2021年12月10日 (金)

東京ミネラルショー2021

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今年もミネラルショーの季節がやってきました。
昨年に引き続き、日時指定の入れ替え制です。
持ち時間は4時間と結構ギリギリ!一通り回るだけで終わってしまう(-_-)

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なので当然開場時間前について並ぼうと思ったら皆さん同じ考えの様で、30分位前に到着したのにビルの外まで行列が伸びていました(^^;)
10年くらいミネラルショーには通っていますが、初日(平日です)でこんなに並ぶのは初めて!

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今年は海外業者も少しだけ参加だったようですが、直前に新型コロナのオミクロン株の関係で外国人は入国禁止になったので店番を確保できたか滞在許可証があったブースはお店を開けたのかな。
それにしても今年もお馴染みの海外業者がいなくて寂しい&品不足です。

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今年もアンモライトとオパールは人気の模様。

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鉱石を使ったクラフトも。

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ローマングラス完品もあります。

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会場は盛況。
宝探し感覚で回りますが、石を見ているだけでお腹一杯になりますね。

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復活した特別展示は国内から。
「那須発!化石大集合~30万円前の古代化石湖にタイムスリップ~」

那須塩原の塩原温泉郷にあった古代湖の地層から発掘された化石群を展示。
現地にウォーキングで訪れたことがあります。

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話題の?軽石も売っていましたw
沖縄に漂着の大きめのもので1個500円、本当に軽いです。

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今年の戦利品

うっかり三葉虫の化石を購入、お買い得だったのですw

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購入順にご紹介

黄鉄鉱から水晶のクラスターが生えています。
秋田県で採集されたそう。
実物はキラキラ光っています。

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カラフルな淡水真珠のネックレス、バラして素材にしても良いかなと。

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で、三葉虫の化石。
衝動買い&不勉強なのでどういう形が良い三葉虫か悩みました(汗
モロッコ産だそうです。

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メノウの中にシトリンがぶら下がっているペンダントトップ。
ミネラルショーらしいかな~と。

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ついでに夫の購入品

二億六千万年前のペルム紀の色々化石入りの石を磨いた飾り皿。
裏も表もアンモナイト一杯。

楽しかったですが、来年は海外業者がもっと来られると良いですね。

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2021年12月 4日 (土)

古きを温め、侘び寂びを楽しむ城南五山

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JR東日本の駅からハイキング「古きを温め、侘び寂びを楽しむ城南五山」に参加しました。
目黒駅で受付後MAPを受け取りスタートです。

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目黒駅から品川駅にかけて城南五山と呼ばれる高台の高級住宅地を巡るウォーキングです。

まず最初は目黒駅近くが「花房山」。

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住宅街に入り「池田山」。
備前岡山藩池田家の下屋敷跡の池田山公園があります。

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紅葉真っ盛りです!

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高低差を生かした池泉回遊式庭園です。

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住宅街を通り

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ねむの木の庭です。
上皇后陛下のご実家の正田邸跡が公園になっています。

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一年中とりどりの花が咲くそうです。
上の段二種のバラはエンプレスミチコとプリンセスミチコ。

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桜の坂道を降りて

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桜田通りを進み

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雉子神社です。
徳川家光が鷹狩りをしていた際に白い雉が逃げ込んだことからその名があります。

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再び住宅街へ入り、清泉女子大学がある場所が「島津山」。

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坂を下りてマンションやオフィスの並ぶ道を歩き

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目黒川につくと御成橋公園です。

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目黒川沿いを歩きます。

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再び高台へ登り住宅街へ。

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翡翠原石館です。
駅ハイスポットではありませんが、石好きとしてはスルーできず入館します。

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糸魚川翡翠を始め世界の翡翠を展示した博物館です。
翡翠の巨大原石を配した翡翠庭園に

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総翡翠造りの翡翠風呂~!
ちゃんと給水してあるで風呂としても使えるそうです。

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翡翠のテーブルで紅茶を頂きました(^^)

翡翠の彫刻や他の鉱石、宝石も豊富に展示されていて来週のミネラルショーに向けてテンションアップ!

