本日のぐるっとパスは東京都現代美術館から。
こちらは都立の施設なのでオリンピック期間中は手荷物検査があります。
まずはぐるっとパスとは別の展示の「もしも東京」展。
完全予約制ですが無料、撮影可という有り難い展示。
1時間刻みの予約で、通常だと予約した時間以内に入場すれば退出時間は任意が多いのですが、この「もしも東京」展は予約した1時間以内が観覧可となります。
漫画家20名が描く20の東京というテーマ。
もし東京がこうだったら、という話があったり作家自身の東京の思い出だったりと色々、イラストが展示というものもありますが、ストーリーのある小作品があったりとバラエティに富んでいます。
ごく一部をご紹介。
まずは目的はこれ、萩尾望都の「江戸~東京300年マーチ」。
エドガーとアランがこてこての東京見物をしています。
このイラストが描かれたタイミングがわかりませんが、東京タワーが虹色だったり、歌舞伎の暫が描かれたりとTOKYO2020の開会式を予知?(^^)
他の作家さんもそうですが生原稿って美しい…。
浅野いにおの「TP」
変わり果てた渋谷の町での恋、当事者二人は実は…という話。
最後まで読み進めて愕然とします。
松井優征の「東京の脅威とギンギンの未来」
いやぁ馬鹿馬鹿しいけど確かに変形しそう(^^)
東京都は安泰ですw
黒田硫黄の「天狗跳梁聖橋下」
御茶ノ水の聖橋の下を天狗が舞う作品ですが、これが大きな屏風なのです。
素晴らしい描画力!
太田垣康男の「the next day」
アシスタントとして上京して漫画家の師と出会った作者自身の話。
岩本ナオの「海が見える大井町」
京都の藤森神社と伏見稲荷の若い神達が修行の為に東京へ来て恋を語らう話。
個人的にはこの作品が一番印象に残りました。
ちゃんと競馬の神である藤森神社の特性を活かしているし。
この作品、藤森神社に奉納したら喜ぶかも?それとも伏見稲荷とは「土地を返せ」というのがお約束の仲なので恋をするのは微妙かな?(^^)
他の作家の作品も見応えあって、無料なのは有り難すぎます!
お勧めです。
グッズはクリアファイルとポストカードを。
展示は無料でしたが、グッズは通常の二倍と高価だったので絞りました(^^;)
続いてぐるっとパスの対象展へ。
MOTコレクション「Journals 日々、記す」
タイミング的には当然?オリンピックに関係する作品が多い。
これは大きすぎて画像だとディティールが分かりにくいのですが、リオ、東京、パリのオリンピックがテーマ。
これはオリンピックマーク入りのマクドナルドの紙袋をカットして作った木立。凄い。
3階は特別展示マーク・マンダース「保管と展示」でした。
コロナ禍で開催期間短縮になったマーク・マンダースの作品展が、作家や所蔵者の好意で作品返却まで展示するというまさに「保管と展示」。
大きくて脆そうな作品なので保管と展示に気を遣いそう(汗
深川めしでランチして
桜新町に移動。
今年度からぐるっとパスに新規対象になった長谷川町子美術館です。
「サザエさん」で有名な長谷川町子は姉妹で美術品コレクターでそのコレクションの美術館。
美術館として本格的でビックリしました。
企画展は「深く息を吸って-緑の世界」
美術館鑑賞後は道路を挟んだ対面にある長谷川町子記念館。
サザエさんの世界が再現、紹介されています。
懐かしいですね。
作品のデータベースも。
企画展は「いじわるばあさん」でした。
本日のぐるっとパスで無料になった入場料は、東京都現代美術館が500円、長谷川町子美術館が900円で計1,400円。
累計で24,400円。
桜新町に来たので駅の反対側の馬事公苑に行ってみます。
というか、本当はオリンピック観戦のついでに長谷川町子美術館に来る予定でした。
無観客なので馬事公苑周辺は警備の警察官とボランティアや関係者たちのみ。
ぐるっとバリケードで覆われていて内部は殆ど見えません。
一番見えたのが弦巻門から。(今も同じ名前かな)
右に見える観客席はオリ・パラ終了後に解体されるそう。
ここからオリンピック馬術観たかったな~。(未練がましい)
日本人選手の登場するジャンプオフが観られる筈だったのに…。
正門に回るとこちらはガードが堅くてよく見えず。
けやき広場には馬術のピクトグラムがあったので記念撮影しました。
無観客になったのでグリーンチャンネルで馬術競技を、観覧予定にはありませんでしたがJ:COMで近代五種(馬術が結構スリリング)をバッチリ録画出来たのは怪我の功名かな。
というか、総合馬術も障害馬術もバロン西の金メダル以来89年振りの入賞という快挙なのに和~な障害のニュースばかりで入賞のニュースをもっとして欲しい!そしてJRAは資金力で馬術を地上波放送してほしい!
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