2021年4月16日 (金)

あやしい絵展

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国立近代美術館で開かれている「あやしい絵展」に行ってきました。
コロナ禍の現在、海外からの展示品の輸送が難しい状況で国内の所蔵品で展覧会が行われているのですが、その中でも色々知恵を絞って企画されている様子。

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今回の展覧会はこの流し目の猫が案内してくれます。

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近代のあやしい絵がテーマで日本の作品が中心ですが、ミュシャやバーン=ジョーンズやロセッティも展示。

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ピアズリーの「サロメ」の挿絵も

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寡作の画家、青木繁のコーナーがあったのも嬉しい。

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横溝正史の「鬼火」も展示。
挿絵よりも文章の方があやしいと思ったりして。
描写の一部が検閲に触れて削除されたとか。
これは「新青年」掲載なので削除前のものかな。
マニア心をくすぐる~。

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週末は混んでいるらしいと聞き平日に訪れましたが、平日でもなかなかの入り。
「怖い絵」も人気でしたがこの手の(麗しい)怖い物見たさの展示は人の心をくすぐるのでしょうか。

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この作品は豊臣秀吉が甥の秀次を切腹させ、その妻妾30余人を京の三条河原で処刑したエピソードがテーマ。
最上の駒姫は真ん中で怯えている女性かな。

京都に住んでいる頃、三条河原に行くとこの話を思い出してどの辺りか考えたりしましたが、今の三条河原は繁華街であり市民の憩いの場、ウォーキングのスタート場所にもしばしばなったりするという(^^;)

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展覧会の一番人気はこの「幻覚(踊る女)」らしい。
作品保護のため展示替えもかなりあるようです。

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ところどころで猫がつぶやく都々逸が良い味を出しています。

実のところ今回はメイン処は「岡元神草の時代展」とかなり被っている(グッズも被っているのでダブらないよう気をつけました(^^;))のですが、今回は一部を除いて撮影可でしたし広い範囲の「あやしい絵」を沢山鑑賞できたし何度見ても良い絵は良いよねと言うことで満足でした。

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グッズはかなり力が入っていて豊富でした。

いつものようにクリアファイルとポストカード。
乱れ髪のイヤリング。

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乱れ髪イヤリング、なかなか良かったです。
実際につけると(自分の)乱れ髪に映えて光ります(^^)

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企画展示の後は所蔵作品展示へ。(これがボリュームがある)所蔵作品展示は春と震災10年で東北にちなんだ展示がテーマでした。

これは西行法師の「願わくは花の下にて春死なんそのきさらぎの望月のころ」から着想を得た「花下月影」という作品。
あやしい絵っぽい展示。

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岡本太郎の作品は第五福竜丸の被爆事件がテーマ。

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春の近代美術館を堪能。

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ランチをして帰宅しました。

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2021年4月 3日 (土)

ホキ美術館

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ホキ美術館に行ってきました。
こちらは予約制ですが、入場が一時間刻みなので気が楽です。
車でのアプローチが当然の場所で渋滞もあり得ますし。

チバリーヒルズのほど近くに建つ前衛的な建築の美術館で、収蔵作品は近年日本の洋画で流行のスーパーリアリズムの作品です。
スーパーリアリズムの流行はホキ美術館が作ったのか?はたまた上手く予兆を捕らえたのか?

企画展は開館10周年記念「ホキ美術館ベストコレクション展」。
写真のような、というか写真よりもリアルな大型作品がドカンドカンと展示。
どうやって描いたのだろうと見入ってしまいます。
定期的に訪れたくなる品の良い美術館ですね。

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ランチはこれも美術館内にあるレストランで。
食事目当てだけでもくるリピーターが多そうです。

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2021年2月19日 (金)

田村一村展

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「田中一村展」を観に千葉市美術館へ行ってきました。
田中一村は幼い頃から神童と呼ばれた才能ある日本画家でしたが中央画壇からは一線を画し生前は一度も個展が開かれる機会がなかったものが近年再発見されたものです。
50歳を越えて奄美に渡り、日本のゴーギャンとも生前の無名さから日本のゴッホとも言われています。

田中一村は千葉市美術館からもほど近い千葉寺に長く居住し、最大の支援者も千葉に在住、この度遺族からそのコレクションを千葉市美術館に寄贈されて既存の収蔵作品も合わせての展覧会です。

地元に縁のある画家だからか注目の画家なのか来場者が多く、平日なのに千葉市美術館の駐車場も満車(私は初めてです(^^;))で近隣の有料駐車場へ駐車して訪れるとコロナ禍もありますが入場制限がありロビーで40分程並びました。
入場してからも千葉市美術館でこんなに人が入っているのは近年初めてかも。人気のようです。

展覧会の内容は田中一村の最初期の作品(12歳で既に上手い!)から晩年の名作アダンの海辺まで130点+資料を展示。
充実の内容で、日本画ですが独特の描写と千葉時代の風景画や様々な作品(直書きされた帯、写真、絵付けされた皿etc.)を堪能しました。

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企画展の後は千葉市美術館コレクション名品選2020。

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エレベーターもアダンの海辺になっていました(^^)

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美術館内のレストランも満席で更に行列ができていたので諦めて外に出てお蕎麦でランチ。

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本日のお土産

定番のクリアファイルとポストカードです。
因みにグッズショップも行列でした。
色々と千葉市美術館では初めてだったのでびっくり!