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スリランカ大使館の前を通って

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「御殿山」にある御殿山庭園です。
こちらも高低差を生かした庭園。

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江戸時代は桜の名所だったそうです。
こちらも紅葉真っ盛り!

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高低差を生かした滝というか噴水がとても良い感じです。

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JRを越えて一旦山手線の外側へ

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線路沿いを歩き権現山公園です。

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次は品川神社です。
関ヶ原の戦いへ向かう徳川家康が戦勝祈願をした縁でその後徳川家の庇護をうけたそうです。

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境内に富士塚があったので登ります。
子ども時代はここではありませんが富士塚が遊び場所だったので富士塚があると登ってしまいますw

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この富士塚は頂上が広い上に眺めが良く展望台としても優秀。

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北馬場参道通り商店街を歩き

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品川宿交流館です。
品川宿の情報発信とまちづくり活動の拠点だそうです。

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交流館の中に駄菓子屋があり駄菓子を食べて一息。
ハタチの龍馬のストラップは駅ハイ特典。

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続いて北品川商店街、北品川本通り商店街を進みます。
途中に東海道品川宿のメモリアルスポットもありました。

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五山最後の「八ツ山」にある八ツ山橋は旧作映画でゴジラが最初に上陸した地点。
もちろんシン・ゴジラもこちらに登場。

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再び山手線の内側に戻り線路沿いに歩いて

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品川駅でゴールです。
品川駅は新幹線も止まる巨大駅ですが、外側は駅内部からは想像がつかない割と地味な見た目ですね。
再開発をするのかな。

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本日の頂き物

目黒駅でティッシュと駅ハイ特典のストラップ。
翡翠原石館で頂いたガーネット入りの石です。

door to doorで25,656歩、16.67kmのウォーキングでした。

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2021年11月 6日 (土)

日展2021

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今年も日展に行ってきました。
国立新美術館です。

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まずは日本画から。

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今年らしい作品をいくつか。

マスクの上に座る猿、「去る時」だそうです。
マスクも日の丸っぽい。

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これは東京オリンピックのメインスタジアム。

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相撲がテーマですが、白い房の下に背筋ピン子さんこと溜席の妖精の姿が。
手前の力士は貴景勝?

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カフェで一息入れて

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続いて工芸美術です。
工芸というカテゴリーに余りにも広い種類で見ていて楽しい。

染色、布織物、刺繍、金属加工、ガラス細工、彫金、漆塗、七宝、陶器、木彫etc.etc.

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工芸美術のカテゴリーの中でハシビロコウが二作。
染色織物の作品と

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これは陶器だったかと。

工芸美術は余りにもバラエティーに富みすぎて…、あえて言うなら手工芸の延長上のカテゴリーかな。

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次は書。
書の見方はよくわからないのでアートとして鑑賞。
スタイルは様々ですが、漢詩や和歌が大部分。

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この辺りは今年らしい作品。
「青天を衝け」でも登場した平岡円四郎と渋沢栄一、渋沢成一郎の二人とのくだりですね。

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洋画です。
日展では一番作品数が多いカテゴリーで、鑑賞にも気合いが必要です。

が、割とテーマが狭い気がします。
妙齢の女性の肖像が一番多く、動物画、風景画、静物画…と続きます。
日展だからでしょうか描写も保守的。
個人的には保守的な描写は好きなのですが、余りにも似たような題材・描写が多すぎて。

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後半は100号が上下二段で続きます。
100号なんて普通の家だとキャンバスを置いて描くのも難しいのでは。

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馬の絵二作品が並んでいました。

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最後は彫刻です。
工芸美術との違いはほぼ等身大の大きさの彫像ということかな。
素材は色々です。
彫像という性格から仕方が無いのですが、女性の裸像が半分くらいですね。

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今年らしい作品は

アマビエならぬアマビコの像。

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タイトルもズバリ、「COVID-19」。
この作品は特選に入賞でした。

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お土産は例年どおりポストカードを。

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2021年10月22日 (金)

山梨・長野の城巡り 一日目

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コロナ感染者数も落ち着いてきたので、今のうちにと一泊で山梨・長野の城を訪れました。
山梨・長野は今までに何十回も訪れているのですが、自然の中にあるマイナーな城は見ていても街中の100名城は見ていなかったので落ち穂拾い的な城巡りです。

