2021年10月23日 (土)

山梨・長野の城巡り 二日目

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朝食はバイキング。
バイキングだと食べ過ぎて昼抜きになるのはいつも通り(^^;)
ビニール手袋着用・食事中は黙食を守ると感染対策が取られていました。

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朝食後は諏訪湖畔を散歩。

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街路樹は色づき始めていました。

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国道で山越えをして高遠へ。

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高遠城です。68/100城目。
高遠氏の居城だった物が武田氏の支配となり、その後織田・豊臣・徳川の世に次々と支配者が変ります。

深くて広い空堀で仕切られた曲輪が特徴。

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が、それよりも現在ではタカトオコヒガンサクラの名所として余りにも有名。
本当は桜の時期に来たかったのですが、桜の時期は忙しくてなかなか機会が無い…。
ということでとりあえず一旦訪城しました。

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高遠城からは雪を頂いた中央アルプスの山々が見えます。

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城の中は秋の花が咲いていました。

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一旦諏訪まで戻り、更に諏訪から高速で100km移動。

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松代城です。69/100城目。
武田信玄が築城、その後徳川の世になって真田氏の城に。

松代に来るのはこれで3回目ですが、城の門前迄来て時間切れだったりなんだかんだで今まで訪城できていませんでした(^^;)
他にもそんな城あります。。。

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こちらのお城も復元整備が進んでいて長大な土塁も復元。

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戌亥隅櫓台石垣も見所。
櫓の復元はしないのかな。

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松代は城下町らしい風情ある景色がかなり残っています。
これは現役で残っている武家屋敷。

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真田屋敷に入ります。
江戸時代末期に9代藩主の母の住居として建築、明治維新後は昭和時代まで真田家の私宅に。
貴重な現存の御殿建築です。

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庭園は小堀遠州の流れを汲むそうです。

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屋敷内の板戸には竹に雀が描かれていて、真田の屋敷なのに何故伊達の意匠がと思いましたが、真田家十代藩主は宇和島伊達家から来たため。
真田家と伊達家の縁を表しているのだそうです。

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ついでに?真田宝物館も。
真田家に纏わるお宝や資料などが展示されています。

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更に松代の町を散策。

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最後に象山地下壕へ。
第二次世界大戦の末期に軍部が松代へ大本営や政府を移す計画があり、固い岩盤の地下に長大な地下壕を掘った物。
終戦時には八割が完成していたそうで、その一部が公開されています。

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ヘルメットを装着して地下壕へ。
固い岩盤とは言え、現代まで保存しているのは並々ならぬ努力だと思います。

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非公開部分もかなりあり、この長大な地下壕を短期間で掘るのは重労働だったことでしょう。

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観光を終えて仕上げは温泉へ。
こちらは宿泊施設なのですが、濃い金泉が人気でスーパー銭湯並みに賑わっていました。
設備も充実。
夫はお隣の鄙び系温泉、一陽館へ。泉質は同じです。

【松代温泉松代荘】

入湯料:600円
ロッカー:有り
ドライヤー:有り
備考:源泉掛け流し

その後復路は関越で酷い渋滞があったので、SAで時間調整をして帰宅。

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本日のお土産

諏訪の蔵元で購入の日本酒と信州名物の野沢菜・わさび漬けなど。
山梨県立美術館のポストカードです。

山梨・長野の取りこぼしていた100名城を訪城してこれで甲信越の100名城もコンプリートです。

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2021年10月22日 (金)

山梨・長野の城巡り 一日目

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コロナ感染者数も落ち着いてきたので、今のうちにと一泊で山梨・長野の城を訪れました。
山梨・長野は今までに何十回も訪れているのですが、自然の中にあるマイナーな城は見ていても街中の100名城は見ていなかったので落ち穂拾い的な城巡りです。

早朝に車で出発して渋滞回避、まずは武田氏館です。66/100城目。
武田信虎、信玄、勝頼三代の館跡で現在は武田神社となっています。
ここは門前を今まで何回通っていたことか(^^;)

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土塁など遺構が残っていて、西曲輪の北虎口は武田の城の特徴が現れているそうです。

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神社の裏側は大規模に掘り返されていて城跡の発掘調査が行われていました。

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次は甲府駅前にある甲府城です。67/100城目。
ここも何度も目の前を通っています(^^;)

中央本線に城が分断されていますが、こちらの城も近年復元整備が進んでいます。

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秀吉の家臣、浅野長政によって築城、その後徳川一門、続いて柳沢吉保に支配されます。
見所は東日本最大級という高石垣。

