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2021年4月24日 (土)

コレクター福富太郎の眼展

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東京ステーションギャラリーで始まった「コレクター福富太郎の眼」展に行ってきました。
福富太郎が独自の審美眼で集めたコレクションの展覧会です。

この展覧会はこの日(24日)が初日、本当は他の予定と合わせてのんびり行こうかと思っていたのですが、翌日の25日から三回目の緊急事態宣言が発出になり、今回は美術館も自粛ということでこの展覧会も開始翌日にサドンデスになってしまうかもしれないので急遽初日に行くことに。
因みにこの展覧会、予約制ですが招待券をオークションで手に入れたので予約不要です。(その分中止になっても払い戻しは不可)

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昭和のキャバレー王と呼ばれた福富太郎が集めたコレクションは鏑木清方の素晴らしい作品を中心に華やかで美しい女性ばかり。
ドキッとするような絵もありますが品は保たれています。
先日訪れた「あやしい絵展」と一部重なるコレクションで非常に眼福でした。
このコレクションの為の美術館が欲しいですね。

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本日のお土産

クリアファイルとポストカード、上村松園の特集本。

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ランチをして帰宅しました。

緊急事態宣言で美術展がどうなってしまうのか、GWに合わせて開始した物も多かったと思いますが宣言解除後に無事再開する事を祈ります。

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2021年4月23日 (金)

名園から、懐かしの商店街、そして今年ホットな渋沢栄一翁を知るハイク

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JR東日本の駅ハイ「名園から、懐かしの商店街、そして今年ホットな渋沢栄一翁を知るハイク」に参加しました。
両隣の王子駅や田端駅はウォーキングやぐるっとパスで割と行くのですが、上中里駅で降りるのは初めて。

しかし、三回目の緊急事態宣言の発出が決まり駅ハイもどこまで開催してくれるのか…。
駅ハイは開催日も受付も集中していないしパラパラと屋外をウォーキングする分には寧ろ免疫力アップに良いのではと思うのですが。
とはいうものの、コロナ禍で公開していない施設も増えて難しいところですね。

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受付後MAP等を受け取りスタートです。
蝉坂を上ります。

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蝉坂の途中にある城宮寺が最初のスポット。

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山門に掲げられた「平塚山」の文字は田中角栄氏の揮毫だそうです。

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蝉坂を上りきり、本郷通りを進んで次は旧古河庭園。
駅ハイ特典で入場料が割り引きがあるはずでしたが、コロナ禍で閉園中orz

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霜降橋交差点を過ぎてすぐに右折して

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霜降銀座商店街です。
昔ながらの商店街で活気があります。
都心部で「生きてる」商店街は珍しい。

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直進すると続いて染井銀座商店街です。
ソメイヨシノ発祥の地だそうです。

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右折して緩い坂を進み

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東京ゲーテ記念館です。
詩人のゲーテについての資料や情報を提供する資料館。
ですが、こちらもコロナ禍で休館中。

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住宅街を進み

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踏切で都電荒川線を越えて

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更に陸橋で首都高を越えます。

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住宅街と商店街を抜けて

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紅葉橋を渡って

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石神井川沿いの緑道を歩きます。
今では河川改修がされ深い護岸に囲まれた緩い石神井川も、往時はこの付近で渓谷となって流れが急であり「滝のような川」ということで地名が滝野川と呼ばれるようになったそうです。

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川岸から一段上がり北区役所の分室の前を過ぎて

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王子の発祥となった王子神社です。
ここに来るのは何回目だろう?
周辺でウォーキングがあれば必ずスポットになる神社です。

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再び石神井川沿いに降りて

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王子駅をぐるっと周り

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アスカルゴで飛鳥山を登り

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桜の名所、飛鳥山公園です。
今は新緑が気持ち良い~。

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飛鳥山公園内にある次のスポット紙の博物館はぐるっとパスで入場できるので今回は外観のみでパス。