早朝に車で出発して渋滞回避、まずは武田氏館です。66/100城目。
武田信虎、信玄、勝頼三代の館跡で現在は武田神社となっています。
ここは門前を今まで何回通っていたことか(^^;)

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土塁など遺構が残っていて、西曲輪の北虎口は武田の城の特徴が現れているそうです。

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神社の裏側は大規模に掘り返されていて城跡の発掘調査が行われていました。

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次は甲府駅前にある甲府城です。67/100城目。
ここも何度も目の前を通っています(^^;)

中央本線に城が分断されていますが、こちらの城も近年復元整備が進んでいます。

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秀吉の家臣、浅野長政によって築城、その後徳川一門、続いて柳沢吉保に支配されます。
見所は東日本最大級という高石垣。

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門や櫓が次々と木造復元されています。
何分甲府駅前、山梨県庁や甲府市役所が目の前(というか元々城内)という場所柄、整備も順調そうです。

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甲府駅前で武田信玄公の姿を押えて

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急に冷えた日だったのでお昼はほうとうで暖まります。

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甲府に来たので山梨県立美術館を訪問。
ミレーコレクションで有名で「種まく人」「落ち穂拾い」もあります。
コレクション展のみを拝見しましたが、ミレーとバルビゾン派の作品がたっぷりで充実した内容でした。
コレクションのみで企画展が開けそうな勢いです。

人気があるらしくツアーバスも来ていました。

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美術館の外のバラ園は秋バラが盛り。

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甲州街道で諏訪まで移動。

高島城です。
続100名城ですが、こちらは行ければと言うスタンスなのでカウントしていません。

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元は諏訪氏の領地だったところに日根野氏によって築城、その後再び諏訪氏が支配しました。
天守は再建のコンクリ天守。

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内部は郷土資料や武具などを展示。

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諏訪湖畔にあるホテルにチェックインして荷物を置いて徒歩で片倉館へ。
1928年に竣工した洋風建築の温泉、片倉財閥の代表片倉兼太郎が社員と地域住民への福利厚生の為に建設。
国の重要文化財。
「テルマエ・ロマエ2」でも登場。

【片倉館】

入湯料:750円
ロッカー:有り(100円バック式)
ドライヤー:有り
備考:ボディソープ、シャンプー、リンス有り

この手の文化財な温泉は良く訪れますが、こちらは維持管理が良いのが特徴的。

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諏訪湖は夏の花火で有名ですが、例年9月金・土にオータム花火が開催されるそう。
今年はコロナ禍から10月金・土に開催。
片倉館休憩所テラスが入場者に開放されていて特等席で鑑賞できました(^^)

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夕食はぶらぶら歩いて鰻丼です。

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2021年10月16日 (土)

印象派・光の系譜展

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三菱一号館美術館で始まった「印象派・光の系譜展」に行ってきました。
チケットは日時指定制ですが、東京駅周辺美術館共通券では予約なしでOKでした。
共通券の残りは休館の続く出光美術館だけ!ですが、期限が2022年一杯に再延長されました(^^)

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今回はイスラエル博物館所蔵の印象派のコレクションを中心に69点。
その殆どが日本初公開です。
メインはモネの睡蓮、この作品は同じ構図で描かれた時間の違う作品が日本の美術館から2点参考出展されているのも見所。
時間が違うと光線の色合いと睡蓮の咲き具合が違います。

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ゴッホの作品も3点。

画家の代表作的な1級の作品はありませんが、印象派の作家の1.5~2級位の作品を満遍なく展示。
レベルとしてはポーラ美術館位な感じで、更に日本では初展示という目新しさが重要。

更にメイン処の部屋が撮影可というのも嬉しいです。

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展覧会は始まったばかりですが、なかなかの賑わいです。

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本日のお土産

クリアファイルとポストカード

今回の美術展の発見はレッサー・ユリィ。

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美術館の外は秋のバラが満開でした。

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美術鑑賞後のランチはイタリアンです。

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2021年9月25日 (土)