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2021年1月15日 (金)

香りの器 高砂コレクション展

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パナソニック汐留美術館で開催中の「香りの器 高砂コレクション展」に行ってきました。
古今東西の香りに関する器や道具の展覧会で、高砂香料工業(株)のコレクションを中心に国内の美術館から特別出展が加えられています。

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展示の一部が撮影可になっていました。
ボヘミアンガラスの香水瓶たち。

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サムソンの香水瓶。

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こちらはわかりやすいウエッジウッド。

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香水瓶と言うには大きめなセーブル。

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ドーム兄弟。

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ガレの香水瓶。

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アールデコな香水瓶

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ラリックの香水瓶。

撮影可の物は近代のものが多かったのですが、他にも古代オリエントのものや日本の香道の道具類、源頼政由来の蘭奢待のかけらも展示してあったり、少数ですが絵画もあり香りに関する幅広い展示内容でした。
小さいながらも様々な香りに関する美しいアイテムを堪能できました。

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2020年12月19日 (土)

千葉県立中央博物館

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千葉県立中央博物館に行ってきました。

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目的はコレ、習志野隕石です。
今年の7月2日に関東・東海地方を中心に観測された大火球から飛行経路を解析して見事に発見されたものです。
色の違いは落下から発見までの日数経過の影響。
上野の科博と半々で展示している模様。

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2号隕石が落下して破損した屋根瓦も展示されていました。
凄い衝撃ですね。(所有は科博なのですね~)

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千葉県内地学の大ニュースとしてはチバニアン正式決定ですね。
手前の襖状の展示物は地磁気逆転地層のはぎ取り標本です。
て、どうやってはぎ取ったのだろう?

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中央の白い横向きプレートの辺りの帯が火山灰層でその上と下で地磁気が逆転しているそうです。
地磁気の逆転の時代が露頭して見た目にわかるというのが貴重なのかな。

千葉は他にも銚子の屏風ヶ浦や南房総の鋸山など地学的に面白いです。

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他にも近年発見された千葉石。
矢印の先にある結晶が千葉石で、水晶と同じ成分ですが内部に炭化水素ガス分子が含まれていて結晶の形が水晶とは違うそうです。

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千葉にナウマン象がいたとは知らなかった。

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アカニシという貝殻の成分が溶け出して貝殻中に方解石の結晶ができたもの。
こういうのミネラルショーで展示して欲しい(^^)

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展示は前半は地学・生物学的なものが多くミニ科博とう感じでテンション上がりました。
因みに後半は歴史(撮影不可)、自然と人間の関わり。

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来年は丑年ということで牛に関する展示も。
しかしバッファローの頭部の展示って…シュール(^^;)

予想外に楽しめた中央博物館でした。

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2020年12月11日 (金)

ミネラルショー2020

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今年も行ってきました東京ミネラルショー。
新型コロナの影響で大手の海外業者が殆ど来ていないという寂しさ、そして密を避けるために入場制限も有り、例年4日間通し券で800円ですが今年は日時指定で一コマ4時間の完全入れ替え制で900円(システム手数料220円込みですが)と高額です。
もちろん初日の最初の時間を予約。

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となると当然入場開始の時間に来場者は集中します。
開場前から長蛇の列、そして入場すると一斉に回遊、買物と行動パターンが同じになるので実にやりにくい…。

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初日は平日なのでそもそも熱心な人が多いのですが、今年は更に本気率が高いというか。
人出は初日としては例年並み。
年配の来場者が例年より少なかったかな。

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今年はコロナの影響で世界中のミネラルショーが中止だそうで業者さんも仕入れ不十分だったかと。
お馴染み海外業者もいない、と言うことでお買い得商品不足です。
それでも東京ショーは年に一度のお祭りなので頑張って仕入れた商品や在庫品を大放出だったのだろうと思われます。

海外業者の隙間を埋めるためでしょうか?宝石ルースやアクセサリー屋さんが例年よりも非常に多かったです。

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因みに、東京ショーお馴染みの特別展示は今年は無し。
いつも無くてもいいやと思っていたけど、それはそれで寂しいですね。