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門や櫓が次々と木造復元されています。
何分甲府駅前、山梨県庁や甲府市役所が目の前(というか元々城内)という場所柄、整備も順調そうです。

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甲府駅前で武田信玄公の姿を押えて

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急に冷えた日だったのでお昼はほうとうで暖まります。

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甲府に来たので山梨県立美術館を訪問。
ミレーコレクションで有名で「種まく人」「落ち穂拾い」もあります。
コレクション展のみを拝見しましたが、ミレーとバルビゾン派の作品がたっぷりで充実した内容でした。
コレクションのみで企画展が開けそうな勢いです。

人気があるらしくツアーバスも来ていました。

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美術館の外のバラ園は秋バラが盛り。

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甲州街道で諏訪まで移動。

高島城です。
続100名城ですが、こちらは行ければと言うスタンスなのでカウントしていません。

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元は諏訪氏の領地だったところに日根野氏によって築城、その後再び諏訪氏が支配しました。
天守は再建のコンクリ天守。

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内部は郷土資料や武具などを展示。

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諏訪湖畔にあるホテルにチェックインして荷物を置いて徒歩で片倉館へ。
1928年に竣工した洋風建築の温泉、片倉財閥の代表片倉兼太郎が社員と地域住民への福利厚生の為に建設。
国の重要文化財。
「テルマエ・ロマエ2」でも登場。

【片倉館】

入湯料:750円
ロッカー:有り(100円バック式)
ドライヤー:有り
備考:ボディソープ、シャンプー、リンス有り

この手の文化財な温泉は良く訪れますが、こちらは維持管理が良いのが特徴的。

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諏訪湖は夏の花火で有名ですが、例年9月金・土にオータム花火が開催されるそう。
今年はコロナ禍から10月金・土に開催。
片倉館休憩所テラスが入場者に開放されていて特等席で鑑賞できました(^^)

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夕食はぶらぶら歩いて鰻丼です。

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2021年5月29日 (土)

第45回北総ウォーク市川コース

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第45回北総ウォークの市川コースに参加しました。
北総線は京成なので駅でセルフでマップを受け取りスタンプを押します。

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新柴又駅からスタート

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北総線沿いに千葉方面に歩き

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江戸川の土手を登ります。

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江戸川河川敷に降りて歩きます。
河川敷と言っても広いので車道もあるし運動場も多くあります。

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河川敷には小岩菖蒲園もあります。
菖蒲の花が咲き始めていました。

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色とりどり(^^)

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菖蒲田にはおたまじゃくしや小エビもたくさん。

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市川橋を渡って千葉県市川側に。

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市川市に入ると中央分離帯にバラが植えられていました。
市川市はバラの町なのだそうです。

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山埼製パンの中央研究所前を通り

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住宅街を抜けて弘法寺の参道へ。
弘法寺へは今回行かないようです。

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参道上には色々旧跡があって、赤い欄干は万葉集に詠われたという真間の継橋の復元。

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続いてこれも山部赤人によって万葉集で詠われた真間の手児奈を祀る手児奈霊堂。
手児奈は美女で有名だったらしいのですが、手児奈霊堂はそれにちなんで?良縁成就と子授け、安産、子育て祈願の宮だそう。

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坂を登ります。
今日のコースは台地周辺を行き来するので坂を登ったり降りたり(^^;)

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坂を登り切った須和田公園で一休み。
途中にあった行列の肉屋さんのコロッケでエネルギー補給。

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再び住宅街を降りて行く途中にあった郭沫若記念館。
入ってみます。

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郭沫若は中国の文学者・政治家で日本に留学、中国帰国後曲折を経て文学者となり政治活動を行い再び日本へ亡命。
妻子と共に市川市に9年間居住。
その当時の家を移築復元したものが市川市郭沫若記念館となって公開されています。

郭沫若はその後中国に再帰国して文化大革命を越えて変遷をたどりながら文学者・政治家として活躍、日中友好の架け橋にもなったそうです。
プロフィールを調べると激動の時代を逞しく生き抜いたという印象です。

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再び坂を登り、下総国分寺です。

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またもや坂を降りて外環道を越えてチェックポイントの道の駅いちかわです。
かなり充実した道の駅でした。

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MAPにスタンプを押します。

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歩道橋を渡って再び外環道を越えて台地側に戻ります。

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坂を登って台地上へ(^^;)

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住宅街を通り

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またもや坂を降りてじゅんさい池公園です。
細長い池がある公園です。

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緑の中を歩くとほっとします(^^)

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坂を登って住宅街を歩き

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矢切駅前にある笑がおの湯がゴール。
完歩記念で入湯料が150円割引、汗だくだくだったのでありがたくひとっ風呂浴びました!