ポーラ美術館コレクション展 甘美なるフランス

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Bunkamuraザ・ミュージアムで始まったポーラ美術館コレクション展「甘美なるフランス」に行ってきました。
箱根のポーラ美術館には行ったことはもちろんあるのですが、暫く訪れていないのでと。
しかし東京でポーラ美術館展って近すぎ、関西ならわかりますが。

ポーラ美術館は印象派のコレクションが日本最大級(数的にかな?)ということで、今回はその印象派をメインに近代までフランスで活躍した画家の作品を展示。
有名処は一通り押えられています。
合わせて描かれた時代(19~20世紀)の美しい化粧道具も展示。

絵のテーマも展示内容も女性好みに仕上がっています。
従って客層も女性がメインでした。

美しい見やすいサイズの絵が多く、癒やし系の展覧会でした。
Bunkamuraや三菱一号館にぴったりな内容。
入場は30分刻みの予約制です。

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本日のお土産

ルノワールは良くグッズを買っているしポーラには既訪なので手持ちのグッズを前日に確認(^^;)
案の定ルノワールのクリアファイルは購入済みだったので今回はポストカードとタオルハンカチです。

グッズは通常のものと今回はスヌーピーのコラボグッズもありました。

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ランチはブラッスリーで。
行列ができていたので予約して良かったです(汗

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2021年9月18日 (土)

ゴッホ展

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台風接近の雨の中、東京都美術館で始まったゴッホ展に行ってきました。
もう何度目のゴッホ展でしょう?(^^;)
フェルメール展、ゴッホ展、ルノワール展、印象派展多過ぎ。

これも30分刻みの日時予約制、画期的なのはこちらの日時指定は2度迄予約を変更できること。
台風が来たので翌日に予約変更しようとしたら既に一杯でした。人気がある様子。

オランダのクレラー=ミュラー美術館のコレクションと一部ファン・ゴッホ美術館からも来ています。
コロナ禍で現状の美術展は国内所蔵作品で手を替え品を替え回している物が殆どで、海外からの美術展は延期や中止が多い中、久々の大型展です。
料金2,000円と高めですが、納得の内容です。

メインは「夜のプロヴァンスの田舎道」、他にもゴッホの良作が多数展示。
クレラー=ミュラー美術館は「夜のカフェテラス」や「アルルのはね橋」も所蔵されていますが、これは交渉が纏まらなかったのでしょうかグッズ展開のみでした。
この2点が来ていたら鑑賞料金が3,000円くらいになりそう(^^;)

いずれにせよゴッホの油絵28点、素描・版画など20点と初期から最盛期まで大量展示。
他にもゴッホが影響を受けたと見られる印象派の作品や、ゴッホと関係は余り無いですが怖い絵でお馴染み、ルドンのキュプロクスも展示されています。
久々に充実の展覧会でした。
ゴッホの作品に惚れ込んでコレクションをしたへレーネ・クレラー=ミュラーの乗馬写真も展示されていましたが大変素敵!(^^)

ところで日時予約制の展覧会は空いていて楽々鑑賞、という印象がありますがこのゴッホ展は割と枠内に人数を入れているようでかなり混んでいました(^^;)

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本日のお土産

定番のクリアファイルとポストカード

大型展らしくグッズ展開はかなり豊富。
コラボキャラはサンリオのシナモンロール。ビックリマンチョコも(^^;)
音声ガイドもそうですが、新しい層を美術鑑賞に誘う狙いなのでしょうか。
とりあえずグッズコーナーも盛況でした。

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2021年9月11日 (土)

ホキ美術館「永遠の人物画展」

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相変わらずの自粛生活継続中ですが、秋になりそろそろ…と美術館へ。
土気にあるホキ美術館です。
ご多分に漏れずこちらも事前予約制、でも1時間刻みなので気が楽です。

企画展は「永遠の人物画展」。
ホキ美術館は精密な写実絵画のコレクションで知られていますが、今回は人物画が中心の展示です。
こちらの写実絵画は写真よりも本物らしい作品揃いで、あまりにも精密でどうやって描いたのだろうと考え込んでしまう作品も多いのです。
ひたすら写実的な作品があったり、写実的であっても「絵画」であったり、アートとは絵画とは表現力とはと考えながら鑑賞します。