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並びの北区飛鳥山博物館では「青天を衝け」の大河ドラマ館があり駅ハイ特典で割引があるので入場。
因みに飛鳥山博物館は大河ドラマ館設置の関係か今年はぐるっとパスから外れています。

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大河ドラマ館は「青天を衝け」を見ている人と出演陣のファンなら楽しめる内容。
なりきり一万円札体験も出来ますw

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飛鳥山には渋沢栄一の邸宅がありました。
飛鳥山公園の一角にある旧渋沢庭園には国重文の建築が残っています。

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お土産売り場の壁には記念撮影コーナーも(^^;)
渋沢栄一のキャラは髪色まで藍色なのか。

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飛鳥山を降りて本郷通りを進みます。

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もうバラが咲いています。
今年は花の開花が早い。

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次は国立印刷局の東京工場ですが、こちらもコロナ禍の為見学中止中~。
保安の関係上か看板のみで建物は撮影できません。

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次のスポットは良くドラマにも登場するという和菓子屋の平塚亭。
名物という焼き団子を頂きます。

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最後のスポットは平塚神社。
源頼朝の先祖の源義家とその兄弟を祀るそうです。
八幡太郎ですね。

再び蝉坂を下りて上中里駅に戻りゴール。

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上中里駅近くでお疲れランチ。

本日はdoor to doorで19,347歩、12.57kmのウォーキングでした。

天気と新緑が綺麗で歩くには最適でした。

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2021年4月16日 (金)

あやしい絵展

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国立近代美術館で開かれている「あやしい絵展」に行ってきました。
コロナ禍の現在、海外からの展示品の輸送が難しい状況で国内の所蔵品で展覧会が行われているのですが、その中でも色々知恵を絞って企画されている様子。

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今回の展覧会はこの流し目の猫が案内してくれます。

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近代のあやしい絵がテーマで日本の作品が中心ですが、ミュシャやバーン=ジョーンズやロセッティも展示。

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ピアズリーの「サロメ」の挿絵も

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寡作の画家、青木繁のコーナーがあったのも嬉しい。

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横溝正史の「鬼火」も展示。
挿絵よりも文章の方があやしいと思ったりして。
描写の一部が検閲に触れて削除されたとか。
これは「新青年」掲載なので削除前のものかな。
マニア心をくすぐる~。

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週末は混んでいるらしいと聞き平日に訪れましたが、平日でもなかなかの入り。
「怖い絵」も人気でしたがこの手の(麗しい)怖い物見たさの展示は人の心をくすぐるのでしょうか。

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この作品は豊臣秀吉が甥の秀次を切腹させ、その妻妾30余人を京の三条河原で処刑したエピソードがテーマ。
最上の駒姫は真ん中で怯えている女性かな。

京都に住んでいる頃、三条河原に行くとこの話を思い出してどの辺りか考えたりしましたが、今の三条河原は繁華街であり市民の憩いの場、ウォーキングのスタート場所にもしばしばなったりするという(^^;)

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展覧会の一番人気はこの「幻覚(踊る女)」らしい。
作品保護のため展示替えもかなりあるようです。

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ところどころで猫がつぶやく都々逸が良い味を出しています。

実のところ今回はメイン処は「岡元神草の時代展」とかなり被っている(グッズも被っているのでダブらないよう気をつけました(^^;))のですが、今回は一部を除いて撮影可でしたし広い範囲の「あやしい絵」を沢山鑑賞できたし何度見ても良い絵は良いよねと言うことで満足でした。

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グッズはかなり力が入っていて豊富でした。

いつものようにクリアファイルとポストカード。
乱れ髪のイヤリング。

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乱れ髪イヤリング、なかなか良かったです。
実際につけると(自分の)乱れ髪に映えて光ります(^^)

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企画展示の後は所蔵作品展示へ。(これがボリュームがある)所蔵作品展示は春と震災10年で東北にちなんだ展示がテーマでした。