【笑がおの湯】

入湯料:820円→670円
ロッカー:有り(無料)
ドライヤー:有り(無料)
備考:人工泉

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お疲れご飯は矢切駅からほど近いお蕎麦屋さんで。

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本日の頂き物

完歩記念品と道の駅でMAPを見せて500円以上買物すると特典でドリンクを頂きました。

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お買い物は市川名物?アランチャドレッシングです。

door to doorで28,757歩、18.69kmのウォーキングでした。
寄り道が多かったので歩数が伸びました(^^;)

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2019年8月24日 (土)

北九州旅行三日目

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長崎のホテル朝食もバイキング。
サクッと済ませます。

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チェックアウトして8:00から見学できる大浦天主堂へ。
1865年築、日本に現存するキリスト教建築で最古。
国宝で世界遺産です。

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この教会は秀吉の命令によって処刑された日本二十六聖人の殉教に捧げる為に建てられたものであり、江戸時代の禁教を経て200有余年の潜伏キリシタンが1865年に発見された場所でもあります。
内部は撮影禁止ですが、美しい教会でした。

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拝観は教会だけなのかと思ったら、重文の旧羅典神学校と旧長崎大司教館に渡ってキリスト教伝来と迫害の歴史の展示もたっぷり。
海外に開かれキリスト教信者が多かった長崎に何故原爆が落とされたのだという思いが湧きあがります。
貿易港のある坂の街として似たイメージの横浜とは違い、キリシタン迫害や原爆と長崎は苦難の道を歩いたのですね。

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島原半島に移動し、続いてこれも世界遺産に登録された原城です。
100名城ではなく続100名城。
キリシタンによる島原の乱の舞台で、鎮圧後に徹底的に破壊されています。

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城内にはここで虐殺されたキリシタンたち3万7千人の為の慰霊碑など多数。

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総大将の天草四郎の像と墓もここにあります。
天草四郎像は長崎平和祈念像の作者で当地出身の彫刻家北村西望作。
北村西望はぐるっとパスで入れる井の頭自然文化園内のアトリエで作品を見慣れていますが、ここ長崎は出身地とあってあちこちに作品が見られました。

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続いて島原城です。
58城目の100名城。

築城した松倉氏は4万石余の石高なのに不相応な五層の天守と49棟の櫓を総石垣で建て、重税や残忍なキリシタン迫害などの圧政で島原の乱を起こされた咎で改易領土没収の上、大名としては異例な斬首での処刑をされたもの。
これは復興天守ですが、確かに成程と思わせるお城です。
五層の天守なんてなかなか見ませんよ。

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天守閣内部は島原の乱とキリシタン迫害、潜伏キリシタンの資料関係がメイン。
島原城にキリシタン関係の展示とは何とも皮肉。
しかし、この展示は見ごたえがあり観光施設として優秀です。

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左の金の十字架は原城からの発掘品。
天草四郎の使用かと想像が膨らみます。

城内には北村西望の展示館もあり、原城と同じ型で色違いの天草四郎像があります。

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天守最上階からの眺め、手前の眉山の向うに普賢岳があります。

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島原市街へ来て名物という、ろくべいを。
薩摩芋と山芋を使ったうどんです。
丸天が乗っていて分かり難いのですが黒い麺です。
ネギはもちろん青ネギ。

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島原は湧水が豊富で住宅地の堀に鯉が泳ぎます。

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四明荘は豊富な湧水を利用した邸宅。

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お茶を頂いて湧水に泳ぐ鯉を見ながら一息入れました。

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続いて雲仙温泉へ。
大小30という地獄があります。
噴気は130℃とのこと。

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この雲仙地獄で件の島原藩主の松倉氏がキリシタンを拷問処刑したそうです。
なんて残酷な…、キリシタン殉教碑もありました。

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雲仙温泉は地獄が豊富で広い。
散策してお決まりの温泉卵を頂きます。

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更に名物の湯せんぺいも。
せんべいではなくせんぺい、美味しいです。

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地獄が近いので道路もこんな有様(汗

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立ち寄り湯に入湯、建物の後ろに源泉の地獄があるのでこの名があります。
にごり湯の良い温泉でした。