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お馴染みの海外業者さんたちからメッセージも来ていました。
来年は正常な形だと良いなぁ。

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本日のお買い物

そんなわけでテンションがあがらずちょっとだけ。

クラスター(感染じゃ無くて鉱石)1個と馬の彫刻と今更なんとなく買ったルチルクォーツのブレスレット。
毎年買っていた鳥の彫刻も買い尽くしたし卒業、小さいけど馬の彫刻が見つかって良かった。

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クラスターはアポフィライト(魚眼石)です。
ギラギラの輝きが魚の眼に似ているとか。

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こちらは夫のお買い物。
アンモナイトの化石入り石(中央上)と三葉虫入りの石(右下)、スライス瑪瑙と本。

アンモナイトの石は1.5kgあるし、恐竜の本は2kg以上と重いのばっかり!(^^;)

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2020年11月 7日 (土)

魔法の手 ロッカクアヤコ作品展

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千葉県立美術館で開かれている「魔法の手 ロッカクアヤコ作品展」に行ってきました。

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ロッカクアヤコ氏は千葉市出身の現代アート作家。
海外を拠点に活躍していて日本の公立美術館としては初の大規模展覧会となります。

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筆などを使わず直接指で描いているそうです。

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作品は段ボールや白木の壺に描いたり

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クラフトっぽいのもあります。

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カワイイアートは国内よりも海外で評価されているそう。
といっても国内でも人気があるようで今回の展覧会のグッズショップは開館前から行列が出来るのでネット販売に移行したとか。
現地では見本のみ置いてありました。

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使用している絵の具類も展示されていました。

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ランチはお蕎麦を。

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2020年11月 6日 (金)

1894Visionsルドン、ロートレック展

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三菱一号館で始まった「1894Visionsルドン、ロートレック展」に行ってきました。

この展覧会は三菱一号館の開館10周年記念展で有り気合いが入っています。
元々のビジネスビル三菱一号館が竣工した年「1894年」を軸に三菱一号館のコレクションの中核のルドンとロートレックを中心に、同時代の印象派の作品や日本の作品も展示されるという盛り盛りな展覧会です。

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本日のお土産

クリアファイルとポストカード、500円ガチャガチャで出たヴァロットンのサコッシュ。

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ランチは東京駅で味噌カツ

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丸の内も随分人が戻ってきたようです。

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2020年10月30日 (金)

日展2020

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今年も日展を観に行ってきました。
会場は国立新美術館、数々の公募展が中止になる中日展が開催されたのは良かったです。

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まずは日本画。

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アマビエとか

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この辺りが今年らしいテーマです。

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カフェで一息入れて

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洋画です。
洋画は展示作品が一番多く、観客も多いのです。

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後半になると大型サイズの作品が二段でギッシリ展示。
観るのも体力勝負です。

近年の洋画はホキ美術館的な写実画が流行ですね。

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彫刻です。

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ペシャワール会の医師の方とか

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この辺りが今年らしい。

頭に刺さっているのは視聴率(または感染者の数)の様子。

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こちらは書。

裾野が広いからか飾る為のニーズがあるからか意外と来場者がいます。

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次は工芸美術。
工芸と一口に言っても陶芸や漆工芸、金属加工、織物等々多岐に渡っています。

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今年の文化勲章受章者の作品です。
実は結構好きなので毎回この方の作品の絵はがきを買っています。

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彫刻では?という作品もあるのですが、カテゴリーの違いはサイズと具象性でしょうか。

そんなこんなで休憩を入れて一日たっぷり鑑賞しました。

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本日のお土産。

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2020年8月14日 (金)

ピーター・ドイグ展

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続いて国立近代美術館に「ピーター・ドイグ展」を観に行ってきました。
近代美術館も日時指定の予約制ですが、前売りチケットや招待券を持っていると不要です。

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ピーター・ドイグ展は全作品撮影可。
一部作品撮影可は増えましたが、全作品可なのは気前が良いですね。

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ピーター・ドイグは今回初めて知りましたが、不思議な画風の画家です。
幻想絵画というか、色使いは綺麗なのですがちょっとぞくっとする絵が多いのです。
油絵ですが水彩画のよう。

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大きな作品が多いのでインパクトがあります。

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最後のコーナーはピーター・ドイグが町の上映会の為に描いた映画告知ポスター。
ご存じの映画がピーター・ドイグの手にかかるとこうなるのかと。
日本映画もチラホラありました。

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続いてMOMATコレクション展へ。
工芸館が金沢へ移転したからか工芸作品も展示されていました。

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近代美術館の夏といえば戦争絵画。

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ミニ企画展は「北脇昇 一粒の種に宇宙を視る」。

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北脇昇は京都で活躍した前衛画家だそうです。
前衛絵画はやや苦手ですが、この作家の作品は理論的でわかりやすく感じました。

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