風ばかりではなかったので「何故この作品をチョイス?」というものもチラホラ。
天野喜孝のイラストも数点あってグイン・サーガの表紙絵「白虹」があったのは嬉しい驚き(リンダファンです)でしたが、これってイラスト単体は確かにちょっとミュシャ風ですが更にグインサーガの単行本の表装自体がアールヌーボーなんですよねぇ。
人大杉だし、展示物が比較的小さいものが多いので牛歩の鑑賞が大変などありますが、ボリュームたっぷりで今までのミュシャ展とは違った切り口の展覧会で良かったと思います。
クリアファイル、白虹のチケットフォルダー、変形ポストカード、クリーナー、スライド缶。
グッズも充実していました。
しかし、ミュシャ展では御馴染みの変形ポストカードはどうしていつも微妙にサイズが違うのでしょう(--)
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