【小地獄温泉館】

入湯料:420円
ロッカー:有(無料)
ドライヤー:有(無料)
備考:源泉掛け流し、シャンプー、ボディーソープ

温泉の後は高速を飛ばして140km先(^^;)の佐賀県は鳥栖のホテルへ。

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ホテルのチェックイン後近くの居酒屋で夕食に。
やはり九州は鳥が美味しいですね。

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2019年7月13日 (土)

秋田旅行二日目

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秋田旅行二日目の朝です。
宿泊したホテルのロビーに飾られていた「なまはげ」という名のダリア。

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最初にホテルから散歩がてら久保田城へ。
1604年築城の佐竹氏の城。
52城目の100名城訪問です。

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お天気は雨が降ったり止んだり。
ちょっと撮りにくい櫓(コンクリ再建)ですね。
天守は元々存在しなかったらしい。

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土塁のお城を満喫。
秋田駅の近くにあり、城址公園として良く整備されていてなかなかの良城です。
欠点は駐車場が有料かつ少ない事でしょうか。

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御堀では蓮が咲いていました。

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次は乳頭温泉へ向かいます。
ブナの原生森を抜けて

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やってきました乳頭温泉鶴の湯です。
秋田藩主も湯治に訪れたという温泉です。

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思い描いていた通りの秘湯の宿。
でも訪れる観光客も多いのでソフィスケイテッドな秘湯です。

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川沿いに湯小屋と温泉が並んでいます。
撮影はここまで。
混浴露店が有名ですが、もちろん女性専用露天へ。
こちらの女性専用露天は結構広いので満足です。

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お風呂の後のお昼も鶴の湯名物の芋の子汁で。
根菜とキノコが一杯で体に良さそう~。

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次は田沢湖へ向かいます。
天気が急回復して晴れてきました♪

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たつこ像です。
湖面に金色の像が映えます。
水が綺麗。

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温泉の成分が入っているからでしょうか不思議な青い色をしています。

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更に車を走らせて

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角館に到着。
黒塀の続く武家屋敷に枝垂れ桜が有名な重伝建の町です。
木がとても大きい。桜の時期も良さそうですが、秋の紅葉も見事でしょうね。
枝垂れ桜が多く植えられているのは江戸時代に京の公家出身の藩主や奥方が続き、京の都を懐かしんで導入したそうです。
武家の町ですがこれは正に小京都。

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幾つかの武家屋敷が公開されていて無料公開と有料公開があります。
こちらは映画「たそがれ清兵衛」のロケにも使われた岩橋家。

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こちらは青柳家。
有料ですが広い敷地に見どころが一杯。
武器蔵の展示も外国人観光客に受けそう。

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庭には大きなアキタブキも生えていました。

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こちらも有料の石黒家。
庭園の美しさと屋敷の凝った意匠も見どころ。
現在も子孫の方が住まわれている現役の武家屋敷です。

他にも幾つかの武家屋敷を拝見しました。

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樺細工伝承館へ。

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樺細工は桜の木肌を加工したもので角館の伝統工芸品です。
お土産に樺細工のぐい呑みを購入。

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更に平福記念美術館へ。
中東風の建物ですが角館出身の日本画家の美術館です。

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角館のアイドル?
秋田犬の武家丸くんに御挨拶して角館観光を終了。

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ホテルにチェックインした後は小料理屋で夕食です。
じゅんさい、比内地鶏、稲庭うどんの秋田名物は欠かせません。 

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2018年8月13日 (月)

宮城・岩手旅行三日目

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三日目のホテルの朝食もバイキング。

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本日は松島を観光します。
最初に瑞巌寺です。

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本堂と庫裏が国宝、平成の大修理が終了したばかりです。
本堂は伊達政宗の造営による桃山様式の華麗な内装で必見。

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枯山水もあります。
(枯山水好きですw)

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宝物館の青龍殿には貴重な寺宝の数々が収められています。
また、一部のスペースで御歌頭の「武将画展」が開かれていてこちらは撮影可能。
政宗主従に

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相馬義胤、他も超美化された武将達ですが馬が描けるのは武将画としてポイントが高いですね。
相馬家の紋と馬のポーズが同じ(^^)

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次にお隣の円通院です。
伊達政宗の孫、光宗の菩提寺です。

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お庭が綺麗なお寺で、場所によって色々な表情があります。
入り口近くの石庭や霊屋近くの紅葉と苔

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薔薇園もあります。
霊屋の厨子に慶長訪欧使節の支倉常長が持ち帰った薔薇が描かれていることから由来します。

