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2020年6月 5日 (金)

神田日勝展

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再開したばかりの東京ステーションギャラリーに「神田日勝展」を見に行ってきました。
本来は4月18日~6月28日の会期ででしたが、コロナの影響で6月2日から6月28日と会期が短縮に、でも開催されて本当に良かったです。
再開した他の多くの美術館と同じように東京ステーションギャラリーも混雑を避けるために日時指定入場券を買う必要がありますが、東京駅周辺共通券だとその必要は無くいつでも入場できるので何気に楽でした。

神田日勝は北海道で開拓農民として生活しながら独学で絵を描き続けた人で、昨年のNHKの朝ドラ「なつぞら」で山田天陽のモデルになったと言われる人です。

厳しい開拓生活を送りながら身の回りの物を描き続け、既に高校生の頃から独自のタッチが完成していた天才ですが、作品が認められる前に過労で32歳という若さで亡くなってしまいました。
あと10年生きていればもっと楽に絵が描けたのではないか、もっと救われたのではないか、と日勝の苦闘の課程を見ると残念に思います。
しかしながら後生に広く評価されている作品は、世に認められようと変化を試みた作品群では無く、日勝独自のタッチの作品たちなのです。

プロレタリアートな作品群も見応えがありますが、とにもかくにも印象的なのは日勝が飼っていた農耕馬の絵たち。
絶筆といわれるのも「馬」で馬の姿が半分だけ描かれている有名な作品です。
この「馬」で彼の描き方が独特なのがよくわかり、通常油絵を描く時は全体のバランスを見ながら描き込んで行くと思うのですが、日勝はベニヤ板に鉛筆で迷い無く一気に下描きのラインを引き、順に頭から完成させて行くというスタイルでとても独特です。
そして、馬の絵がとても多いので実は馬好きにもお勧めの展覧会では無いかと思いました。

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お土産はクリアファイルのみ、実は右の広告の柳月の展覧会コラボのビスキュイかあんバタサンも狙っていたのですが、展覧会が始まって4日目の午前だというのに既に売り切れ欠品!無念です…(^^;)
何故か「馬の絵の描き方」とか馬の書籍も何種類かありました。

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ステーションギャラリーは程ほどに人が入っていましたが、外に出ると東京駅前も丸の内も平日日中だというのにほとんど人が歩いていません。
こんな東京駅は初めて見ました。
東京駅近辺は大企業の本社ばかりなのでテレワーク率が高いのでしょう。

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ガラガラの東京駅でランチを頂いて帰宅。
オフィス街にも人影少なく、旅行者もいなくてこんな事態が続いたら、家賃の高い東京駅のレストランやショップがどうなるか心配になってしまいました。

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