日展2021
マスクの上に座る猿、「去る時」だそうです。
マスクも日の丸っぽい。
相撲がテーマですが、白い房の下に背筋ピン子さんこと溜席の妖精の姿が。
手前の力士は貴景勝?
続いて工芸美術です。
工芸というカテゴリーに余りにも広い種類で見ていて楽しい。
染色、布織物、刺繍、金属加工、ガラス細工、彫金、漆塗、七宝、陶器、木彫etc.etc.
工芸美術のカテゴリーの中でハシビロコウが二作。
染色織物の作品と
工芸美術は余りにもバラエティーに富みすぎて…、あえて言うなら手工芸の延長上のカテゴリーかな。
次は書。
書の見方はよくわからないのでアートとして鑑賞。
スタイルは様々ですが、漢詩や和歌が大部分。
この辺りは今年らしい作品。
「青天を衝け」でも登場した平岡円四郎と渋沢栄一、渋沢成一郎の二人とのくだりですね。
洋画です。
日展では一番作品数が多いカテゴリーで、鑑賞にも気合いが必要です。
が、割とテーマが狭い気がします。
妙齢の女性の肖像が一番多く、動物画、風景画、静物画…と続きます。
日展だからでしょうか描写も保守的。
個人的には保守的な描写は好きなのですが、余りにも似たような題材・描写が多すぎて。
後半は100号が上下二段で続きます。
100号なんて普通の家だとキャンバスを置いて描くのも難しいのでは。
最後は彫刻です。
工芸美術との違いはほぼ等身大の大きさの彫像ということかな。
素材は色々です。
彫像という性格から仕方が無いのですが、女性の裸像が半分くらいですね。
アマビエならぬアマビコの像。
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