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真夏の薔薇が咲いていました。

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次に松島巡りの観光船に乗ります。

そういえばこれで日本三景(松島・天橋立・宮島)もやっとコンプリートになります。
関東人には天橋立が難関ですね。
各地で○○松島という場所は良く見ましたが、漸く本家の松島を観光です。

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色々な奇岩の間を船が進みます。
これは仁王島。

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鐘島。
4つの洞門に打ち寄せる波で鐘のような音がするそう。

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大小さまざまな遊覧船や釣り船が行きかっていました。

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船を降りてすぐそばの観瀾亭。
伊達政宗が豊臣秀吉から拝領した伏見城内の一棟を二代藩主の忠宗が松島に移築したもの。
松島湾を見ながらお茶を頂けます。

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お昼になったので牡蠣尽くしのランチを。
牡蠣のオフシーズンなので生牡蠣はありません。

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更に橋を渡って松島のシンボルの五大堂へ。

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807年に坂上田村麻呂が奥州遠征の際に開基、現存の建物は伊達政宗が建てた奥州最古の桃山建築だそうです。重文。

これで松島観光は終了。

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高台に登って松島を鑑賞し

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観光の〆は温泉です。

【芭蕉の湯】

入湯料:550円
ロッカー:有(100円バック式)
ドライヤー:有
備考:シャンプー、ボディーソープ、ケロリン

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仙台に戻る途中に多賀城へ寄ります。
51城目の100名城。

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724年に築城、奈良時代から平安時代には陸奥国府や鎮守府が置かれていた11世紀までの東北地方の中心地。

今は広い草原が広がるばかり。
調査発掘がされていて、イメージとしては整備されていない平城京跡が近いです。
特別史跡。

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仙台に戻り高速に乗る前に牛タン。
三店食べた中では利久は一番スタンダードな感じで牛タンメニューも多いし美味しかったです。
冷麺はリンゴが入っていました。

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帰途は先の方に所々渋滞がありましたが、SAなどで時間調整をして嵌らずに済みました。
千葉-仙台で往路は7時間、復路は4時間半でした。

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岩手のお土産

南部せんべいとかもめの玉子は外せません。

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宮城のお土産

萩の月と笹かまは定番です。

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神社仏閣で授与されたもの。

中尊寺の金襴華鬘しおりと高館義経堂のお守り、円通院の縁結びこけし、青葉神社の御朱印帳。

青葉神社の御朱印帳はカッコいいし大判で紙質も良いのですが2,500円、高いです~(^^;)
御朱印帳は1,000円位が相場で豪華なところだと1,500円~1,800円。
京都で随分豪華御朱印帳を見ましたが、2,000円以上のものは初めて。(でもカッコいいので買うという…)

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2018年8月12日 (日)

宮城・岩手旅行二日目

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朝食はホテルでバイキング。
UPするほどではないのですが記録という事で。

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一関から平泉に移動、最初に中尊寺です。
850年に創建を奥州藤原氏の初代清衡が再興したもの。
特別史跡で世界遺産。
参道の月見坂沿いにいくつもの御堂があります。
緑が多く良い感じ。

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弁慶堂です。
左の立像が弁慶その右手で座るのが義経。
弁慶はいくつかの僧兵のモデルがある架空の人物らしいのですが、祀る弁慶堂は立派です。

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中尊寺本堂です。

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先に宝物館の讃衛蔵で知識を得てから国宝の金色堂です。
コンクリ造りの覆堂内で撮影不可ですが、確かに金色に輝いていました!
工芸の粋を凝らした細工や海外から取り寄せた材料などなど見れば見るほど素晴らしく、奥州藤原氏の権勢と財力が偲ばれます。
そしてよくぞ900年以上も残っているものですね。

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金色堂を500年に渡って守ってきた旧覆堂と手前は松尾芭蕉像。
「五月雨の降り残してや光堂」と金色堂を詠みました。

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金色堂を降りたところに中尊寺蓮が咲いています。

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奥州藤原氏の四代泰衡の首桶に収められていた800年前の蓮の種から開花したものです。
普通の植物の種は一年経過でも発芽率が下がるのに蓮の種の寿命は驚異的に長い!
中尊寺は見どころが多いです。

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中尊寺だけでお昼になってしまいました。
地元名物の餅とわんこそばでランチです。

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今度は高台にある義経堂こと高館です。
源義経の館があったところで終焉の地です。