これは西行法師の「願わくは花の下にて春死なんそのきさらぎの望月のころ」から着想を得た「花下月影」という作品。
あやしい絵っぽい展示。

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岡本太郎の作品は第五福竜丸の被爆事件がテーマ。

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春の近代美術館を堪能。

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ランチをして帰宅しました。

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2021年4月 9日 (金)

いちはらアートと里山ハイキング

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JR東日本と小湊鐵道共同開催の駅ハイ「いちはらアートと里山ハイキング」に参加しました。
養老渓谷駅がスタートで月崎駅がゴールなので月崎駅に車を停めます。
月崎駅の切符は駅前のYショップで購入、硬券にハサミと日付も入れる体験もさせて貰いました(^^)
お子さんが喜ぶそうですが、私も初めてで嬉しい♪
こちらのショップは去年のNHK「小さな旅」でも登場していました。

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月崎駅は創業(1926年)時の建築でプラットホームと駅舎が共に登録有形文化財。
東京近郊にあってローカル感漂う小湊鐵道の駅舎はロケにも使われやすく、月崎駅はテレビ版「世界の中心で、愛をさけぶ」にも使われています。

ホームに入ってきた可愛い列車に乗り込みます。

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列車に揺られて二駅先の養老渓谷駅に到着。
この駅も登録有形文化財です。
因みに小湊鐵道の駅トイレはどこの駅もアートなトイレが新設されてとても快適。

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受付は駅前にある観光案内所です。
MAP等を受け取りスタート。

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新緑のトンネルを歩いて進み

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最初は宝林寺。
このお寺は「南総里見八犬伝」の伏姫のモデルと言われる里見家の種姫が夫の死後尼僧となり開基したものだそうです。
本堂の天井には姫の愛犬が描かれているそう。

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更に進むと宝衛橋。
養老渓谷にかかる橋で秋には紅葉の名所だそう。

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再び養老渓谷駅に戻り清澄養老ライン沿いに歩きます。
あちこちで八重桜が盛りです。

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菜の花の名所、石神楽の花畑に来ると丁度列車が。

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あちこちの田んぼに水が張られて田植えの準備が進んでいました。
温暖な千葉は田植えが早いのです。

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更に歩き

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今度は上総大久保駅です。
ここで切符と一緒にYショップで購入したパンを食べながら休憩。

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再び清澄養老ラインに沿って歩き。

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今度はチバニアンです。
見学前にビジターセンターで見所などを解説して頂きました。

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チバニアンへのアプローチも名残の菜の花が。

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養老川に降ります。

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この崖がチバニアン(地磁気逆転現象が確認できる地層)の露頭箇所。
左側真ん中辺りから右上に走る斜めの線の上がチバニアンの地層、下側がカラブリアンの地層で地質年代境界が観察できます。
下側の穴やマーキングは調査した跡。
他にも化石やポットホール、素掘りのトンネルや滝など見所あります。

いずれミネラルショーで特別展示して欲しい(^^)

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アプローチはちょっと坂道ですが野の花が目を楽しませてくれました。

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更に進んで

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今度は永昌寺トンネルです。
1898年竣工の手掘りトンネルで将棋の駒の様な形状は日本古来の観音堀りというものだそうです。

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月崎駅を過ぎて更に進み

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いちはらクォードの森です。
公園内にキャンプ場があり散策コースがあるようです。
花菖蒲と紫陽花の名所で時期によってはイルミネーションも楽しめる様子。

今回はここに来るまでに疲れたのとこの施設自体が広そうなので入り口迄。
いずれ花の時期に再訪してみようと思います。

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再び月崎駅に戻ります。
これはかつて月崎駅の駅員詰所を2014年のいちはらアート×ミックスの際に外壁に苔を張って製作された森ラジオという作品。
イベントが終了しても維持されているのが素晴らしいですね。