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美術鑑賞の後は付属のレストランでランチ。
いつもながらコスパの良い美しい料理に満足です。

こちらのホキ美術館と川村美術館はもっとポピュラーになって欲しい(ある程度有名ですが場所が厳しいので多くの人が訪れる動機付けに)割引で良いのでぐるっとパスに加入して欲しいですね。

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2021年8月 6日 (金)

東京都現代美術館→長谷川町子美術館→馬事公苑

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本日のぐるっとパスは東京都現代美術館から。
こちらは都立の施設なのでオリンピック期間中は手荷物検査があります。

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まずはぐるっとパスとは別の展示の「もしも東京」展。
完全予約制ですが無料、撮影可という有り難い展示。
1時間刻みの予約で、通常だと予約した時間以内に入場すれば退出時間は任意が多いのですが、この「もしも東京」展は予約した1時間以内が観覧可となります。

漫画家20名が描く20の東京というテーマ。
もし東京がこうだったら、という話があったり作家自身の東京の思い出だったりと色々、イラストが展示というものもありますが、ストーリーのある小作品があったりとバラエティに富んでいます。
ごく一部をご紹介。

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まずは目的はこれ、萩尾望都の「江戸~東京300年マーチ」。
エドガーとアランがこてこての東京見物をしています。
このイラストが描かれたタイミングがわかりませんが、東京タワーが虹色だったり、歌舞伎の暫が描かれたりとTOKYO2020の開会式を予知?(^^)

他の作家さんもそうですが生原稿って美しい…。

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浅野いにおの「TP」
変わり果てた渋谷の町での恋、当事者二人は実は…という話。
最後まで読み進めて愕然とします。

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松井優征の「東京の脅威とギンギンの未来」
いやぁ馬鹿馬鹿しいけど確かに変形しそう(^^)
東京都は安泰ですw

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黒田硫黄の「天狗跳梁聖橋下」
御茶ノ水の聖橋の下を天狗が舞う作品ですが、これが大きな屏風なのです。
素晴らしい描画力!

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太田垣康男の「the next day」
アシスタントとして上京して漫画家の師と出会った作者自身の話。

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岩本ナオの「海が見える大井町」
京都の藤森神社と伏見稲荷の若い神達が修行の為に東京へ来て恋を語らう話。

個人的にはこの作品が一番印象に残りました。
ちゃんと競馬の神である藤森神社の特性を活かしているし。
この作品、藤森神社に奉納したら喜ぶかも?それとも伏見稲荷とは「土地を返せ」というのがお約束の仲なので恋をするのは微妙かな?(^^)

他の作家の作品も見応えあって、無料なのは有り難すぎます!
お勧めです。

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グッズはクリアファイルとポストカードを。
展示は無料でしたが、グッズは通常の二倍と高価だったので絞りました(^^;)

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続いてぐるっとパスの対象展へ。
MOTコレクション「Journals 日々、記す」

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タイミング的には当然?オリンピックに関係する作品が多い。
これは大きすぎて画像だとディティールが分かりにくいのですが、リオ、東京、パリのオリンピックがテーマ。

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これはオリンピックマーク入りのマクドナルドの紙袋をカットして作った木立。凄い。

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3階は特別展示マーク・マンダース「保管と展示」でした。
コロナ禍で開催期間短縮になったマーク・マンダースの作品展が、作家や所蔵者の好意で作品返却まで展示するというまさに「保管と展示」。
大きくて脆そうな作品なので保管と展示に気を遣いそう(汗

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深川めしでランチして

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桜新町に移動。
今年度からぐるっとパスに新規対象になった長谷川町子美術館です。
「サザエさん」で有名な長谷川町子は姉妹で美術品コレクターでそのコレクションの美術館。
美術館として本格的でビックリしました。
企画展は「深く息を吸って-緑の世界」

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美術館鑑賞後は道路を挟んだ対面にある長谷川町子記念館。

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サザエさんの世界が再現、紹介されています。
懐かしいですね。

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作品のデータベースも。
企画展は「いじわるばあさん」でした。