特に義経ファンではないのですが、鞍馬の義経堂と平泉の義経堂の両方を訪れてしまいました。
いくつもの大河ドラマで舞台になったので感慨深いです。

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義経堂の傍から見た風景。
これまた松尾芭蕉が「夏草や兵共が夢の跡」と詠んでいます。

右側に見える山を京の東山に見立てていたそうで大文字もあります。

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無量光院跡です。
奥州藤原氏の三代秀衡が建てた平等院を模した寺院があったところで今は礎石などが残るのみ。
特別史跡で世界遺産です。

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毛越寺です。
こちらは850年の創建を奥州藤原氏の二代基衡と三代秀衡が再興したもの。
特別史跡で世界遺産です。

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毛越寺といえば浄土庭園。
こちらは特別名勝。特別史跡との二重指定です。

ということで国の二重指定(特別名勝・特別史跡)と三重指定(特別名勝・特別史跡・重文/国宝)は全て見たことになります。
因みに二重指定は平城京・小石川後楽園・旧浜離宮・毛越寺。
三重指定は金閣寺・銀閣寺・醍醐寺三宝院・厳島神社・一乗谷朝倉氏遺跡・平城宮だそうです。
平等院が三重指定じゃないのが不思議。

殆どが世界遺産なので行きやすいのですが、城ヲタ以外には一乗谷朝倉氏遺跡が、西日本の方には毛越寺が難関ですね。

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庭園内には遣水もあります。
こちらで5月に曲水の宴も行われるそうです。

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毛越寺に隣接してある観自在王院跡です。
奥州藤原氏の二代基衡の妻が建立した寺院の跡で特別史跡で世界遺産。
今は庭園跡が発掘復元されています。

都から遠く離れた平泉の地に浄土式庭園と平等院の様な建物がいくつもあったのですね。

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平泉郊外に移動し、達谷窟毘沙門堂です。
801年に征夷大将軍坂上田村麻呂がここを拠点としていた蝦夷を討伐した記念に建てたもの。
岸壁の岩屋に懸造で建てられています。
また、画面左側に磨崖仏が刻まれています。

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崖と御堂の境はこんな感じ。
ぴったりに加工されています。

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続いて厳美渓です。
伊達政宗も賛美したという名勝で天然記念物。

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荒々しい流れが渓谷を削ります。

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観光を終えて温泉です。

【平泉温泉 悠久の湯】

入湯料:500円
ロッカー:有(100円バック式)
ドライヤー:有
備考:ボディソープ、シャンプー

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今度は高速を使って再び仙台に戻りホテルにチェックイン。
仙台市街をふらふらして夕食です。

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もちろん牛タンも注文。
当たり前ですが、お店によって味つけや焼きが違って同じ牛タンでも食感が違いますね。

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2018年8月11日 (土)

宮城・岩手旅行一日目

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今年の夏休みは宮城・岩手に行ってきました。

出発がお盆の下りのピークの11日なので早めにと真夜中の1:30に出発。
しかし、皆さん同じことを考えるのか寝ずに出発したのか既に渋滞が始まっていました。
一応渋滞除けに常磐道-磐越道-東北道と走りましたが、東北道で本格的に渋滞。
最初に平泉まで行く筈でしたが、7時間を経過して仙台手前でまだ渋滞は続いているので仙台南ICで降りて旅程を変更し本来は三日目に行くはずの仙台に最初に行くことにしました。

まずは仙台城です。
お決まりの伊達政宗公の銅像はやはりカッコいい、ちょっと馬が華奢ですが。

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本丸跡から見た仙台市内。
想像していたよりも遥かに壮大なお城でした。
丁度50城目の100名城訪問です。

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本丸跡には宮城県護国神社があります。

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一応大手門脇櫓が再建されていますが、明治維新と戦災等で建物が失われているのが残念。
しかし、とにかく壮大なお城です。

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次に伊達政宗の霊屋の瑞鳳殿です。

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桃山様式の豪壮華麗な霊屋です。
元は国宝指定でしたが戦災で失われてしまい1979年に再建したもの。
こういうのを見ると桃山文化の極地の聚楽第や伏見城はどれだけ絢爛豪華だったのだろうかと。

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境内には二代藩主忠宗の感仙殿や、三代藩主の綱宗の善応殿もあります。
これらも戦災で失われた再建。

そして資料館にある遺骨を元にした政宗・忠宗・綱宗の再現像がみどころ。

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大崎八幡宮です。
拝殿は伊達政宗の寄進による桃山様式の絢爛豪華なものが現存で国宝。
この日は夜にイベントがあって拝殿前にステージが造られていたので横から。
黒の漆地に金の飾りというのが実に華麗。