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月崎駅でゴールです。

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本日の頂き物

市原市観光案内所オリジナルのコーヒーなど

door to doorで22,562歩、14.66kmのウォーキングでした。

小湊鐵道乗車とチバニアン訪問を遂げて千葉県民としてミッションを果たした気分です(^^)

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2021年4月 3日 (土)

ホキ美術館

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ホキ美術館に行ってきました。
こちらは予約制ですが、入場が一時間刻みなので気が楽です。
車でのアプローチが当然の場所で渋滞もあり得ますし。

チバリーヒルズのほど近くに建つ前衛的な建築の美術館で、収蔵作品は近年日本の洋画で流行のスーパーリアリズムの作品です。
スーパーリアリズムの流行はホキ美術館が作ったのか?はたまた上手く予兆を捕らえたのか?

企画展は開館10周年記念「ホキ美術館ベストコレクション展」。
写真のような、というか写真よりもリアルな大型作品がドカンドカンと展示。
どうやって描いたのだろうと見入ってしまいます。
定期的に訪れたくなる品の良い美術館ですね。

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ランチはこれも美術館内にあるレストランで。
食事目当てだけでもくるリピーターが多そうです。

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2021年4月 2日 (金)

利根町の桜と小林一茶の句碑めぐりハイキング

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JR東日本の駅ハイ「利根町の桜と小林一茶の句碑めぐりハイキング」に参加しました。
成田線開業120周年記念事業だそうです。

新年度からの駅ハイ参加はカード式では無くスマホアプリ式になりました。
スマホを忘れられない!(^^;)

布佐駅で受付をしてMAP等を受け取りスタートです。

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スタート駅の布佐駅からしばらくは千葉県我孫子市ですが

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栄橋で利根川を渡ると対岸は茨城県北相馬郡利根町です。
坂東太郎・利根川も河口から77kmも来ると普通の川幅ですね。

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利根町に入るとすぐに最初のスポット金比羅神社です。

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利根町には小林一茶が何度も訪れ各地に多数の俳句を残しています。
今日のウォーキングは利根町の小林一茶の句碑と桜の名所をめぐります。

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金比羅神社に隣接して徳満寺があります。
これも利根町に縁のある民俗学者の柳田国男が衝撃を受けたという「間引き絵馬」が奉納されています。
また、中世から江戸時代の布川城跡でもあります。

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暫く歩き

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今度の一茶の句碑は弁財天。
民家の間にある小さな祠です。

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次は来見寺。
布川城主により創建され、徳川家康によって名が来見寺と改められたもの。
徳川家康に縁があるので赤門が許されているそう。

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更に布川神社です。
これも布川城主の創建。

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神社横の桜が散ってピンクの絨毯。

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次は柳田国男記念公苑。

柳田国男の兄が継ぎ、国男も少年時代を過ごした屋敷が復元されています。

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屋敷の土蔵は史料館になっていました。

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桜散る道を進み

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住宅街を離れて畑作地帯へ入ります。

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菜の花がのどかに。

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畑作地帯の中にある一茶の句碑スポットは泪塚。

江戸時代にご禁制の鶴を捕らえて病気の妻に食べさせた咎から親族3家10人が打ち首となった事件があり、その供養塔があるところ。

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利根町は稲作が盛んだそうで、そろそろ田植えの準備が進んでいるようです。

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住宅街へ戻り、利根っこ公園。

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開発された住宅街を進むと

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利根川桜づつみが見えてきました。

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土手に登り桜並木の間を歩きます。

桜のオーナー制度によって出来た並木で1kmに渡って続きます。

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散り始めていますが、まだまだ綺麗。

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折り返して今度は外側から見ながら戻ります。

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利根川土手から降りて利根町役場も桜スポットです。

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栄橋を渡って再び千葉県側へ戻ります。

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お昼時なので中華でランチ。

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布佐駅に戻ってゴール。

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本日の頂き物

成田線開業120周年記念グッズ沢山と、利根町からはパックご飯など。
頂き物一杯(^^)

door to doorで18,291歩11.88kmのウォーキングでした。

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