千葉県立中央博物館
目的はコレ、習志野隕石です。
今年の7月2日に関東・東海地方を中心に観測された大火球から飛行経路を解析して見事に発見されたものです。
色の違いは落下から発見までの日数経過の影響。
上野の科博と半々で展示している模様。
2号隕石が落下して破損した屋根瓦も展示されていました。
凄い衝撃ですね。(所有は科博なのですね~)
千葉県内地学の大ニュースとしてはチバニアン正式決定ですね。
手前の襖状の展示物は地磁気逆転地層のはぎ取り標本です。
て、どうやってはぎ取ったのだろう?
中央の白い横向きプレートの辺りの帯が火山灰層でその上と下で地磁気が逆転しているそうです。
地磁気の逆転の時代が露頭して見た目にわかるというのが貴重なのかな。
千葉は他にも銚子の屏風ヶ浦や南房総の鋸山など地学的に面白いです。
他にも近年発見された千葉石。
矢印の先にある結晶が千葉石で、水晶と同じ成分ですが内部に炭化水素ガス分子が含まれていて結晶の形が水晶とは違うそうです。
アカニシという貝殻の成分が溶け出して貝殻中に方解石の結晶ができたもの。
こういうのミネラルショーで展示して欲しい(^^)
展示は前半は地学・生物学的なものが多くミニ科博とう感じでテンション上がりました。
因みに後半は歴史(撮影不可)、自然と人間の関わり。
来年は丑年ということで牛に関する展示も。
しかしバッファローの頭部の展示って…シュール(^^;)
予想外に楽しめた中央博物館でした。
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