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仙台では牛タンを食べ比べようと思います。
ということでお昼も牛タン。
こちらは定禅寺通り沿いにあってシックでおしゃれなお店です。

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輪王寺です。
1441年の創建。
こちらは庭園が見どころです。

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四季折々に良さそうですが、初夏と秋が綺麗でしょうね~。

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枯山水もあります。

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青葉神社です。
1874年の創建、伊達政宗を祀った神社。

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手水もこんな感じで伊達政宗です。
御朱印帳ももちろん伊達政宗、騎馬像だったので当然購入しました。

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観光を終えて仙台近郊の秋保温泉へ。

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天守閣自然公園の中に日帰り温泉があります。
こちらは秋保氏一族の城跡ですが、天守閣はありませんでした。

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入湯料を払うと敷地内の庭園を鑑賞できます。
庭石の秋保石の産地という事で秋保石を活かした庭園や

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湯元小屋館跡を望む本格的な庭園があります。
かなり広く、庭園内に源泉も湧いています。

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散策に夢中で温泉施設の外観を撮り忘れました(^^;)
画像は湯ざめのかき氷。

【市太郎の湯】

入湯料:800円
ロッカー:有り(100円バック式)
ドライヤー:有り
備考:ボディソープ・シャンプー有り

木をたっぷり使った湯小屋が良い感じ。

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温泉の後は宿泊する一関へ。
しかし、まだ東北道が渋滞しているので下道で2時間(^^;)
ホテルにチェックイン後荷物を置いてやっと夕食を食べに行きます。

焼肉に

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岩手に来たので冷麺も。
スイカが入っています~。

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2017年8月15日 (火)

山形旅行三日目

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朝食はホテルのレストランで。
バイキングではなく選べる定食でした。

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朝から小雨模様の渋いお天気なので午前中は秘湯めぐり。
すれ違い困難なクネクネ道(対向車が案外多い)を延々辿って

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滑川温泉福島屋です。

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旅館が古い山小屋風でイイ感じ。
古いながらも肝心な設備は新しく改築しています。
複数ある温泉を行ったり来たりしながらのんびりできる所でした。

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温泉は内湯・露天とも日帰り入浴もすべて入れます。
岩風呂はちょうど女性専用時間で更に入れ違いで貸切状態に。
目の前に渓流が流れています。

【滑川温泉 福島屋】

入湯料:500円
ロッカー:棚のみ
ドライヤー:無し
備考:シャンプーボディソープは内湯のみ、源泉かけ流し、ケロリン

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更に急な道を奥地に進み

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姥湯温泉です。
景色が荒々しい~!
幸いに雨は止んできました。

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駐車場から吊り橋を渡ったり坂道を登って向かいます。

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【姥湯温泉桝形屋】

古い爆裂火口に温泉旅館が建っています。
ここに至るアプローチとこの風景を含めて印象度は今まで訪れた温泉の中ではNO.1です。
正に秘湯の宿。

入湯料:600円
ロッカー:棚のみ
ドライヤー:無し
備考:日帰りは露天のみ、石鹸類無し、源泉かけ流し

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お風呂の後は更に南下して福島県に入ります。
途中にあったJA直営の農産物直売所でお買いもの。
今は桃がいっぱい。

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併設の飲食店で軍鶏のつくね蕎麦で遅い昼食。

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最後に二本松城に寄ります。
1400年代に二本松氏により築城。
銅像は戊辰戦争時の二本松少年隊の悲劇を顕彰するもの。

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49城目の100名城訪問です。
100名城なんて絶対無理無理!と思っていましたがそろそろ半分、もしかしたらいけるかも?
でも残りは訪れにくい城が多いのですよね~。
余り100名城には拘っていませんが、ぼちぼち頑張ります。
お城巡りをしていると日本のいろんな場所を訪れる事になるので楽しいですね。

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二本松城は菊人形でも有名ですが、城内は美しい松が多いです。
復元整備も進んでいます。

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最後の〆の温泉は岳温泉へ。

【岳温泉岳の湯】

入湯料:350円
ロッカー:棚のみ
ドライヤー:無し
備考:石鹸のみあり、源泉かけ流し

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復路は磐越道経由の常磐道で。
流石に所々渋滞がありましたが、それほどの事は無く30分程のロスでした。
天気予報は悲観的でしたが、最終日に小雨交じり以外は好天に恵まれて、寧ろ首都圏よりも日差しが強くて暑かったです。

