007 ノー・タイム・トゥ・ダイ
007最新作、ノー・タイム・トゥ・ダイを見てきました。
コロナ禍で公開が伸び伸びになってやっとです!待っていました!
個人的にも映画館は久しぶりで1年半以上ぶり~。
前作スペクターを観たのは京都時代の6年前(^^;)と細かいところをすっかり忘れているのですが、ダニエル・クレイグの007シリーズはお話が繋がっていているので前日にTV地上波版録画を観て復習、これは役に立ちました。
スペクターは(退屈ですが)復習必要です。
そして上映時間はCM入れると3時間弱で長い。
もっとスッキリ出来るのでは?と思いますがダニエル・クレイグ卒業作ですから所々冗長になってしまうのは致し方ないのかも(^^;)
お話は前作スペクターでMI6を引退したジェームズ・ボンドは恋人マドレーヌと幸せな旅に出ていたが、スペクターからの執拗な攻撃を受け、そこにCIAの旧友フェリックス・ライターから連絡が入りある依頼をされる。
クレイグ版007、5作の集大成となるドラマが開幕します。
序盤のアクションシーンは迫力満点、バイクアクションはスタントにしてもCGじゃなくて本物ですよね?必見!
二人の幸せな旅路で流れるインストルメンタルが伏線になっていて長い007ファンなら「もしかしてマドレーヌは?」と予感が過ぎりますが…。
旧友フェリックスとの別れ、ブロフェルドとの再会、スペクターのあっけなさ過ぎる壊滅。
そして今回のラスボスサフィン。
スペクターとサフィンの悪の組織が二系統が交錯とややこしい、この辺りが長くなってしまったところかな。
しかし、ラミ・マレック演じるサフィンは何人という設定?日露ハーフ?
アナ・デ・アルマス(「ブレードランナー2049」のジョイ!)が演じる工作員が格好可愛かったですね。
3週間研修を受けた駆け出しで緊張の余りマティーニを一気飲み、どうなるかと思わせて素晴らしい活躍。
今回の映画では一番格好良かったかも(^^)
そんなこんなはともかくとして今作の監督キャリー・ジョージ・フクナガ氏は日系ということもあってか日本テイストがチラホラ、というか後半は全開。予想以上に「日本」でした。
どこかずれている日本テイストは日系だからか007シリーズの伝統か(^^;)
通常の欧米作品なら悪役が乗る日本車トヨタのランクルも今回はボンドが乗って敵のランドローバーを気持ちいいくらい蹴散らします。
英国映画的に良いのでしょうか?(^^;)
そして衝撃のラスト、007なのに(!)ちょっとうるっと来てしまいました。
エンドロールは伏線になっていたルイ・アームストロングの名曲、「女王陛下の007」の「愛はすべてを越えて」。
終盤のロケット攻撃とか本当にあったら場所的に大変なことになる(^^;)とか突っ込み処満載ですが、とにもかくにも感動的なクレイグ・ボンドのドラマの終幕でした。
次のボンドは誰になるのか、いつになるのか楽しみです。
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