本日のぐるっとパスで無料になった入場料は、東京都現代美術館が500円、長谷川町子美術館が900円で計1,400円。
累計で24,400円。

桜新町に来たので駅の反対側の馬事公苑に行ってみます。
というか、本当はオリンピック観戦のついでに長谷川町子美術館に来る予定でした。

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無観客なので馬事公苑周辺は警備の警察官とボランティアや関係者たちのみ。
ぐるっとバリケードで覆われていて内部は殆ど見えません。
一番見えたのが弦巻門から。(今も同じ名前かな)
右に見える観客席はオリ・パラ終了後に解体されるそう。

ここからオリンピック馬術観たかったな~。(未練がましい)
日本人選手の登場するジャンプオフが観られる筈だったのに…。

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正門に回るとこちらはガードが堅くてよく見えず。

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けやき広場には馬術のピクトグラムがあったので記念撮影しました。

無観客になったのでグリーンチャンネルで馬術競技を、観覧予定にはありませんでしたがJ:COMで近代五種(馬術が結構スリリング)をバッチリ録画出来たのは怪我の功名かな。
というか、総合馬術も障害馬術もバロン西の金メダル以来89年振りの入賞という快挙なのに和~な障害のニュースばかりで入賞のニュースをもっとして欲しい!そしてJRAは資金力で馬術を地上波放送してほしい!

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2021年7月10日 (土)

TOKYO2020JRA馬術→三井記念美術館→ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション→国立映画アーカイブ

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オリンピックが無観客になったので?せめてもとJRAの馬術紹介イベント、TOKYO 2020 JRA馬術に行ってきました。
乗馬をされない方は何故競馬のJRAが乗馬?と思われるかも知れませんが、誤解を恐れずに言えば日本乗馬界はJRAあっての世界なのです。
前回と今年のオリンピック馬術の会場もJRAの施設である馬事公苑、もちろん選手も選出されています。

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今回、オリンピックでの馬術競技の紹介イベントで記念撮影コーナーや

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移動式トラックで総合馬術のVR体験も出来ます。
椅子がぬるい駈歩のように動き障害をジャンプしたり水がかかったりという体験ができます。
お金かかっていますね~。

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記念に色々馬術グッズも頂けました(^^)
このマスクをつけて障害馬術観に行きたかった…。

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メトロリンクで日本橋へ移動。
三井記念美術館です。オリンピックモードでエントランスが普段よりも華やか。
三井記念美術館は今年後半は改装のため閉館するのでぐるっとパス対象ではありません。
昨年から持ち越しの東京駅周辺美術館共通券で入館。

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館内は巨大な金メダルの記念撮影コーナーがありました。
あちこち都内を巡った中では日本橋周辺が一番オリンピックに向けて力が入っていましたね。
しかし日本橋を通る筈だったマラソンが東京から外されて力の入りようが切ないです。

さて、企画展は「自然が彩るかたちとこころ」、東洋と日本美術に表された様々な自然の姿をテーマにコレクションの中から選りすぐりの名品を展示。
白眉は丸山応挙の雪松図屏風と志野茶碗の国宝二品。
鉱石を配した月宮殿蒔絵水晶台にも心惹かれました。

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ランチで一息入れて

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メトロリンクで水天宮まで移動、ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクションです。

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企画展は「南桂子生誕110年記念 蝶の行方展」です。
浜口陽三の妻の南桂子の作品の展覧会で、今回は身につけていたアクセサリーも展示されていました。
流石アーチストの選ぶアクセサリーと言った感じでとても個性的(^^)

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更にメトロリンクで京橋へ。
国立映画アーカイブです。

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企画展示は「SCREENを飾ったハリウッド・スターたち」。
今年創刊75周年を迎えた映画雑誌のSCREENの展覧会です。
撮影可なのも嬉しい(^^)

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SCREEN誌を飾ったスター達の写真や記事やサインなどを展示。
ナタリー・ポートマンの振袖姿が可愛い。

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クイン先生も美しい、「ある日どこかで」の頃でしょうか。

本日のぐるっとパスで無料になった入場料は、ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクションが600円、国立映画アーカイブが250円の計850円。
累計で20,900円です。

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