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山形でのお土産

日本酒や焼きふや冷やしラーメン、玉こんにゃくにさくらんぼ関連のものなど。

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福島でのお土産

やはり福島と言えば桃の様で街道沿いに桃畑がいっぱいでした。

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2017年8月14日 (月)

山形旅行二日目

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朝食はバイキング、眺めの良いレストランでした。

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チェックアウト後、山形から南下して上山城です。
1535年に築城され、現在の天守はコンクリの模擬天守ですが、庭園と相まってなかなか見栄えがします。
内部はよくある郷土資料館になっていますが、これがなかなかの充実ぶりで見ごたえがあります。
恐らく立地している上山温泉街のここが観光の中心となるのでしょう。

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天守最上階からの眺め、柵はまぁコンクリ城ですから頑丈で合理的と解釈します。
もちろんエレベーター完備。

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城下には武家屋敷街も残っています。

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現在でも実際に居住しているお屋敷も。
茅葺屋根や文化財を維持するのは大変な努力でしょうね。

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続いて、上山温泉街を散策。
大型の旅館もあり結構な規模の温泉街です。
山形新幹線のかみのやま温泉駅もあります。

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よくある話ですが傷ついた鶴が肢を浸して癒していたことが由来の温泉で、こちらが源泉。
足湯もあります。

温泉の由来は傷ついた鶴とか鷺とか鹿が多いですよね。
一番よく聞くのが鷺、珍しいところでは狼とか。
犬・猫・猿とかは聞かないなぁ。猿が入る温泉はありますが。

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散策途中にあった下大湯に入湯。
その昔、沢庵禅師もここに入って癒されたそうです。

【上山温泉 下大湯】

入湯料:150円
ロッカー:有り
ドライヤー:無し
備考:石鹸類無し、洗髪料金別(100円)、かけ流し、ケロリン

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上山温泉街を後にして再び南下。

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米沢に到着、まずは上杉伯爵邸です。
大正時代に米沢城二の丸跡に上杉伯爵の屋敷として建てられたもの。
現在は上杉鷹山ゆかりの「かてもの」という食事ができる施設となっています。

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昼食は献膳料理、郷土料理で解説も添えらえています。

上から、米沢牛の芋煮、ぶどうの寒天、鯉のことこと煮
紫蘇巻き、冷汁、塩引寿司
うこぎご飯、おみ漬け+味噌汁

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食後は米沢城を散策です。
1238年に築城、現在では上杉神社があり城らしさは掘位ですが、伊達政宗がここで生まれ、その後上杉家の居城となって人気武将縁の城という事でか訪問者はびっくりするくらい多いです。

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城内には石碑や銅像が沢山。
上杉鷹山の銅像は二つ(+上杉伯爵邸にも更に一つで計三つ)あり一番立派、次いで米沢城には居住したことがありませんが上杉神社の御祭神の上杉謙信の像や大河ドラマに合わせて作られたと思われる上杉景勝と直江兼続が並んだ像も。
米沢城で生まれ、前半生をここで過ごした伊達政宗はなぜか銅像がありません。

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宝物殿の稽照殿に入ります。
上杉家の宝物が納められていますが、上杉謙信の愛用の品々や各地にあるレプリカ愛の兜の本物はこちらにあり必見です。

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散策後はうこぎソフトで一息。
ほんのりヨモギっぽい味です。

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米沢城の堀では蓮が花盛りでした。
米沢城はフラットなお城なので一般の観光客が散策しやすいでしょうね。

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続いて小野川温泉へ向かいます。
小野小町が父を訪ねて京から東北へと旅した際に発見したというのがその由来。
女性が温泉を見つけたという由来は珍しい。
また、伊達政宗も湯治したという温泉です。

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田んぼアートを行っていたので鑑賞に。
若き日の伊達政宗だそうです。

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続いて温泉へ。
川沿いに露天風呂のみがあり初夏には蛍も舞うそうです。

【小野川温泉 小町の湯】

入湯料:200円
ロッカー:棚のみ
ドライヤー:無し
備考:石鹸類無し、源泉かけ流し、ケロリン

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温泉街中心にある方にも。
こちらは小野川温泉のシンボルの様子。

【小野川温泉 尼湯】

入湯料:200円
ロッカー:棚のみ
ドライヤー:無し
備考:石鹸類無し、源泉かけ流し、ケロリン

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休憩がてら山形名物の玉こんにゃくを

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米沢のホテルにチェックインして夜食は米沢牛です(^^)

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